※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください
鞄をつくるという自分の仕事が、世の中の誰かの喜びになる。そんな実感が得られれば、きっと自分の人生にも自信をもつことができるかもしれない。「ものづくりに没頭したい」、そんな風に考える人に届けばいいなと感じた取材でした。ミシンを触ったことがない人も、ぜひ読んでください。
バッグブランド「master-piece(マスターピース)」を展開するMSPC株式会社。master-pieceの商品生産は、すべてMade in Japanで手がけられています。
その鞄がつくられている自社工場「BASE OSAKA」は、天王寺駅からひと駅のJR東部市場駅から徒歩10分。今回募集するのは、この「BASE OSAKA」で働く鞄職人。未経験でも、鞄職人として新しい一歩を踏み出すチャンスです。
機能性とファッション性を兼ね揃えたメンズカジュアルバッグブランド。自分に合った部門で、ものづくりに没頭しよう。
master-pieceの鞄は、機能性とファッション性を兼ね揃えていることで有名。デザインも豊富で、ユニセックスやレディースも販売されています。
どんなところでつくられているのか、工場内を案内していただきました。ベテランの職人さんが新人さんにしっかりと作業を教えている場面が、あちこちで見かけられます。
今回の募集で採用になると、「生産管理」「裁断」「縫製」のいずれかの部署に配属されます。
【生産管理の部署】
master-pieceの鞄は革やナイロンなど異素材の組み合わせが多いため、表地や裏地、芯材、ファスナーなどたくさんの発注物があります。サンプル師がデザイナーのデザイン画をもとにつくる試作品(生地の裁断や縫製の際の見本となるもの)ができあがると、「生産管理部」で必要な生地やパーツ、糸などの発注を行います。
【裁断の部署】
発注した生地が到着すると、裁断場で型紙に合わせて「裁断」していきます。革製品は削ったり、ニスを塗ったりして二次加工も。大きな裁断機を所有する工場は珍しいんだとか。カットされた生地は鞄のパーツとして、縫製場に移動します。
【縫製の部署】
「縫製」場には、30台以上のミシンが並んでいます。工業用ミシンの他に、縫い方のパターンを入力して自動で縫製するコンピューターミシンも。みなさん黙々と作業されていて、真剣な表情がとてもかっこいい!縫製以外にも、穴あけや金具パーツの取り付けなども行います。
縫製されたパーツは、「まとめミシン」と呼ばれる作業でひとつの鞄にしていきます。縫製作業の中でも花形の作業。まとめミシンではパーツを裏返したまま縫製し、その後再び返し直して鞄は完成。このできあがった瞬間が一番気持ちいいんだとか!
縫製が終わった商品を、報告書の項目に従ってひとつひとつ丁寧に検品すれば商品の完成です。
それぞれの部署で経験を積みできることが増えていけば、部署のリーダーとして活躍したりその他の部署での仕事にもチャレンジできます。
自分が関わった鞄を使っている人に、街中で出会える喜び。世代を越えた良い関係がスタッフ間にある。
桂 満久(かつら みつひさ)さんは、現在31歳で入社10年目。試作品をつくるサンプル師として活躍しています。鞄や靴が大好きで、高校卒業後は服飾の専門学校に通いました。販売やデザインではなく、ものづくりをしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
180cm超えの体でミシンを踏む真剣な姿とは裏腹に、楽しそうに話す桂さん。
そんな桂さんは工場にいるとき以外でも、やりがいや楽しさを感じているといいます。
勤務時間は午前9時~午後6時。休憩は12時~13時。小休憩が15時から15分間あります。普段の業務では、思い通りにサンプルが仕上がらないときは悩みどころなんだとか。
桂さんは大変な中でも、「辞めたい」と思ったことはないといいます。
また、職場でともに働く人々との関係性が良いことも、仕事を続けてこられた要因だと語ります。
私たち取材班が現場見学をしていたときも、黙々と作業される中、職人さんたちがニコリと笑いかけてくださったのが印象的でした。
実直にとことん取り組めるものづくりの現場。ミシンを触ったことがなくても、しっかりと教えてもらえる。
ファッション業界は桂さんのように服飾の学校に通っていた人が有利な気がしますが、技術や器用さがないと入社は厳しいでしょうか。
この仕事に向いている人は、どんな人だと思いますか?
話すことが好きな桂さんは、ベテランさんと若い世代の間に入るのが自分の役目だと、先輩らしく頼もしい表情で語ってくれました。手にしたときのお客様の表情を想像しながらで商品に向き合い、実直にとことん作業に取り組めるものづくりの現場。こんな仕事を探してた!という人も多いのではないでしょうか。
良いものづくりのために、みんなとひとつになれる。相談しやすい環境をつくるのは僕たちの務め。
master-pieceのデザインを手がけるデザイナー・永田 勇一(ながた ゆういち)さんにもお話をうかがいました。
永田さんは、デニムを扱うアパレル会社からMSPCに転職し、今年で13年目。他社を知り長く働く中で、ここにしかない魅力だと感じているのは、製造過程でのスタッフたちの強い連帯感です。
永田さんは職人さんともコミュニケーションをとり、いい距離感を保つようにしているといいます。なぜなら「風通しがいいチームにしたい」から。
master-piece(傑作)を日本のものづくり現場から。Made in Japanにこだわり、日本の未来をもつくる。
お客様に品質の高い鞄を届けること。master-pieceにとってその行為は、お客様に喜んでもらうことだけでなく、日本のものづくりや業界を支えていきたいという使命感にも直結しています。大阪本社のマネージャー・藤井 安(ふじい あん)さんは、master-pieceが強く持つその使命感についてこう語ります。
創立14年目の2008年にBASE OSAKAを設立したとき、「技術を無くさない」以外にも、「よりいいものをつくりたい」という想いがあったといいます。
日本語で「傑作」を意味するブランド、master-piece。世界に認められ、日本のものづくりを支えるその鞄を、ひとつひとつ、あなたの手でつくっていくことができると想像してみて。経験も、技術も、今はなくていい。傑作をつくっている誇りと自信をあなたが持てる日まで、MSPCは寄り添ってくれるはず。ぜひエントリーを。
【記事を読んで、MSPC株式会社に興味が湧いた方はぜひイベントへ!】
5月18日にハローライフで開催する「ホンネで話せる夜の合説〜こだわりのものづくり編〜」にMSPC株式会社が出展します。少しでも気になる方は、ぜひお話を聞きにいらしてくださいね!
Job description
募集職種
- 企業名・団体名
- MSPC株式会社 BASE
- 募集期間
- 2018年4月14日(日)〆切り
- 募集職種
- 生産管理 / 裁断 / 縫製
- 仕事内容
- ■生産管理
材料手配や納期管理 工場全体のコントロール
■裁断
仕入れた生地、革を裁断 仕入れから携わります
■縫製
カバンをミシンで縫製するラインの現場仕事
将来的にはスタッフを纏めるリーダー候補
まずはカバン生産における仕入れ、裁断、縫製、検品、納品と一連の流れを経験して頂き、
セクション別に将来のリーダー候補として配属されます
- 雇用形態
- 正社員
- 応募資格
- 未経験者歓迎、経験者優遇(実技試験有り)
- 勤務地
- BASE大阪 〒544-0011 大阪市生野区田島6-9-3
BASE豊岡 〒668-0051 兵庫県豊岡市九日市上町69-2
- 勤務時間
- 9:00~18:00(内、1時間15分休憩あり、繁忙期残業有り)
- 給与
- 月給210,000円
経験・スキル・前給等を考慮し、面談の上決定します。
- 休日・休暇
- 年間休日106日
(第1、5土曜は出勤 夏季休暇 冬季休暇 当社休日カレンダーによる)
- 待遇
- 交通費支給(上限30,000円/月)、社会保険完備、賞与年2回
- 採用予定人数
- 8名
- 選考プロセス
- 1)本サイトからエントリー後、
履歴書・職務経歴書を弊社までご郵送ください。
※お送り頂いたものはお返ししておりません。
2 ) 書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡
3 ) お電話にて面談日時を相談の上、決定。
4 ) 一次面談を実施
5 ) 面談の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定
- WEBサイト
- http://master-piece.co.jp/
- メッセージ
- 自社ブランド「master-piece」のバッグの生産に携わる職場です。
熟練の職人の技術を継承しメイドインジャパンを守っていく次世代のリーダーを目指して頂ける方を募集します。
未経験でも大歓迎。モノ作りに興味のある方、やる気のある方はぐんぐん伸びる環境です。
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