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2023.04.12 公開 2023.05.14 更新
公益財団法人 大阪産業局
ひとりでは成し得ない、衆知を集め取り組む企業支援。自分の働きかけが、誰かの役に立てたと実感できる仕事。

※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください

「誰かの役に立てた」
「自分が関わったことで、プロジェクトや会社が好転した」
そんな手応えを感じられれば、きっと仕事が楽しいと思えるのではないでしょうか。

大阪産業局は、意欲のある中小事業者や起業家を支援し、大阪経済の発展に寄与することを目的に活動している公益財団法人です。

​​(大阪・堺筋本町にある大阪産業創造館 通称「産創館」は、大阪産業局が運営する代表拠点)

中小企業診断士や弁護士・行政書士など、企業経営にまつわる専門家たちと連携しながら、セミナーや交流会の企画運営・経営相談・ビジネスマッチング・事業承継サポート・採用支援などの多彩なメニューを展開しており、「ここに行けば何かヒントがあるはず」と、多くの中小企業や起業家がその取り組みに期待を寄せています。

    今回は、
  • 中小企業や起業家に対し、抱える課題の解決・業績向上に向けた支援をするプランナー

  • 大阪産業局そのものの法人運営業務を担うスタッフ(総務・人事・会計)

  • を募集。様々な形で幅広い企業支援に携わることができます。

大阪産業局で「誰かの役に立てることが嬉しい」「企業に貢献できることが楽しい」と話す2人のプランナーに話を聞いてきました。

確かな手応えを感じる仕事がしたい。そんな人にぜひ読んでほしいと願います。

「本当にいいと思える提案」で、企業の課題を解決していく。

「企業が本質的に何に困っているのか、それに対して何ができるのかを考え、本当にいいと思える提案に取り組む。そのプロセスがとても楽しいんです」と語るのは、HR戦略部に所属するプランナーの遠藤 麻子(えんどう あさこ)さん。

HR戦略部は、人材確保に関する相談を企業から受け専門家と共に対応し、採用した人材が職場定着することを見据えた採用支援をしています。

どの企業も「人を採用したい」というニーズは共通していますが、なぜ今採用できていないのか、その理由は様々で、採用のために取り組むべきことは企業によって違ってきます。

遠藤さん アイコン

「人事担当者が一人しかいない企業に『まずは人事体制を整えましょう』と提案することもあれば、『求人票の内容をターゲットに刺さるようブラッシュアップしましょう』と提案することもあります。

採用に関する経験値も予算も企業ごとに違うので、それぞれに合った戦略を考えています」


遠藤さんは、企業が採用課題をクリアできた時にやりがいを感じると言います。

遠藤さん アイコン

「ある企業から、営業と事務を担当してくれるアシスタントが欲しいという相談を受けたことがあります。営業と事務は職種も適性も全然違うため、募集職種を分けた方がいいこと・扶養内で仕事を探している近隣にお住まいの方を想定してみることなど、様々な提案をしました。

すると、その後1ヶ月でどちらも採用が決まったんです。社長さんがとても喜んでくれて…すごく嬉しかったですね」


採用課題を解決する決まった手法や正解がないからこそ、採用に関する経験値を企業自身が上げていけるよう取り組んでいます。

遠藤さん アイコン

今、この企業が取り組めることは何か、課題を解決する中で採用力や経験値を上げていただくにはどうしたらいいか?という観点で仕事をしています。こんな人が欲しいと思っていても、課題を深掘りしていくと別の課題も見えたりするので、企業の思いを翻訳していくような役割でもあるのかなと思っているんです」


大阪産業局には、企業支援のための様々な部署があります。他部署との連携も強く、違う視点でアドバイスをもらえたり、別の専門家を紹介してもらうこともできます。様々な職種や業務経験を持つスタッフも多く、大阪産業局全体の衆知を集めながら、企業にとって本当に必要な提案ができることが魅力です。

遠藤さん アイコン

「入社当初、上司から『大阪産業局は企業に対し何ができる組織なのか、どんなノウハウや知見があるのか、それをどんなふうに企業に提案できるか知りなさい』と言われ、とにかく他部署や関わっている企業にうかがって、自分の引き出しを増やしていきました。

周りを理解し人脈が広がれば、それだけ企業に提案できることが増えるので、もっと視野を広げようと思えたのは入社して成長できたところだと思います。

自社の決まった商品やサービスしか提供できないわけではなく、あらゆる公的サービスや専門家・民間企業などの人脈を活用しながら、本当にいいと思える提案をして企業の課題を解決していけるのが楽しいんですよね。私はこういうことがやりたかったんだなぁと心から思いました」


(これまでの職場では仕事とプライベートの両立について悩むことも多かったそう。大阪産業局は子育てと仕事の両立についてとても理解があり、バランスのとれた働き方ができています)

遠藤さんは今後も企業の変遷を見届けていくことに携わっていきたいそう。さらに、支援する側の課題にも取り組みたいと言います。

遠藤さん アイコン

「世の中にはいろんな企業支援事業がありますが、支援機関や民間の人材会社が似たようなことをそれぞれの場所でしていて、点のままになっています。企業にとって実は使えるサービスがあるのに届かないこともあって、もどかしい気持ちになります。

今後はそんな『点』を整理して『線』にして、さらに『面』にしていきたいです。そうすることで、課題を乗り越えられる企業が一社でも増えれば嬉しいですね」


どう考え何を提案するかは自分次第。周りの力を借りながら、どう取り組むかを決めていける裁量がある。

枡谷 郷史(ますたに さとし)さんは、自治体や金融機関、商工会議所・商工会などの支援機関を通じて中小企業を支援する産業振興部 地域連携推進チームに所属しています。

「今、課題をお持ちの企業がいるが、大阪産業局の力を借りれないか」といった支援機関からの相談を受け、ともにその課題解決に取り組んでいきます。

枡谷さん アイコン

「例えば、売上拡大をしたい企業や経営力を強化したい企業に提案できることはないかと、支援機関が大阪産業局に相談に来られます。

それから支援機関と一緒に企業に出向き、聞き取りをします。課題を掘り下げていくと先のビジョンが鮮明に見えたり、本当はどういう課題を抱えているのかなど、これまで引き出せなかった情報が掴めるんです。

最終的には、商品やサービスの『モニター調査』を実施する事業部につなげたり、中小企業庁が設置する『大阪府よろず支援拠点』で経営改善を行うなど、本質的な提案につながりました。


支援機関と企業の関係性も深まって、支援機関の方々に『企業と深くコミュニケーションが取れるようになった』と喜んでもらえることが嬉しいですね」


遠藤さんと同様、枡谷さんも入社当初は大阪産業局の他部署に出向き、「ここではどんな事業をされていますか?」と質問して回ったそうです。本質的な提案のためには、大阪産業局が持つリソースを理解することが必要だからです。

枡谷さん アイコン

「大阪産業局は大きく10の事業部に分かれていて、それぞれの部署が様々な事業を展開しています。専門家は中小企業診断士や弁護士以外にも社労士や金融機関のOBなどもいて、同じフロアで働いている人も多いので相談もしやすいです。

新しく入る人も個人ではなく大阪産業局全体として、企業の悩みに何ができるか、何を提案できるかを幅広く考えていってほしいですね。そのためには、知識やノウハウを学んでいこうとする姿勢がある人が合うと思います


大阪産業局の仕事はマニュアルがあったり、細かく道筋が決められているわけではありません。スタッフには、解決すべき課題に対してどう考え、何を提案するかについて周りと相談し、それを決めていける裁量があるのが特徴です。

枡谷さん アイコン

「『公益財団法人』と聞くと固いイメージがあって、指示されたことをこなす仕事だと思われがちですが、そうではありません。『大阪産業局のあらゆる事業を適切にコーディネートし、企業支援にあたる』という大きい枠からはみ出なかったら、何をやってもいい職場だと思います。

自分で広げようと思うといくらでも関係性を広げられるので、そこにやりがいや喜びを感じられる人に来てほしいですね」


自分の仕事が、みんなの喜びに少しでもなれたら。小さな盛り上がりを、大阪にたくさん作っていこう。

(家業のピンチを乗り越えて大逆転を果たした企業の社長のインタビュー冊子を制作。販路拡大やPRに課題を抱える企業にとっての事業構築の一助となっています。「社長をインタビューしているとき、本当に楽しかったです」と枡谷さん。)
枡谷さん アイコン

企業の方々がビジネスマッチングして新しい商品ができたり、地域の交流ができたりするのを見るとやっててよかったと感じます。そんなふうに大阪のあちこちに小さな盛り上がりがたくさん生まれていけばいいなぁと思っているんです」


枡谷さんは、新規事業に取り組もうとする企業を見るとそのポジティブさに刺激を受け、仕事を通じて力になれることに喜びを感じると言います。

枡谷さん アイコン

「この仕事を自分ごととして捉えながら働けていると思います。思い入れのない商品やサービスを勧めたり紹介したくはないし、大阪産業局の人間としても、ひとりの消費者としても、企業や支援機関と関わっていきたい。

休日も商工会議所のイベントがあったら行くし、関わっている企業の商品を食べに行くこともあります。両方の立場で楽しむのが単純に楽しいんですよね。

それに僕を介して企業と企業、企業と支援機関が出会って何かが始まるのが楽しくて。僕の働きかけが皆様の喜びに少しでもなれたら嬉しいなと思います


遠藤さんや枡谷さんのようなプランナーという役割の他にも、大阪産業局のバックオフィス業務を支えるスタッフとしても応募が可能です。どの職種、どの拠点であっても、「意欲のある中小事業者や起業家を支援し、大阪経済の発展に寄与したい」という大阪産業局のビジョンを強く感じられるはずです。

目の前の企業の課題や悩みの解決に真摯に向き合い、一生懸命に打ち込んだ先にあるのは、自分が取り組んだことが「人の役に立てたんだ」という実感とやりがい。それを大きく感じられる魅力が、大阪産業局の仕事には詰まっています。

あなたが携わる仕事が誰かの役に立ち、企業を前進させ、ひいては大阪のまちや人を元気にしていく。共に働く人たちの力を信じ、ここで自分の力を試してみませんか?ぜひエントリーを。

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Job description
募集職種
企業名・団体名
公益財団法人 大阪産業局
募集期間
2023/5/13 〆切
募集職種
①中小企業を応援するプランナー
②法人本部スタッフ
仕事内容
①中小企業を応援するプランナー
・中小企業の販路開拓、マーケティング、などのための商談会、見本市、交流会などのイベントや、商品開発のためのモニター調査、セミナー等の企画運営
・創業希望者、創業間もない起業家のためのセミナー、ワークショップ、交流会、ビジネスプランコンテストなどの企画運営
・起業家、中小企業経営者への個別経営支援
・人材採用に課題を抱える中小企業への支援
・金融機関や商工会議所などの支援機関と連携し、大阪産業局の事業活用を通じて企業を支援を行うコーディネーター
・上記のような起業家・中小企業者向けセミナー・イベントのプロモーション。HPやメルマガ、マス媒体などを使った広報宣伝企画



②法人本部スタッフ
中小企業支援事業を幅広く行っている財団での法人運営のお仕事です。産業局の事業にかかわるスタッフは、営利企業のような「自社の利益」優先の制約にとらわれず、純粋に支援企業のために何ができるかを考えて業務に取り組んでいます。そんな産業局スタッフが支援事業に集中して取り組めるよう環境を整備しサポートすることが統括室の仕事です。大阪の中小企業支援を縁の下から支える仕事です。

統括室のいずれかの業務を担当していただきます。
※先輩にサポートを受けながら順次業務を覚えていただきますのでご安心ください。

■総務・人事業務
組織管理、文書管理、各種規定管理、安全衛生管理、社内インフラ管理、リスク管理、理事会、評議員会、庶務業務、採用、雇用等契約管理、評価、勤怠管理、給与、社会保険 等

■会計業務
入出金処理管理、証憑書類管理、計算書類等作成、決算調整、会計監査 等



平成31年4月1日、「公益財団法人大阪市都市型産業振興センター」と、「公益財団法人大阪産業振興機構」が合併し、公益財団法人大阪産業局が発足しました。堺筋本町の「大阪産業創造館」「クリエイティブネットワークセンター大阪メビック」、東大阪の「MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)」、グランフロントの「大阪イノベーションハブ」、ATCの「ソフト産業プラザTEQS」「大阪デザイン振興プラザ」などの支援拠点を幅広く運営し、セミナーやビジネススクール、商談会、交流会などの企画・運営を通じ、中小企業が抱える課題の解決、業績向上に向けた支援をしています。また、マイドームおおさか、大阪産業創造館などの施設の管理運営も行っています。
今後もより多くの企業をサポートしていきたいと考え新しい仲間を募集します。経験業界も職種も問いません。
雇用形態
契約社員(試用期間2ケ月)
応募資格
社会人経験 3年以上
勤務場所
大阪市中央区本町1-4-5 大阪産業創造館
大阪市中央区本町橋2-5 マイドームおおさか
ほか大阪市内の支援拠点
※屋内の受動喫煙対策あり(敷地内禁煙)
勤務時間
9:00~17:30又は9:45〜18:15
給与
3,500,000円~6,500,000円(年収)
休日・休暇
土日祝休み、完全週休二日、担当業務により休日の出勤の場合有(その際は振替休日取得)
※年間休日 123日(2023年度)、年末年始(12月29日~1月3日休館日の為、原則休み)、夏季休暇(5日間)
待遇
給与改定年1回(4月:契約更新時)
交通費全額支給、各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
時間外手当
採用予定人数
①② 若干名
選考プロセス
1)本サイトからエントリー後、
希望職種(①②)を明記の上、履歴書・職務経歴書を弊社までお送りください。
送付先:メールの場合 saiyou@sansokan.jp
郵送の場合 〒541-0053
大阪市中央区本町橋2-5 マイドームおおさか7階
公益財団法人 大阪産業局 総務部ハローライフ担当係
※お送り頂いた書類はお返ししておりません。
2)書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡
3)選考過程:一次面接、二次面接・SPI、最終面接
4)面接の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定
Webサイト
https://www.obda.or.jp/
応募者へのメッセージ
一般的に、民間企業ではお客様の課題解決に取り組むにしても自社商品の範囲、自社の利益という制約がつきものですが、われわれ公益財団法人大阪産業局での仕事は、そのような制約はなく純粋に支援対象企業のために何ができるか、を考え取り組むことができます。大阪の中小企業の役に立ちたいと思っている人にとっては大きなやりがいを感じられる場だと思います。ぜひ一緒に大阪を元気にしましょう。

※以下に一つでも当てはまる方はそのスキルや経験を活かせます。
※当財団では、幅広い業界・職種の経験者を求めています。

求める人材
①中小企業を応援するプランナー
•提案営業など、顧客の課題をヒアリングし解決策の提案をしていた方
•セミナー、交流会、商談会などの運営をしていた方
•固定観念に捉われず新しい発想ができる方、またそれを形にしてきた方
•自分の考えや提案をわかりやすく文章や企画書にまとめることができる方
•中小企業を取り巻く環境に興味を持って、情報収集に努めることができ、課題発掘とその解決策を考えるために自ら学べる方
•人材募集、斡旋、派遣など採用課題に対して解決策を提案できる方
•中小企業診断士等の資格取得を目指している方

②法人本部スタッフ
【業種・職種の経験は問いません】
・総務・人事・経理・会計・企画などの業務経験者歓迎
・チームワークや協調性・柔軟性があり、臨機応変な対応ができる方
・人とコミュニケーションをとることが好きな方
・業務改善などに興味があり、積極的・主体的な行動ができる方
・職員や企業の成長を支えることに喜びを感じる方

よろしければ過去に掲載したインタビュー記事もご覧ください。
https://hellolife.jp/company/28963.html