求人情報

株式会社ナカニ

「好き」よりも、その先へ。進化続ける伝統プロダクトをつくり、届ける仕事

  • 2018/08/23 公開
  • 2018/10/25 更新

※ハローライフでの募集は終了してますが、
採用状況は各社に問合せください


その起源を、飛鳥時代の三榔(みつろう)染めにまでさかのぼる、という染めの技法「注染(ちゅうせん)」。伝統の技を活かし、手ぬぐいや浴衣を染める、株式会社ナカニ。

2008年からオリジナルブランド「にじゆら」をリリースし、京阪神に5店舗・東京に1店舗とインターネットなどで販売し、若い世代を中心に人気を集めています。今回は、中崎町本店と神戸店のいずれかでの販売スタッフ、本社での染色スタッフ・出荷スタッフを募集しています。

伝統的でありながらわたしたちの生活に自然と馴染むオリジナルブランド「にじゆら」販売・出荷スタッフの仕事内容。


「染め」「伝統」「手ぬぐい」なんて言葉を聞くと、手の届かない高級品をイメージしたり、普段使いでおしゃれに使えるものが見つかるイメージが湧かず敬遠してしまう人もいるかもしれません。でも、ナカニが手掛けるオリジナルブランド「にじゆら」をひと目見てもらえたら、伝統的なプロダクトの進化にきっと驚くはず。


自社ブランド「にじゆら」は、ポップなデザインと、ほんのりとした優しい色合いで、 手仕事だからこそ出せる「にじみ」が特徴。立ち上げ当初から作家とコラボし、手ぬぐいのイメージを一新してきたその魅力は、社長が太鼓判を押す職人たちの熟練の技があってこそ。職人とデザイナーが現場で対話を繰り返し、ひとつのデザインを丁寧に、確実に仕上げています。

(1枚の布が、さまざまなプロダクトに!)


(ヘアバンドになったり)


(ポーチや手鏡の装飾になったり)


(甚平やご祝儀袋になったり)


かわいくて手に取りやすく、扱いも簡単で実用的。若者をターゲットとしたスポットに出店しているのも納得。

(こちらが、「にじゆら・中崎町本店」。この中崎町本店または神戸店で販売スタッフを募集しています)


販売スタッフは、接客・販売業務・事務業務など基本的な店舗運営のほかに、シフト作成や月1回の販売店会議への参加、アルバイト教育などを担います。

店頭に並んでいる商品は、すべてナカニの工場で染められ、製造されたもの。入社すれば、工場で染めの体験をする機会をもらえるため、販売する商品がどのような工程を経てつくられているのか、職人たちのこだわりや想いはどういったものなのかといったものづくりの現場を体感することができます。お客様に対する心からの接客や商品説明ができそうです。

同時に募集している出荷スタッフは、店舗には立たず本社での勤務。受注対応・検品・梱包・発送などのオンライン対応業務や、オンラインストアの情報更新、催事の準備・フォローなどを担います。


商品が生まれるまでのストーリーに興味をもち、それをお客様に伝えていこうとする姿勢が必要になります。販売の仕事なので、人と話すのが好きな人、商品の魅力を伝えるための努力ができる人、なによりこの「にじゆらブランド」を好きになれる人が向いていると言えそうです。


極めるなら、その道は果てしない。染色スタッフの仕事内容

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染色スタッフの鮫島さんは、勤務年数18年。今ではもっぱら「にじゆら」の手ぬぐい全般を染めています。

「今でも一人前だと思ったことはありません。失敗もするし、B品も出しますし」というセリフは、本人の謙虚さのあらわれか、それともこの道50年の先輩職人への敬意でしょうか。


「レベルに応じたことを求められるようになるんです。最初は、こなす数の多さを求められる。それができたら、次は仕上がりのきれいさを求められるようになる。といったかんじでね」と鮫島さんは話します。

鮫島さんの入社当時は(これもまた、職人の世界によくあることだが)「見て学べ」というスタイルでした。鮫島さんも、言葉で教えてくれないんですか?と質問すると、穏やかに笑って答えてくれました。

自分はこうしたのに、ここが出来ない。というように、ポイントで聞いてくれれば、もちろん教えます。それは自分の頭で理解して、考えながら仕事をしているという証拠やから。そういう人には、いやそれは違うで、と具体的に教えやすい。

ただ『わからない』、『できない』という人に対しては、こっちも一体『何がわからないのかがわからない』ということになるでしょ。そうではなくて、一度自分なりに考えてみてほしい。

でもね、言葉で説明しても、ある程度経験を積まないと、わからないことってあるんです。言葉で説明しすぎても、かえって頭でっかちになって、できなくなってしまうし」

「にじゆら」を立ち上げてから、若い年齢層の職人希望者が増えたといいます。しかし複雑なデザインゆえに、染めるまでには一定の技量が必要です。

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「新しく入る染色スタッフには、まず染めの洗い作業からはじめてもらいます。そこで、どの染料がどんな特長を持っているのか、自身で洗いながら体得していく。色の調合までこだわって、商品として販売できる手ぬぐいを染められるようになるまでに、早くて3年。ふつうは4〜5年はかかるかな。シビアなようやけど、好きという気持ちだけでは務まらない部分もありますね」

また、同工場には、染めたい柄を型どった金型に染料を乗せて染める捺染(なせん)という技術部門もあります。注染よりも圧倒的に生産量は多く、1日に仕上げる枚数は何千枚、何万枚。染める内容は主に企業の販促物が中心。実はこれこそがナカニにとって、なくてはならない会社の根幹を支えている部門でもあります。

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仕事内容は、大きなバケツで顔料をつくるところから、生地を機械にセットし、柄の位置合わせを行い、ロールをまわして布に染料を置いて染める工程まで、すべてを1人でこなします。

ロール捺染は、注染よりもうんと緻密な柄でも精巧に表現できるのが最大の魅力。映画やアニメのキャラクターですら、捺染にかかれば、生きた一幅の画になります。機械を使うとはいえど、金型を使った微妙な柄の位置合わせは、熟練の経験が必要になるそう。またそのため、集中力と目の良さ、そして体力を要します。


ナカニはどんな会社?日本屈指の注染工場、堺にあり。


「染色」には染料を落とす際に使う「水」がかかせません。明治期に大阪・淀川沿いを中心に繁栄した、染めの技法「注染」。戦後は大阪府堺市の石津川沿いに拠点をうつします。川べりの細い道を入ると、見えてくる住宅地。さらに歩みを進めると、株式会社ナカニの工場があります。

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中に足を踏み入れると、どことなく漂う海の匂い。その正体は「ふのり」。海藻からできた糊材で、糊置きの工程で使うものです。ガチャン、ガチャン、シューシュー。耳に入るのは、染めた布を洗う水洗機と、コンプレッサーが吐き出す威勢の良い音。工場内を足早に行き交う職人たち。ほんの一瞬でも集中力を欠けば、ミスが出る…それはすなわち、売り上げのロスにつながります。だから手元は寸分も狂わない。作業する職人たちは黙々と、めいめいの作業を続けています。

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会社の創業は1966年。企業の販売促進の粗品として、得意先に配られる「てぬぐい」や「浴衣」の染めを手掛けてきました。いまや全国で二十数軒になった注染工場の中でも、屈指の生産量をほこります。

二代目で現社長の中尾 雄二(なかお ゆうじ)さんが、大手企業を1年で辞して、父親の代から続く工場に入ったのは1988年。経済成長期だった当初は、「良いものを、より安く、たくさん作る」ことを求められました。しかし、これでは職人のプライドが育たないだけでなく、若手も参入してきません。

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「このままで注染は、次の代に続いていくのか?」そう気づいたときにはバブルは崩壊していました。「もっと若い人も、やりたいことができるような環境を」との思いから2008年にオリジナル自社ブランド「にじゆら」を立ち上げます。

伝統文化や伝統技術の産業において、長くその体制として続きてきた「分業制」。例に漏れず、従来は分業制だった染めの工程を、糊置きから染めまで1人で行うようにと、その体制を変えつつあります。専門的な作業をこなしていくという意味においては、生産効率は落ちるものの「自分の仕事に誇りを持ってもらいたい」との思いからです。

中尾社長は、求める人材像をこう語ります。

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自分が失敗したときに、それは『なぜだったのか』という理由を考えて、次は同じ失敗をしないように、真剣に取り組んでくれる人がいいですね。それはつまり、どれだけ集中して仕事をできるか。どれだけ仕事に対して『思い』を持っているかということ」

専務の中尾 弘基(なかお ひろき)さんは、「思い」について、こう話します。

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社長は社員に対して、やりたい仕事をやらせてあげたい、と思っています。でもそれだけでは経営が成り立たない。他の仕事もやって、はじめて好きなことが出来る。うちでは染色をやっていない社員でも注染を学べるように、道具や材料を提供して、勉強会を行っています。休みの日でも若手は出てきますよ。みんなやりたいことに対して熱心です。だから少々忙しくても、社内は明るく、前向きな雰囲気がありますね」


続けるからこそ、もっと「好き」になる



ナカニでは、手ぬぐいを買ってくれたお客さんを対象に、2ヶ月に1回工場見学を開催しています。

中尾社長は言います。

「お客さんに注染の現場をわかってもらいたい、という気持ち。そして商品を買ってくれてありがたい、という気持ちが爆発してるんです。

僕はこの商売を好きで始めたわけじゃないんですよ。楽しい時もあれば辛い時もある。しんどい時のほうが多いですよ、実際はね(笑)でも何十年も続けて、今でもまたこうして熱くなっているんです。こういうことを人は『好き』と言うのかな。だから何でも続けることが大事です」

とにかく「やってみたい」と感じたら、思い切って飛び込んで、“ナカニ色”に、染まってみてはいかがでしょうか。


【記事を読んで、職人仕事に興味が湧いた方はぜひイベントへ!】
11月20日にハローライフで開催する「職人として働く 未経験から飛び込んだ、職人の世界」に株式会社ナカニの足立さんが登壇します。職人のお仕事に興味がある、今後のキャリアを考えたい、そんな方はぜひお話を聞きにいらしてくださいね!

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だれかに教えてあげてね

募集要項

企業名・団体名
株式会社ナカニ
募集期間
2018/09/23 〆切
募集職種
①店舗:にじゆら直営店販売スタッフ・店長候補(中崎町本店、神戸店)
②本社:染色スタッフ
③本社:出荷スタッフ
仕事内容
①店舗 販売スタッフ
・接客/販売業務、事務業務
・シフト作成、販売店会議への参加、アルバイト教育等

②本社 染色スタッフ
・染色加工業に関わる仕事全般(糊おき、染色、スクリーンプリント等)

③本社 出荷スタッフ
・オンライン対応業務(受注対応、検品、梱包、発送等)
・オンラインストアの情報更新
・バックオフィス業務
・催事の準備・フォロー業務等
※web関連業務(コーディング、オンラインストア運営)の経験者・興味のある方、歓迎です。
雇用形態
正社員(試用期間3ヶ月)
応募資格
・真面目で仕事が好きな方
・体力気力に自信のある方
・思い合い助け合いながら仕事ができる方
※販売経験有優遇。
勤務場所
①販売スタッフ
・中崎町本店
 〒530-0015 大阪市北区中崎西4-1-7-グリーンシティ1階104
・神戸店
 〒650-0021 神戸市中央区三宮町2-8-2
 その他シフト状況に応じて関西圏店舗での勤務の可能性があります。

②③本社スタッフ(染色・出荷スタッフ)
・本社
 〒599-8266 堺市中区毛穴町338-6
勤務時間
①販売スタッフ(中崎町本店、神戸店)
 11:00〜19:00(内、45分休憩あり)

②本社スタッフ 染色スタッフ
 8:00〜17:15
(内、1時間15分休憩あり ※お昼休み45分+各自適宜休憩を取ります)

③本社スタッフ 出荷スタッフ
 8:45〜18:00 ※勤務時間応相談
(内、1時間15分休憩あり ※お昼休み45分+各自適宜休憩を取ります)
給与
月給15万~25万
※経験・スキルを考慮し、面談の上決定します。
※試用期間3ヶ月有り
休日・休暇
①販売スタッフ
シフト制
②③本社スタッフ(染色・出荷スタッフ)
第二土曜日/日曜日/祝日/お盆・年末年始休暇あり
待遇
社会保険完備(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険)
皆勤手当有り
採用予定人数
3〜4名
選考プロセス
1】同サイトよりエントリー後、
まずはお電話にてご応募の旨をお伝えください。
(072-271-1294/販売スタッフ:担当中尾、本社スタッフ:担当藤浦)
その際、何点か簡単なご質問をさせていただきます。

2 】面接日時決定後、面接
履歴書・職務経歴書をお持ちください。
※ご提出いただいた書類はお返ししておりません。

3 】全員に合否連絡(一週間を目安に)

4】勤務開始
WEBサイト
http://nakani.co.jp/
http://nijiyura.jp/
メッセージ
ナカニのオリジナルブランド「にじゆら」は、”注染”と呼ばれる伝統の技によって生み出されています。

今回「にじゆら」の魅力や商品ストーリーをお客様に伝え、お店を一緒に運営していく販売スタッフを募集します。

人と話すのが好き、販売経験を活かしたい、「にじゆらブランド」が好きなど、少しでも弊社の仕事に興味のある方はぜひご応募ください。

染色現場でのお仕事は速さと正確さが求められます。
体力も必要です。先ずはお気軽にお問い合わせください!

みなさんのご応募をお待ちしています!