※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください
地方の過疎化や空洞化が叫ばれ、各自治体がまちづくりに奮闘しています。その中でも、滋賀県長浜市のまちづくりが注目されているのをご存じでしょうか。
市街地の居住者減少や空き家の増加などのまちの課題や社会傾向を正確に捉えた、デザイン性にも富む取り組みは、韓国など国外の人も視察に来るほどです。
その取り組みを行政やまちの人々と進めているのが、長浜まちづくり株式会社です。
「自由な発想と企画・粘り強い調整・親しみやすいデザイン」がモットー。さまざまな切り口で取り組みを前方後方からサポートするソフト面と、町家や路地・水辺の空間リノベーションといったハード面を丁寧に組み合わせながらプロジェクトを遂行しています。
これまで長浜まちづくりでは、シェアスペース「湖北の暮らし案内所どんどん」、コワーキングスペース「BIWAKO PICNIC BASE」、野外イベント「BIWAPIC PARK」などの企画・運営に携わり、長浜の人々や訪れる人々をつないでいます。
(ピクニックをテーマにした野外イベント。びわ湖のほとりが会場に。自然や生産者とひとをつなぎ、湖北の文化に触れることがコンセプト)
「まちづくり」「地域活性」「コミュニティデザイン」の分野で仕事を探している人にとって、長浜まちづくりの取り組みはとても魅力的ではないでしょうか。
長浜の人々と、これまでのものを大事にしながら地方のローカリティを育む。
(学生から社会人までの幅広い顔ぶれが、穏やかな日のピクニックを楽しむように出会い、アイディアを交換し、新しいことにチャレンジするきっかけになるコワーキングスペース「BIWAKO PICNIC BASE」でお話をうかがいました)風景プランナーの竹村 光雄(たけむら みつお)さんは、前職で都市計画のコンサル会社に勤め、担当していた長浜エリアに惹かれ移住。長浜まちづくりに転職し、数々のプロジェクトに携わってきました。
長浜には竹村さんと同年代の農家やデザイナー、建築家など1次産業から3次産業に携わる人々が多くいて、ともに長浜の未来を考えて歩んでいける出会いがあったそう。長浜の可能性や住民の関心事を、子ども世代からシニア世代と対等に情報交換できる環境があるのが素晴らしいといいます。
竹村さんがこれまで携わったプロジェクトの代表格として、2016年にオープンしたシェアスペース「湖北の暮らし案内所どんどん」があります。
地元のクリエーターや地域活性に関心のある若者たちがつながる場所をつくろうと、長浜まちづくりが中心となり、長浜市や商工会議所などのステークホルダーとともにオープンした場所です。すぐそばを流れる米川と八幡川が交わる場所にかかる「どんどん橋」と、長浜の町の戸を叩くノック音にちなんで「どんどん」と名付けました。
建物の中にはワークスペースやイベントスペース、キッチンがあり、世代や職業関係なく利用できるようになっています。
課題や人々のニーズを的確に捉え、次の時代につなぐ長浜をつくっていく。
長浜市は平成元年に第百三十国立銀行長浜支店(通称・黒壁銀行)を改装し、観光スポット「黒壁スクエア」をオープンさせました。歴史的建物の保全活用とガラス文化を中心とした商業、そして地元商店のリニューアルが進められ、わずか10年ほどで観光地として活気溢れるまちとなりました。
また、長浜市は大阪、京都、名古屋などの都市部まで1時間強で行けるほど好立地。シニア層の観光客を乗せた大型観光バスがツアーの途中で立ち寄ることで地元の商品がよく売れ、ますます商業が潤いました。
一方、市街地の居住者は減り、10年前は約90軒ほどだった空き家が対策を講じても120軒ほどに増加。さらにその後、新型コロナウイルス感染症により観光客が激減、テナントの撤退も相次いでしまいました。
そんな中、よく観光に来ていたシニア層がコロナ禍により減った反面、若年層が野外なら安心して過ごせるだろうと、琵琶湖近辺をサイクリングやツーリングしているところをよく見かけるようになったことに気づきます。
そして、長浜まちづくりは2022年より野外イベント「BIWAPIC PARK」の企画・運営を始めました。会場となる豊公園を整備し、「ピクニック」をテーマとしたフード出店、カヌー体験など琵琶湖を生かした遊びを企画し、多くの人々が訪れています。
長浜まちづくりは、いま長浜に来ている人や興味を持っている人のニーズを的確に把握し、次の時代の長浜をつくり続けているのです。他にも、人材確保に苦戦している製造業の企業に空き家の改修費用を負担してもらい、意欲的な従業員たちが理想のライフスタイルを叶える住まいとして提供する取り組みができないかと、現在試行錯誤しているんだとか。
「どうしたら良くなるか?」を考えるのが好き。子育てと仕事を両立するミカミさん。
ミカミユキさんは入社7年目。元々アパレルの企画デザインやECサイトの立ち上げに携わっていたという異業種からの転職です。なぜまちづくりに携わる会社に転職したのでしょうか?
「人と人をつなげるのが好き」だというミカミさんは、長浜まちづくりの取り組みに共感し入社。どんどんの日々の運営やBIWAPIC PARKの企画・運営などを手がけ、企画から関係者との調整業務、広報、制作などあらゆることをこなしていく姿はまるで「なんでも屋」のよう。
実に楽しそうな表情が印象的なミカミさん。アパレル会社時代から企画を考えたり、工夫したり、知恵を絞り出すことが好きなのだといいます。
ゴールを見据えながら、変化や難しさを前向きに捉えよう。仲間とともに「やってみよう!」と取り組める素直な人に来てほしい。
長浜まちづくりは現在、5名の社員と2名のアルバイトで構成されています。今回の募集では竹村さんやミカミさんのような企画営業職を募集します。
どういう人が長浜まちづくりに合うのでしょうか?
理想のまちに向かって「次はどうすればいいだろう?」と考えること、そしてワクワクする仲間と「こうなったらいいよね」と語り合い取り組めること、そんな土壌がずっと存在し続けていることが、まちづくりの完成形なのかもしれないと感じました。
長浜は観光名所はじめ、産業や自然、古き良き建物など、先人から受け継いだ尊い時間や価値が根付き、大切に扱われています。そんな成熟した価値に関わり、未来を生み出していけるのは、最高のやりがいになるのではないでしょうか。
たくさんの人と手を取り合いながら未来をつくっていくメンバーに仲間入りしませんか?
- 企業名・団体名
- 長浜まちづくり株式会社
- 募集期間
- 2023/10/2 〆切
- 募集職種
- 企画営業
- 仕事内容
- ■企画営業職
<初期>
・ディレクターの補助(周辺者との関係構築と業務概要把握)
・関心あるプロジェクトのマネジメント(既存プロジェクトの関係者協議、スケジュール管理)
<将来>
・プロジェクト企画立案およびマネジメント
- 雇用形態
- 正社員 ※3ヶ月間の試用期間あり。
- 応募資格
- 経験不問
- 勤務地
- 滋賀県長浜市元浜町7-5
※屋内の受動喫煙対策あり(屋外喫煙所設置)
- 勤務時間
- 9:00~18:00(内、1時間休憩あり、残業あり)
- 給与
- 基本給18万円~
経験・スキルにより別途業務手当あり
- 休日・休暇
- 休日 / 週休二日制(シフト制)
夏季休暇・冬季休暇あり
- 待遇
- 社会保険完備(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険)
交通費支給(定期代・ガソリン代など2万円を上限に支給)
賞与年1回(昨年支給実績:2ヶ月分)
- 採用予定人数
- 1名
- 選考プロセス
1) 本サイトからエントリー後、
履歴書・職務経歴書を弊社までご郵送ください。
(送付先:滋賀県長浜市元浜町7-5 長浜まちづくり株式会社)
お送り頂いたものはお返ししておりません。2) 書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡 3) メールにて面談日時を相談の上、決定。 4) 一次面談を実施 5) 面談の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定
- 職場見学
- 応募前の職場見学を歓迎します。
・実施日:個別対応(メールにてご相談ください)
・場 所: 滋賀県長浜市元浜町7-5
・内 容:事務所見学、質疑応答など
- WEBサイト
- http://dondonbashi.com/
- 応募者へのメッセージ
- 素直に前向きに仕事をともにできる仲間を募集しています。
経験は問いません。
コミュニケーションの得意な方を求めています。
ご応募おまちしています!
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