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地域にとけこみ新しいコミュニティをつくったり、もともとあるコミュニティを元気にしたり…。地域やまちに関わる仕事をする人は、どうしてその仕事を選んだのでしょうか?これまでの取材の中の言葉から、「地域デザイン」「まちづくり」の仕事が見えてきます。
この仕事は決して華やかではなく地域で「普通に暮らす」ことをつくる仕事です。
私たちは、私たちが関わらなくなってもその場所や活動が地域の方々によって継続していくことをゴールにしています。うまく表現できないんですけど単純な「賑わい」という言葉と、 私たちがイメージするまちづくりは違うんですよね。
すてきな建物や気持ちいいコミュニティにはそのまちの伝統を受け継ぐ慣性力があります。
まちに関わる方はみんな個性が強いですから(笑)でも喧嘩やトラブルを乗り越えたあとに 人間関係がフラットになる瞬間があるんです。戦友のような関係になったときに、救われた気持ちになりますね。
地域デザイン・まちづくりの仕事に共通するのは、地域の人々という圧倒的な存在。お茶を飲みながら生活の中の話をすること、井戸端会議で困り事を聞くこと、地域の行事や取り組みを一緒につくりあげること…。形は違えどさまざまな形で、地域と人との信頼関係やお互いの理解が根底にある仕事です。地域の人たちが考える理想のまちをつくる。人が好きで、人の生活をよりよくしていく取り組みに興味があるなら、ぜひチャレンジしてみてください。