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「福祉って、なんだかツライ、きたない、きつい」そんなイメージだけにとらわれていたのは、もはや過去の話。これまでの取材の中の言葉から、「福祉」の仕事が見えてきます。
僕たちの仕事は、専門職なんです。専門職というのは、誰にでもできる仕事じゃないということ。だから、『みんなが好んでするような仕事じゃないよね』って言われれば言われるほど じゃあ僕はここで必要とされる人間になってやろうって思うんですよね(笑)
障がい者のために、健常者のために、ということではなく「まちのために」何をすべきか、ということを問い直した。
自分の“弱さ”を隠さずに人と接することができるようになりました。これまで、自分の素顔をさらけだすのが恥ずかしくて、隠して生きてきたんです。ここではみんながいつも素顔で向き合っているからですかね。
亡くなる方に対して『もっと介護できたのにごめんね』とか『ちゃんと寄り添ってあげられなくてごめんね』っていうのは、なんだかおかしな話ですよね?そうなれば、ただの悔いでしかないわけです。そうじゃなくて、きちんとお見送りするためにも僕たちも、そしてご家族も悔やんではいけないんですよ。
困りごとを抱えた人の、生活に根ざした支援はもちろん、行列のできる人気レストラン、まちの文化情報発信基地、人生最高の旅プロデュース集団など、聞くだけで思わずドキドキするようなクリエイティブな福祉や、公的制度では支援が行き続かない人たちへの支援に情熱を燃やす福祉もあります。友達や家族、恋人、そして何よりあなた自身が当たり前のしあわせを感じ、人生を豊かにするヒントが福祉という仕事の中にあるのかもしれません。