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「自分のためになる」仕事ではなく、「誰かのためになる」仕事をしたい。
社会や未来に貢献できる職に就きたい。
そんな想いをもって求職活動をする人も少なくないのではないでしょうか。

「お坊さんが立ち上げた電力販売会社」TERA Energy株式会社は、そんな想いを実現できる会社です。

近年、世界の動向としてサステナブルな活動が求められていますが、TERA Energyは太陽光や風力・水力などの再生可能エネルギーを電気に活用する最先端の事業に取り組んでいます。また、お客様が支払う電力料金の一部が社会貢献に取り組む団体に寄付される「寄付つきでんき」という仕組みが支持され、年間寄付額は今年度約2000万円にものぼり、2025年度にはその倍になる予定なんだとか。

新たな市場の参入や東アジアへの進出など、活動の勢いを増すTERA Energy。今回は新規事業立ち上げに伴い、ディレクター（法人営業）とバックオフィス（一般事務）を担う人材を募集します。

TERA Energyで働くことは、社会が良くなる活動を支え、世界を変えていくことにつながります。

寄付つきでんきを東アジアへ。新しい挑戦に隠された熱き想いとは。

TERA Energyの代表取締役社長で、奈良県にある慈光山西照寺の住職でもある竹本(たけもと)さんに、新規事業立ち上げに至った経緯をお聞きしました。

「再生可能エネルギーは自然の力を使っているので燃料が基本的にいらないし、持続性も高い素晴らしいエネルギーです。ただ不安定なので、他の電力から補給するなど調整が必要な電気です。カーボンニュートラルの実現に向けて再生可能エネルギーが広がる中、電力を安定させるために資源エネルギー庁が『需給調整市場』を開設することになったんです。

既にヨーロッパでは発達している市場ですが、日本ではこれから。僕としては、まだ作られていない日本のビジネスモデル化にチャレンジすることはとても面白いと思ったんです」

竹本さんは新規性の高い事業にワクワクした笑顔を見せてくれました。「再生可能エネルギーの普及」と「安定性の供給」の両軸を進め、環境も社会も良くなる構造を思い描いています。さらに、「東アジアに進出したい」という大きな目標を教えてくれました。

「電気事業や社会貢献事業を東アジアで発展させたいと同時に、東アジア文化圏の感覚を世界に広めたいんですよね。

例えば、現代の働き方の主流は西洋文化圏の感覚に近くて、『ライフ』と『ワーク』を分けています。休息日として日曜日があり、『ワーク』は罰と考える感覚なんです。でも東アジア文化圏は働くことは生きがいであり、『ライフ』の一部に仕事も家族も余暇もあって、すべてを繋げて総合的に考えます。

繋がりの中で今の自分がいる、自分も他人にとって繋がりの一部で、互いに影響を与え合っている。そんな世界観が伝われば、ひとつの価値観に縛られることなく『こんな生き方や価値観もあるんだ』と多くの選択肢が見えてきて、生きづらさも減っていくと思うんです」

そういった想いは、竹本さんが代表を務める認定NPO法人京都自死・自殺相談センター Sottoが原点となっています。
生きづらさを抱えた人たちが「誰かと繋がっていい」「本当は誰かとすでに繋がっている」ことに気づけたら、その人の中にある孤独は少しでも減っていくのではないでしょうか。

「TERA Energyのメンバー間でも、『生活する中で居心地の良さって大事だよね』って話していて、今よりももっと多様なビジネスモデルをつくり資金源の確保をして、孤独を抱える人たちの居心地の良さをサポートできるような仕組みを広げていきたい。これからも想いを広げて文化にし、温かな繋がりづくりに取り組んでいきたいですね」

今回、竹本さんと共に新規事業に取り組み、ビジネスモデルを作り上げていく「ディレクター（法人営業）」を募集します。

新規事業のため、「新しいことを面白がって取り組める人に来てほしい」と竹本さん。
社内研修で、自分が大事にしている価値観を厳選し仲間と相互理解を深める『バリューズカード』というカードゲームをした際、新しく入るメンバーはどういう人がいいか皆でカードを厳選したのだそう。

「最後まで残ったカードのひとつが『誠実』でした。それはどの部署であっても共通の価値観で、繋がりを大切に思っているとか感謝をすごく大事にしているとか、そういう誠実さを持っている人がいいですね。ディレクター（法人営業）では『やり遂げる』も残っていて、お客様の信頼を勝ち取り、いい関係を築きながらクロージングまできちんと対応することを大事に思っている人に来てもらえたら嬉しいです」

「面白そう！」を大切にしながら、誰かのためになる仕事に取り組む。

神島（かみじま）さんは入社3年目。前職はシステムエンジニアとして働いていましたが、コロナ禍をきっかけに仕事の向き合い方を考えるようになり、転職を決めたそう。

「以前は東京で働いていましたが、コロナ禍の影響で実家の栃木に戻りリモート勤務をしていました。でも1日中引きこもりパソコンと向き合って、同僚の声もオンラインを通じてでしか聞こえなくて、気持ち的に仕事が楽しくなくなってきたんです…。

心から面白いと思える仕事をしたいと思い、転職活動をしていたところ、TERA Energyの求人を知りました。私の実家もお寺なので『お坊さんが電力会社!?斬新！』と驚きましたね(笑)」

以前は「自分のために仕事をしたい」と、給与面や企業のネームバリューを目的に就活をしていたのだそう。しかし、仕事への向き合い方が「誰かのためになるような仕事をしたい」と変化していきました。

「自分のことだけ考えた仕事だと自分の中で完結するだけで、そんなに面白くないかも…と思い始めたんですよね。TERA Energyの求人を見たとき、誰かのためになる仕事の方が面白いんじゃないか？と考えたんです」

神島さんはTERA Energyと京都市が締結した「京都広域再エネグリッド構築に関する連携協定」の事業に携わっています。京都市内の寺社仏閣や伏見エリアの商店街などに太陽光パネルや蓄電池などの発電設備を設置。余剰電力を京都市内のお客様に提供し、再生可能エネルギーの普及に貢献することを目指しています。

「太陽光パネルを設置することになったお寺の檀家さんから、『子どもたちのためになるからいいね』と仰っていただけた時はすごく嬉しかったですね。

TERA Energyがしていることは環境のためだけでなく、子どもや子どもたちが生きる未来に繋がると思っているので、『誰かのためになっている』と同じ目線で喜んでくださる方がいることはやりがいになっています」

先ほど紹介したバリューズカードで、神島さんが大切にしたい価値観は『遊び心』と『貢献』だったそう。自分の中で燃え上がるものを大切にしながら仕事をし、それが『貢献』に繋がれば、神島さんもお客様も団体から支援を受ける方々も、喜びに溢れた未来へと繋がるからです。

「環境問題に向き合いたいという情熱で入社したわけでなく、自分が『面白そう』という感情のままに入社しましたが、結果として今自分がやっていることが環境問題や未来への貢献に繋がっているのがいいですね。京都の古き良き街を守りながら、電力の新しい挑戦を行うこともとても刺激になります」

神島さんにとって、新しい事業を展開させていくことは自分を成長させることでもあります。面白みを感じながら、楽しんで取り組む姿が印象的でした。

「やってみたいこと」を後押しする職場環境で、心地よく働こう。

バックオフィス（一般事務）を担当する横山(よこやま)さんに、実際の仕事内容をお聞きしました。

「既存・新規それぞれのお客様対応など、顧客管理がメインです。他には経理関係、請求書発行業務や郵便物の管理、契約後の電力会社への申請業務なども担っています。また、営業チームと連携して見積書や資料の作成などサポートにも入っています」

TERA Energyでは人数が少ない分、「事務のみ・営業のみ」とひとつの職種に偏らず、皆で支え合いながら全体の業務を遂行しています。横山さんは、竹本さんの「東アジア文化圏の世界観を一つの選択肢として世界に広めたい」という想いを実現するための事業にも参加予定です。他の人の仕事がわかるからこそ、互いの循環や助け合いを大事にできるのです。

横山さんは、前職ではコミュニケーションが希薄な職場環境だったため、「仕事に行きたくない」と思う毎日だったそう。

「だからもっと人と繋がりたいな、もっと心地のいい職場がいいなと思うようになったんです。その時にTERA Energyの求人を知って、『人との繋がりを大切にしている』ことに感銘を受けました。そういう会社であれば、社内の繋がりにも重きを置いているんじゃないかなって」

そして実際に入社して感じたのは「居心地の良さ」。話しやすい環境や穏やかな人間関係が横山さんに心地よさを与えています。

「前はプライベートと仕事を分けたいタイプだと思っていましたが、今はグラデーションみたいに混ざっている状態で、それが全然嫌じゃないですね」

横山さんは、TERA Energyの雰囲気を「親戚の集まりみたい」と話します。一体感がありつつ、近すぎず遠すぎない安心感が社内に広がっています。

TERA Energyでは社内研修の一環として、「おさとりタイム」を設けています。月に丸1日、業務連絡一切禁止で、チャレンジしたいことに集中して取り組む仕組みです。

「自分がやってみたいことをやれるからリフレッシュになるし、経験値が増えて少し成長できた気持ちにもなれます。おさとりタイムの報告や『次はこれがやりたい』と話すと、いいね！と肯定してくれるので、仕事以外でもワクワクすることを応援してくれる会社だなと感じています」

「人との繋がり」を重視したTERA Energyのメンバーが生み出すのは、社内の居心地の良さだけでなく、新しい挑戦にも臆することなく行動できる力です。

新しい挑戦にワクワクする。そしてその先の未来を見据え、またワクワクできる。そんな人が来てくれるのを、TERA Energyのメンバーは待っています。ぜひエントリーを。

▼過去の求人記事はこちら！
寄付つきでんきの仕組みや「孤独感を和らげる居場所づくり」への挑戦、共に働く仲間のストーリーなどを綴っています。気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね。
１、https://hellolife.jp/company/31118.html
２、https://hellolife.jp/company/35602.html