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一般社団法人藤堂高虎公顕彰会の求人サムネイル
2018.11.07 公開 2018.12.08 更新
一般社団法人藤堂高虎公顕彰会
型にはまらないワーク&ライフスタイルを。滋賀県甲良町の観光拠点を運営する仕事。

※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください



滋賀県東部にある、甲良(こうら)町。鈴鹿山脈の水系と、湖東平野の土地に恵まれた、自然豊かな場所です。

ここに、築100年の古民家を改装し、無料資料館とレストランを併設する観光拠点、「藤堂高虎ふるさと館・和の家(わのや)」が2017年5月にオープンし、甲良町出生の戦国大名である藤堂 高虎(とうどう たかとら)と甲良町の魅力を発信しています。
この「和の家」を運営しながら、その土台を活かし、自分のアイデアと行動力でさらに発展させてくれる専属の運営スタッフを募集します。いずれは店長になる道も!

# 自分のお店を持ちたいと考えている人
# 自分のしたいことを実現できる拠点を探している人
# 田舎暮らしに興味がある人
# 歴史や英雄伝が好きな人


はもちろん

# 1年の中で旅する期間、趣味にあてる期間がほしい人

にもぴったり。

甲良町の冬は雪が激しいため、1〜2月は和の家は閉館になります。その間、総務に関する仕事をすることもできますが、思い切って休むこともできます。

2ヶ月間、旅やウィンタースポーツに出かけたり、仕事の二足わらじや趣味に没頭など、ユニークなワーク&ライフスタイルが叶います。こんな働き方をできるのは、なかなかないチャンスなのでは…?
大阪からはなかなか通いづらい場所ですが、思い切って移り住むというのもいいかもしれません。住居探しの相談もできます。付近や彦根に住んでいる方にとっては、通いやすい職場です。高速を使えば京都から通うこともできます。


甲良町出身の戦国大名・藤堂高虎ってどんな人?「和の家」は、甲良町を知るきっかけになる場所。

和の家は、甲良町に来た人の多くが立ち寄る観光拠点。甲良町の魅力を発信する上で外せないのが、激動の戦国時代~江戸初期に活躍した、藤堂高虎。甲良町出身の戦国大名です。

(キャラクターになっていると親しみやすい…)


身長約190㎝の優れた体格で数々の武功を上げ、内政手腕も高く、城造りの三大名人にも挙げられる名将ながら、意外と知られていません。

「和の家」の理事を務める新前 喜信(にいまえ よしのぶ)さんに、藤堂高虎について教えてもらいました。

新前さんアイコン
「藤堂高虎は、『和の家』のある甲良町の在士(ざいじ)という地域で富や勢力を持つ一族の次男として生まれ、実力で徳川家康の重要な家来にまで登りつめた戦国大名です。

主君を7回も次々に変えたので、否定的に扱われることがありますが、評価してくれる将来性のある主君を選ぶことは、戦国時代には当たり前。現代社会の感覚にも近い生き方だと思います

たしかに…そう考えてみるとおもしろい。自分の力を試せたり評価してくれる場所を見極めていくということは、今を生きる上で必要な力かもしれません。よりよい就職先を求める私たちと似ていて、なんだか他人ごととは思えなくなってきました。

(和の家は、藤堂高虎の資料館にもなっています)


重用してくれた徳川家康や豊臣秀長には、彼らが死ぬまでまごころを尽くして仕えたとか。逆に反りが合わなかった織田信澄のもとからは自ら去るなど、若い時には主君を求めて流浪生活も送ったそう。

さらに、四国の宇和島城や今治城、三重の津城や伊賀上野城など数々の名城を築き、城ファンからも愛されています。特に石垣や堀は見事で、町の発展も意識していたとか。

(今治城。当時は海から堀へ直接船で入ることができる珍しい構造だったそう。日本三大水城の一つ)



新前さんアイコン
「高虎の旗印は、通称『三つ餅』。お餅のような白い丸が3つ並んでいます。由来は『白餅=城持ち』説のほかに、流浪時代に空腹のあまりタダ食いした餅屋の主人が、請求しないどころが旅費までくれたそうで、出世後に立ち寄り多くの銭を返したという説もあります。『出世払い』の語源になっているとも言われています」

おもしろい話がいっぱいですね!大河ドラマの主人公になれそうなエピソードばかり…!


新前さんアイコン
「藤堂高虎が大河ドラマの主人公になることは、僕たちの夢でもありますね(笑)」

そんな藤堂高虎の無料資料館でもある和の家では、高虎グッズも販売。甲冑を着て高虎なりきり体験や在士集落散策ツアーなども行っています。歴史好きにはたまらない職場になりそう…!
和の家は、観光客や地元住民向けのレストランも併設しています。取材前に食べた近江牛100%のハンバーグは、箸でおさえると肉汁が滴り、旨味が濃く柔らか。
特産の「こうら米」も甘く、野菜も瑞々しく、3種の手作り総菜付きにも家庭的な優しさも感じました。鈴鹿山脈から流れる水もすっとのどを通る旨さ。食事からも甲良町の魅力が見えてきました。


新前さんアイコン
「建物は築100年ほどの古民家を改装しましたが、黒光りする太い梁や広い土間は当時のままです。町内に巡らせた水路を家の中まで引き入れ、野菜洗いなどの生活用水として利用した『かわと』も残っています」

さらに和の家では、さまざまな体験プログラムを企画運営しています。昔ながらの炊飯体験、炭火であられづくり、かき氷づくり&自家製シロップの食べ比べ、米や野菜の収穫など、PRを始めたばかり。情報発信と共に、新しい体験も増やしたいと考えています。

新前さんアイコン
和の家は、甲良町を知るきっかけづくりの場だと思います。ファンを増やし、体験などで何度も訪れてもらい、関係人口を引き上げたい。その中で将来甲良町に住みたい人が出てくるといいなと思っています」



甲良町の魅力を発信する観光拠点の管理運営が仕事。町に溶け込むことが、成功への第一歩。


和の家での具体的な仕事内容について、館長を務める田中 良治(たなか りょうじ)さんにお話をうかがいました。

(和の家の館長である田中さんは、優しい笑顔が特徴の穏やかな方)


田中さんアイコン
「和の家の営業時間は10時~15時です。朝は9時に出社し、店内の掃除やのぼりを出すなど営業準備から仕事がスタートします。営業の始まる10時以降は、来館した方の対応をします。

レストランでは、料理運びやレジ打ちなどのホールを担当してもらいますが、忙しい時は調理補助をすることもあります。老人会の集会など団体の弁当をつくることもあります」
来館するお客様の目的は様々ですが、ニーズに合わせて利用してもらえるよう、和の家の管理・運営を全般的に担います。

他にも、お土産等の商品の仕入れ、メニューの考案、体験プログラムの企画運営、伝票の整理や経理、SNSでの情報発信など、マネジメントと売上アップのためにのあらゆることにチャレンジしてほしいんだとか。

田中さんアイコン
「普段は落ち着いていますが、団体予約が入ると忙しいですね。町内で藤まつりが行われる5月5日には行列ができました。

閉店は15時ですが、貸切レンタルスペースの利用者がある場合は、営業時間外も対応することがあります。火曜日と水曜日は定休日です」

現在は、田中さんを含め女性調理スタッフの2~3名体制で日々運営しています。調理スタッフの女性によると「スタッフ同士は仲が良く、和気あいあいとして、言いたいことが言える環境」だとか。田中さんは「忙しい時は何でも手伝ってくれる、本当に優しい人」なのだそう。
未経験でも真面目に仕事に取り組んでくれる方なら歓迎です。すでにあるこの場所や、地域ネットワークなどリソースを活用して、今はまだない取り組みや挑戦も出来るフィールド。「長く働いてもらえるなら、2年間でこの場所の伸びしろを探してもらい、3年目以降のマネタイズも任せたいですね」

SNSでの情報発信や体験プログラムの企画運営など以外にも、広報に力を入れたり、老人会や学校・旅行会社などへ営業にいったり、特産物の商品開発をしたり…。和の家の可能性を広げる活動は、いろいろとできそう。仕事を通していろいろな人と仲良くなれたり、地元住人・観光客の役に立てたり…やりがいや楽しさにもつながりそうです。
甲良町に馴染みのない人にとっては、町に早く溶け込むことが大きなカギになるように思います。田中さんは九州出身。就職のために20歳で滋賀に来て、甲良町在住の奥様と結婚しこの町に住むようになったそう。地元住民と仲良くなる秘訣も聞いてみました。

田中さんアイコン
自分から輪に入っていくことが大切ですかね。町の掃除やお祭りなどの行事に積極的に参加したりして、住人に顔を覚えてもらうと良いですよ。農業を手伝いに行ったり、町の役職などに立候補してもよいかもしれませんね」

都会暮らしにはない密な人間関係は、人によっては戸惑うと聞きます。しかし、町の道路がきれいに掃除され、大通りに花が飾られていているのを見ると、古き良き助け合い精神は大事だと思わされました。ちなみに「和の家」の看板や食器、家具などは、地元住人から寄付してもらったそう。田舎ならではの温かみと人情がそこにありました。


和の家のリソースを活用して、まちづくりを楽しもう。自分の好きな生き方・働き方も実現。

甲良町の観光拠点・和の家。その管理運営がおもしろそうと思う人はもちろん、この場所を使って自分のしたいことをしたいという人にもぜひエントリーしてほしいと感じました。なぜなら、和の家は「ここまでしかしてはいけない」と制限されている場所ではなく、「なんでも挑戦してみてほしい」と開かれた場所だから。

誰かが決めた型にはまることなく、和の家のリソースや勤務条件をうまく活用しながら、甲良町の魅力づくりを通じて自分の生き方を探求してみませんか?ユニークなワーク&ライフスタイルが待っています。

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Job description
募集職種
企業名・団体名
一般社団法人藤堂高虎公顕彰会(雇用主:ランドブレイン株式会社)
募集期間
2018/12/07 〆切
募集職種
藤堂高虎ふるさと館「和の家」管理・運営スタッフ
仕事内容
・「藤堂高虎ふるさと館 和の家」の施設運営
・藤堂高虎公を中心とした観光案内および関係団体との連携によるPR活動
・甲良町PRに向けた、体験プログラムの企画・実施
・施設の情報発信(①FacebookやInstagramのSNS、②広報紙の制作)
・飲食スペースでの接客、調理
・自治会活動など地域活動の支援

まずは、施設運営など基本的な業務から行っていただき、希望やスキルを考慮しながら、いずれは店長として施設運営全体のマネジメント・企画をお任せしたいと考えています。

▼1日の業務の流れ(例)
9:00~10:00 施設清掃、1日の業務確認(開館準備)
10:00~11:00 接客、電子媒体を通じた情報発信(10時施設開館)
11:00~14:00 接客(11~14時ランチ営業)※空き時間で休憩(1時間)
14:00~15:30 接客、関係団体との体験プログラムに関する連絡・調整
15:30~18:00 体験プログラムの企画・実施に向けた打ち合わせ、業務日報作成
雇用形態
パート・アルバイト
まずはパート・アルバイトから始めていただき、業務態度や業績に応じて正社員になっていただきます。
詳細は面談時にお伝えします。

※配属先は「和の家」を運営する一般社団法人藤堂高虎公顕彰会、雇用先は「和の家」の運営アドバイザーをしているランドブレイン株式会社となります。
応募資格
熱意のある方、未経験可、経験者優遇(一般的なパソコンの操作ができること)
自動車運転免許を所持し、実際に運転できる方
学歴、年齢不問
勤務場所
滋賀県犬上郡甲良町在士474
勤務時間
9:00~18:00(内、1時間休憩あり、原則、残業なし)
給与
月給15万円~(時給940円)
経験・スキル等を考慮し、面談の上決定します。
休日・休暇
週2日(休館日:火・水)、夏季休暇、年末年始休暇
6カ月勤務経過後の年次有給休暇日数5日
急なお休みにも対応します。
待遇
交通費支給(上限2,000/日)
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
採用予定人数
1名
選考プロセス
1)本サイトからエントリー後、
履歴書・職務経歴書を弊社までご郵送ください。
【送付先:〒522-0244 滋賀県犬上郡甲良町大字在士474番地 採用担当者宛】
※お送り頂いたものはお返ししておりません。

2)書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡。(書類到着から1週間程度)
3)お電話にて面談日時を相談の上、決定。
4)一次面談を実施。
5)面談の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定。
WEBサイト
http://wanoya.net/ (和の家)
http://www.landbrains.co.jp/ (ランドブレイン株式会社)
メッセージ
戦国大名 藤堂高虎公のふるさとである滋賀県 甲良町 在士地区の空き家を改修し、「藤堂高虎ふるさと館 和の家」として、甲良町の観光拠点と集落の憩いの場となるコミュニティビジネスを平成29年5月から事業展開しています。
「藤堂高虎ふるさと館 和の家」は、地元集落のシンボルとして、おくどさん(かまど)や水路を台所に取り込んだ「かわと」を整備し、伝統的な滋賀県の民家を再現しています。 このたび、当拠点施設の運営を行いながら、甲良町および藤堂高虎公のプロモーションや施設で実施する体験プログラムのコーディネートなど、幅広いサービス事業に従事する人材を募集しています。
また施設以外でも、イベントの考案・実施などを行っていただきます。
やりがいのある仕事ですので、熱意のある方、歓迎いたします。