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ワヅカナジカン援農プロジェクト2019

農作業と共同生活を通して、かけがえのない3ヵ月を。

  • 2019/03/14 公開
  • 2019/04/22 更新

※ハローライフでの募集は終了してますが、
採用状況は各社に問合せください



田舎暮らしと農業。
長い人生、どう生活していくのか、いかに生きていくかを考える上で、一度は惹かれるキーワードではないでしょうか。

京都府和束町は、京都、大阪、奈良、滋賀の信楽からアクセスできる山間部の町。なにより鎌倉時代からのお茶の産地で、山肌に茶畑が並ぶ景色は日本遺産にも認定されています。日本全国ここぞという場所(関西なら嵐山や比叡山)に高級ホテルを運営する星野リゾートが、和束町でのホテル開業を発表したこともちょっとした話題になりました。

そんな和束町で、2014年からスタートした「ワヅカナジカン 援農プロジェクト」。
お茶農家の収穫時期にあたり人手が必要になる5月1日~7月30日の3ヵ月間、和束町に用意されたシェアハウスに住みこんで、お茶の収穫、運搬、工場作業などの農作業を行うという短期就農プログラムです。

過去5年でのべ76人が参加した「ワヅカナジカン」、いわゆる農家の住みこみバイトと何が違っているのでしょう。

ひとつはプロジェクトの発起人で、和束町にUターンして思いを持ってプロジェクトを進める山下 丈太(やました じょうた)さんとその活動を支援する和束町雇用促進協議会の存在。働く先となるお茶農家とのマッチングをはじめ、シフトの調整、和束の町との橋渡し役などを担います。見ず知らずの土地にたったひとりで乗りこんで…という住みこみバイトに比べると、ずいぶん仕事や土地にもなじみやすいはず。

(プロジェクト発起人の山下さんは、ワヅカナジカンに参加するみなさんをサポートします)


高齢化が進み、毎年100人ペースで人口が減っているという和束町ですが、その地域と農家をなんとか支えようとする山下さんの真摯な思いは、山下さんにインタビューした過去の募集記事で語られているので、そちらも読んでみてください。
そしてもうひとつ、各地から集まる仲間との“ひとつ屋根の下”での共同生活もまた、「ワヅカナジカン」ならではのユニークさ。

昨年までは、ひとつ屋根の下のみならず、男女別の相部屋生活でしたが、この4月には新しいシェアハウスが完成!今年から寝る部屋は完全個室になるそうです。しかも、夕食は地域のお母さんたちがつくってくださるんだとか。

(家賃+食事代(夕食+週3日のお弁当)で月30,000円×3ヵ月分が必要な費用。対して、給料は3ヵ月で40~60万円支払われる見込み)


というのがプロジェクトのおおまかな概要ですが、実際に参加した卒業生たちにとって、「ワヅカナジカン」での体験はどんな時間だったのでしょう。

ある同じ1日、3人の卒業生にビデオチャットで連絡をとって、「ワヅカナジカンで過ごした3ヵ月、どんな時間でしたか?」と聞いてみました。その日の3人の居場所は和束町、京都市内、そして沖縄の波照間島と三者三様。さまざまな人たちが参加して、同じ土地で同じ時間を過ごし、そしてまた、それぞれの人生が動きはじめるプロジェクトなんだと思いを新たにした取材となりました。


○1人目の声

「みんなで寝泊まりしていた2階の窓から見た、朝もやの中にのぼってきた朝日、満月の夜の景色なんかは、今でもなつかしく思い出します」

2期・2015年、3期・2016年に参加
中村 円香(なかむら まどか)さん /沖縄・波照間島から

現在、各地の農業バイトを巡りながら生活をしているという中村さん。「今は、波照間島でサトウキビ刈りの仕事をしています」と日本最南端の島からインタビューに答えてくれました。

→「ワヅカナジカン」参加までの時間
通っていた大学を中退。沖縄で半年間、ダイビングショップで働いた後、和歌山のみかん農家で収穫バイト。その和歌山で「ワヅカナジカン」1期生と知り合い、「きっと気にいると思う」と薦められたことから2期に参加を決めた。

(一番奥が中村さん。和歌山のみかん農家での写真)


・・・

中村さんは2年連続で「ワヅカナジカン」に参加しただけでなく、続く2017年、2018年の春も和束町へ。「ワヅカナジカン」参加中に勤務していた製茶場へ個人的に働きに行ったそうです。

最初に仕事をさせてもらった製茶所の方々がいい人たちで、また働きたいと思ったのと、やっぱり私は屋外で、お日さまの下で働くことが好きなんです。和束で忘れられないのは、お茶の新芽って、すごくきれいな色でぷりぷりしてるんですよ。それを間近に見られて、畑で味わう風とかもすごく気持ちがいい。それに和束のお水はすごくおいしいんです」
他の援農仕事も経験している中村さんだからこそ、個人で働きに行くことと「ワヅカナジカン」の違いも感じているのだそう。集団生活ならではの賑やかさと楽しさ、時にはひとりになりたいと思うこと。そのどちらも今となっては忘れられない時間でした。

「今でも和束で同じ時間をすごした友達とはときどき連絡をとっています。ちょうど第2期に参加したふたりが来週、結婚式を挙げるんですよ。プロジェクトの途中からつきあいはじめたふたりで、今、京都の宮津に移り住んでいて。そういうこともあるんだなと思います。私は、4年間、各地の農業仕事を続けてきたので、そろそろどこかに定住しようかなと思いはじめました。今のところ、候補地は岡山かな」


○2人目の声

「普通に就職して働いていたら絶対に経験できない、濃くて不思議な時間でした」

4期・2017年に参加
石田 祐介(いしだ ゆうすけ) /京都・河原町から

今は、和雑貨ショップの店頭販売員として、京都・河原町の商業施設で働いている石田さん。ちょうど仕事を終えたばかりの19時すぎ、当時を思い出しながら自分なりの言葉で話してくれました。
→「ワヅカナジカン」参加までの時間
家庭の事情から一人暮らしのための住居を探していた中で、ハローライフでの「ワヅカナジカン」説明会に参加。住む場所が用意されるのならという理由もあって、まったくの未経験から参加を決意。

・・・

マイペースに物事を進める石田さんは、「ワヅカナジカン」での作業に慣れるまでちょっと時間がかかったそう。そして、慣れてきたところで思いがけない怪我をしてしまいました。

「作業自体は単純なので決して難しいわけじゃないけど、感覚をつかむまで少し時間がかかりました。6月だったかな、裾刈り機という機械で作業していたら、それが指に当たってしまって…。1週間は安静にして、6月下旬からまた作業に復帰して、なんとか最後までやりきることができました」

(一番右が石田さん。確かに指に包帯を巻いている…)


「ワヅカナジカン」を終えた後は、一人暮らしの家探しからはじめて、その後、住宅提供型の就職支援プログラムで住まいと仕事を見つけ、現在にいたります。

「和束での体験と今やっている仕事では全然タイプが違っているので、自分の中ではどういう仕事が向いているのか、まだ探っているところです。和束では仕事の大変さも含めて、いろんな経験ができましたけど、やっぱり共同生活のことが印象的で。プロジェクトの最終日、自分が想像してたよりも寂しい気持ちになりました。財産というと言いすぎかもしれないけど、自分の中で何かが残っています」


○3人目の声

「意外と忙しいんだけど(笑)、そんな中でも、自分とゆっくり向き合う時間だったのかなと思います」

5期・2018年に参加
田内 未紗(たうち みさ)さん /和束町から

東京を離れて、田舎暮らしを考えていたという田内さんは、「ワヅカナジカン」に参加して、プロジェクトを終える頃には、すっかり和束町への移住を決意。現在は和束町に暮らしています。
→「ワヅカナジカン」参加までの時間
出身地の東京で、ハーブやアロマの専門店に約4年勤務。その後、セラピストとしてリラクゼーションサロンで働く中、お茶つみや田舎暮らしといった検索ワードから、「ワヅカナジカン」を見つけて参加を決めた。

・・・

田内さんは「ワヅカナジカン」に参加しながら、休日には移住先として検討していた京都の綾部や福知山まで、町の様子を見に行ったりもしていました。

「他の土地を見ることで、むしろ和束のよさを肌で感じました。和束は外から来た人を受け入れる懐の深さがあってとても居心地がよかったし、1ヵ月ほど働いてすでに受け入れてもらってる気がしていた和束で自分が暮らす可能性を探ったほうがいいのかなって。
それともうひとつ、和束町にはハーブ事業に力を入れている団体があって、お茶農家さんの休み期間にそこのお手伝いもさせてもらって、もう私はこの町にいよう! ってすとんと自分の腑に落ちたんです。第六感な感じですけど(笑)」

(隣町の笠置町にある、笠置寺の山頂にて。ワヅカナジカンの最後に、みんなでお出かけをしたんだとか)


「ご縁があれば和束の人と結婚してもいいくらい(笑)」と話すほど、すっかり和束に親しみ、現在、和束町活性化センターでハーブに関わる仕事をしている田内さん。その後も和束暮らしを続けているからこそ鮮明に記憶する、「ワヅカナジカン」の光景があるといいます。

「お茶つみの時期の和束は、ほんとに町全体がお茶の香りに包まれていました。そして、お茶の葉を刈る茶刈機の音。この匂いと音がすごく記憶に残っています。畑に出て仕事をさせてもらって感じたのは、農家さんの仕事ってほんとに尊いってこと。1年かけて育てた生命をありがたく収穫して、それをなりわいにしているって頭ではわかってるつもりだったけど、それまでちゃんと実感できてなかったなって
「ワヅカナジカン」での経験をみごとに活かして、現在の仕事にまでつなげている田内さんだからこそ、次のようなメッセージもとても実感がこもっているなと感じさせられました。

「ワヅカナジカンを通して、何を経験して、どんな選択をするかは人それぞれ。五感すべてで感じて、悩んで、考える、そんな時間になればいいのかなと思います
・・・

3人の中でそれぞれに流れる和束町での時間。
どんな仕事であっても、そこでの経験や過ごした時間は貴重なものですが、お茶農家さんと働く経験とそれにともなう3ヵ月の共同生活は、きっとかけがえのない時間となることでしょう。

「ワヅカナジカン」に応募すると、プロジェクトを進める山下丈太さんとの面談の場が設けられ、参加にあたっての希望と心構えをお互いに確認したうえで、参加することになります。(応募多数の場合選考あり)

3人の卒業生たちの声を読んで何かを感じた人は、その思いを山下さんに一度ぶつけてみてください。

【記事を読んで、ワヅカナジカンに興味が湧いた方はまずはぜひ説明会へ!】
ワヅカナジカン2019の説明会をハローライフで実施します。プロジェクトのより深い話を聞いたり、疑問や不安に山下さんがこたえてくれますよ。少しでも気になる方は、話を聞きに来るだけでも聞きにいらしてくださいね!(説明会主催:和束町雇用促進協議会)

<説明会実施日時> 3月20日(水) / 3月28日(木) 両日とも19:00~20:30
説明会の詳細はコチラ

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だれかに教えてあげてね

募集要項

企業名・団体名
ワヅカナジカン援農プロジェクト2019
募集期間
2019/04/20 〆切
募集職種
プロジェクト参加者
雇用形態
アルバイト
(5月1日〜7月31日まで、共同シェアハウスでの住み込みになります)
応募資格
・実施期間中に和束町に滞在する事が可能な20歳以上の男女。
・プロジェクトの主旨に賛同いただける方。
・共同生活において参加者同志で協調して暮らしていく事が出来る方。
・プロジェクトに対して前向きに取り組んでいただける方。
・申込時に確認して頂くプロジェクト要項に同意して頂ける方。
勤務地
京都府相楽郡和束町内の茶農家
(複数箇所の農家さんから、勤務先が決まります)
勤務時間
08:30〜18:00(休憩1時間あり)
農家さんによって多少の前後あり
給与
時給1,000円
※プロジェクト期間を通じて概ね400時間~500時間のワークあり。
プロジェクト参加費
・参加費:31,000円/月

【参加費に含まれるもの】
・3か月の滞在費用(シェアハウス賃料及び水光熱費)
・週5日の夜の食事(地元の食材を使った給食サービス)
・週3回の昼の宅配弁当サービス
・共同生活費¥1,000(ゴミ袋や洗剤などの生活用品)
・プロジェクト期間中に定期的に実施される交流ワークショップ費用
・滞在期間中のファームステイ保険
・滞在中に参加される皆さんのメンタル面も含めたフォローアップ全般

※共同生活費
プロジェクト期間中のシェアハウスでの消耗品やその他、皆さんの生活を快適にするために必要なものの購入などに使います。なお、共同生活費は参加する皆さんで管理して頂きます。
休日・休暇
平均週休2日(季節労働のため、連続勤務有り)
待遇
・ファームステイ保険完備
(シェアハウスでの共同生活のため)
・職場での労災保険あり
募集人数
8名
応募プロセス
1) まずは説明会に参加(可能な方は極力ご参加ください!)
関東圏でプロジェクトへのご参加をご検討いただいてる方で大阪会場での説明会参加が困難な場合は説明会参加フォームへその旨を記載ください。東京での相談会開催も検討しております。こちらは希望者に対して個別に日程調整させて頂き、ある程度人が集まれる日程での開催を予定しております。

2)説明会参加後、専用フォームよりエントリー後、電話によるヒアリング。

3)現地訪問にてヒアリングと現地案内をし、最終的な意志確認をします。
※会場は原則として現地にて実施していますが、遠方の方など、場合によっては電話でのヒアリングの場合もあります。

4)プロジェクト申込書を記入して、申込完了
※応募者多数の場合は、選考をさせていただきます。選考の結果もあわせてお知らせさせていただきます。

5)4月29日~30日 現地入り
※この際履歴書を持参願います。

6)5月1日よりプロジェクトスタート!!
WEBサイト
http://youandvillage.wixsite.com/wazukanajikan
メッセージ
不安なこと、聞きたいことがあればメールにてご連絡ください。
どんな些細な内容でも大丈夫です。
(返信には時間を要する場合がございます。予めご了承ください。)
Mail:wazuka.taiken@gmail.com

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