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大阪府八尾市に本社・工場を置く株式会社シーズクリエイト。折込チラシを主力とした印刷物を数多く手がけ、企業や店舗の広報・宣伝を長年力強く支えています。

工場では5台の巨大な輪転機が稼働し、1日約2,600万枚（B4両面カラーチラシの場合）もの広報物が印刷されています。また、倉庫には上質紙や塗工紙などの巻取紙がいくつも積み上げられ、その大きさや高さに圧倒されます。印刷物によっては自社で印刷から加工、全国への発送まですべての工程を請け負います。

そして、シーズクリエイトを語る上で欠かせないのは、自社で取り組んでいる「地域活性事業」の存在。「印刷会社の本質とは？」という問いに長年向き合ってきた現会長が、「地域を豊かにすることで自社の豊かさを生んでいこう」という想いで2011年からスタートさせた取り組みです。

今回募集するのは、お客様が実現したい印刷物を形にしていく営業職。印刷物の完成の先にある「地域の豊かさ」や「人の幸せ」といった価値を実感できる仕事です。

「人と関わるのが好き」「仕事のやりがいを大切にしたい」「社会的活動への意識が高い会社で働きたい」そんな風に考える方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみて下さい。

営業スタイルは自由。「頼りになる同僚」とチームになって働ける環境

永手 優聖（ながて ゆうせい）さんは入社3年目の営業職。今回の募集で採用になると、永手さんは直属の先輩になります。

シーズクリエイトの営業職は、既存顧客営業と新規開拓営業を担います。社会人になってから営業職一筋でキャリアを積んできた永手さんに、シーズクリエイトの営業職の特徴やスタイルについてお聞きすると、「とても自由度が高い」と迷わず答えてくれました。

やりがいについてお聞きすると、笑顔でこう話してくれました。

シーズクリエイトが制作できる印刷物はチラシだけでなく、情報誌や商品パッケージ・大型看板・ラベルなど幅広いのが特徴。永手さん曰く、「利益が出てお客様が喜んでくれるものなら何をつくってもいいし、何をやってもいい」のだそう。案件ごとに任され、自分で営業スタイルを決めることができる自由度の高い働き方が楽しいと言います。

（個人のニーズに合った印刷物が求められるようになっていることから、7色のインキと幅広い印刷素材を使用したデジタル印刷機を導入。高品質かつ複雑なデザインの印刷物や小ロット受注にも柔軟に対応できるようになり、お客様に喜んでもらえることも増えたとか）

営業職の仕事は、お客様の理想の印刷物を形にするために、社内や社外に働きかけ制作進行しながら納品まで取りまとめること。お客様からの依頼対応、課題のヒアリング、紙質や色質など仕上がりについての打ち合わせ、提案、見積書の作成、印刷オペレーターや配送スタッフ・外部パートナーの調整といった、印刷物の発注から納品までの一連のコーディネート役とも言えるでしょう。時に起こるトラブルに対応することも…。

永手さんにとって営業部の同僚は「頼りになる存在」なのだそう。

営業職としての自分の仕事が、「地域の豊かさ」につながっている実感がある

永手さんは、結婚を機に「この先、家族に不自由をさせないように」との想いでキャリアアップを目指しシーズクリエイトに転職しました。

シーズクリエイトの営業職は自由な反面、「会社の顔」としての期待や責任も大きいですが、日々の仕事が自身の成長や達成感につながっていると言います。

（厚いパッケージの印刷や大型ポスターの印刷ができるかなど、特殊な印刷が可能なデジタル印刷機を扱う部署に、お客様のニーズについて相談することもあります）
（デジタル印刷機には、まだ海外で開発されたばかりで取り扱える人が世界的にも少ないインクがセットされていました。くじのスクラッチ部分に絵柄を印刷できるなど、類を見ない印刷物もつくることができます）

シーズクリエイトでは印刷の過程で出た製品にならない紙のリサイクルをはじめ、環境に配慮したインクや紙の使用を進めており、環境経営に積極的な印刷関連企業として「グリーンプリンティング認定」を取得しています。また、印刷過程で発生する余紙を八尾市内の幼稚園や保育園に提供。子どもたちの工作やお絵描きに使用されているそうです。

印刷会社の枠を超え、地域になくてはならない会社にする。営業職は、まるでコミュニティデザイナー

シーズクリエイトの「地域活性事業」を立ち上げたのは、現会長の宮城　正一（みやぎ しょういち）さんです。宮城さんが先代から社長業を継いだのは、2008年・リーマンショックの直後。日本経済が傾き始める中、「これからの印刷会社の役割とは何だろう？」と考え、行き着いた答えだったと語ります。

シーズクリエイトはこれまで、奈良へやってくる外国人向けのバイリンガルフリーペーパー『naranara』の制作、奈良の古民家をアーティストに開放するプロジェクト、八尾の魅力を発信するプロジェクト「YAOLA」の立ち上げなど20数件のプロジェクトに携わってきました。

（「naranara」は「奈良ならでは」をコンセプトに奈良の人々と一緒に制作し、奈良発祥の日本文化や町並みなどを外国人向けに紹介しています）

（八尾市の魅力を発信する「YAOLA」。工事現場の廃材を使ったものづくり体験教室の開催や、旭ポンズやどうぶつのりなど八尾発祥の商品を詰め合わせた「やおのオハコ」を開発）

現在では、「健康」と「環境」をテーマとした安全な食べ物の販売や講座、印刷物の発行を通して地域課題に取り組むプロジェクトや、ハウスクリーニングなどのコンシューマー事業も手がけています。地域活性事業に自ら手を挙げ携わる社員もいて、社内ベンチャーが起こることもあります。

（地域プロジェクト「どっこいしょ」では、子どもたちの農業体験、安全な食べ物の講座、有機農業を実践する農家やものづくり事業者への取材をまとめたフリーペーパーの発行、河内地区の生産者が作った「健康と環境に配慮した野菜・お米・ 日用品など」の販売も手掛けています）

宮城さんは、営業職を「お客様と直接関わるからこそ、地域の困りごとを一番にキャッチアップできる存在」として捉え、大きな期待を寄せています。

商品のセールスではなく、お客様の困りごとに向き合い、それらを解決していく仕事。印刷物を手にしたお客様の喜ぶ顔を目にしたり、地域の盛り上がりを感じられたとき、自分の仕事が確かに地域を豊かにしたんだと実感できるはずです。

印刷物を通じて、地域の豊かさをあなたの手で生み出してみませんか？ぜひエントリーを。