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普通のビルにある、普通のエレベーターに乗る。そして普通のドアを開けると…
そこには広がっていたのは普通じゃない空間。畳が敷かれた空間に、
提灯、飛び石、謎の槍……幕末のお茶屋さんのような雰囲気ですが、
実は、スマートフォンのアプリをつくる会社。
トンガルマン株式会社です。
Story1 「刺さるアプリ、おみまいします」
トンガルマンのコンセプトは、その名の通り、「トンガル」こと。クライアントの要望どおりのアプリはもちろん、企画段階から関わり、
トンがったアイデアを盛り込んで、トンガッたアプリにすることがミッションです。
まずは、代表取締役CTOである
水野さんの素晴らしいポエムをご覧ください。
ー ただ、とんがるだけじゃない。とんがるには、それなりの理由がある。
人の心は、厚い壁に覆われている。
情報過多の世の中だから、人は自分の心を守ろうとしている。
そんな心にメッセージをとどけるのは、すごくむつかしい。
だから、一点突破。
小さな穴でも開いてしまえば、そこからメッセージも届けやすくなる。
だから、まずは小さな穴でもいいので、開けること。
人の心の中心に、メッセージが届くように。
ハートの奥まで届くように、とんがっていきたい。
私たちのメッセージが刺さったハートに、もっと思いを注入していこう。ー
なるほど、すごくわかりやすい。
水野さん
「うちの会社の本体が、株式会社ジーピーオンラインというところで、
そこは“サイトづくりをちゃんとする”のがコンセプトなんで、わりと真面目なんですね。
でも、そこだけだと拾い切れないお客さんの要望がいっぱい出てきます。
アイデアや最新技術が必要な案件もあります。
そこを僕たちでやっていこうってなって、トンガルマンができました。
社員もみんな個性的にトンガってますよ〜。彼を筆頭にね。」
水野さんはそう言って「たけるん」を紹介してくださいました。
「どうも、佐藤健と申します。たけるんって呼ばれています。」
えっ、すごい。有名な俳優さんと同姓同名ですね。
水野さん
「名前からしていろいろ面白いでしょ。
たけるんは、サングラスをして仕事をするんですよ」
佐藤さん
「はい、パソコンの光で目がやられるので。」
水野さん
「でね、この状態で、たけるーん♪って呼んだら
スチャってやってくれるんですよ。だいっぶ気持ち悪いんですけどね(笑)」
佐藤さん
「キモくてなんぼでしょ?」
水野さん
「そう。彼のトンガり方はね、そうなんですよ。」
もうこの数回のやり取りだけで、佐藤さんの個性がぶわんぶわん漂ってきました。
普通にしてても面白い。それってすごい武器です。そう、たけるんは、全身武器。
佐藤さん
「こうやって、個性を押し込めることなく働けるのは嬉しいですね。」
水野さん
「うん、会社としての一致団結は必要ですが、それぞれの良さや
性格を引き出しながら、ユニークな働き方をしてほしいと思っています。」
Story2 人生経験は全て通ずる。
そんな水野さんも、ひとつ意外な武器があります。それは、ダンス。
水野さん
「はじめのほうは、紡績会社に勤めながらダンスをしていました。で、一緒に踊ってた友達から
“一緒に会社やらないか”って誘われて、広告代理店を立ち上げました。
糸から広告。なんにもわからなかった。実際、潰れるまではいっていませんが、
うまくいかなくて…そのあとリクルートの制作会社に入り、
ジーピーオンラインに入り…そして今です。
転職は繰り返しましたが、ダンスはずーっと並行してやっていますね」
実は一度、水野さんのダンスを見たことがある私。
ジャンルでいうと「ポップ」、ロボットみたいな動きをしていました。
めちゃくちゃ上手くて、かっこよかった。
水野さん
「ダンスって、40代・50代も結構やっていて、大御所と言われる人達もいるんです。
その人たちは口を揃えて“ダンスは人間性だよ!”と言います。
僕ら若いもんからしたら、技術を極めることに目を向けていたりするんですが、
彼らは “自分の生きてきた人生が出るのがダンスなんだよ!” って語るわけです。
最初は “は?(笑)” って感じだったんですけどね、
でも本当にすごい人や、ずっとダンスを続けていけてる人って、人間性が柔らかい。
僕にダンスを教えてくれた人も、世界大会で優勝とかしてるんですが、
技術はもちろん、人間性が尊敬できる存在なんです。」
人生経験が現れるダンス。そのダンスが今度は、仕事に通ずることもある、と水野さん。
例えば「人への気配り」「やさしさ」「やわらかさ」、
そして、「逃げないこと」という、当たり前のようで難しいこと。
ところで、佐藤さんは昔から、Webやアプリ関係のお仕事だったのでしょうか?
佐藤さんの人生についても覗いてみました。
佐藤さん
「昔からこういう仕事をしてたわけではないです。僕はあの……
小説家になりたくて、ずっとエンタメ小説を書いてたんです。
あれってカタチがあるんですよ。主人公やその周りがピンチに陥り、それを乗り越える。
これは、Webやアプリの企画にも必ず通ずる部分がありますし、目も養えます。
こういう理由やカタチがあるから人は面白いと感じる、っていうのが分かってくる。
面白さをロジカルに考えることができるというか。
そういう部分で、僕の人生経験は、仕事の中で役立ってますね。」
水野さん
「たけるんの彼女が33年いないっていうのも、人生経験だよね」
佐藤さん
「はい、そうですね。(きっぱり)そのほうが物事の妄想が膨らみますよね。」
でも、本当に佐藤さんの妄想力はスゴイんだとか。
トンガルマンさんが作っているアプリのひとつに「ユメミ〜ル」というのがあります。
これはなんと、見たい夢を見れる(かもしれない)アプリ!
寝る時間・起きる時間、それから見たい夢を選ぶと、眠りが浅いタイミングを算出し、
それに見合ったセリフや音が枕元で流れるんだそうです。最高ですね。
佐藤さん
「僕がこの会社に行きたいって決めた求人広告に、このアプリのことが書いてあって。
でもそのトップ画像は、ユメミ〜ルで見る夢を想像して、
メンバー全員がキス顔で写ってるっていう、非常に気持ち悪いもので。(笑)
そこにも惹かれましたね。」
佐藤さんの妄想力もおおいに活かされる場だと確信したわけですね!
Story3 インタビュー中に企画が決まっちゃった!
マーケティングアプリ(商標登録)、営業支援ツールとしてのアプリ、顧客をサポートするためのアプリなど、目的に合わせて
様々なジャンルのアプリを開発しているトンガルマン。
その中のひとつに「自社企画アプリ」というものがあります。
「社内リソースの20%を常に自社企画アプリ開発に当てる」という面白い取り組みです。
水野さん
「今20%どころじゃないよね(笑) もっとやってる。
でも、そういうのは重要かなって思うんですよ。
クライアントワークではできない自由な発想を持って、
自分たちが“いい!”と信じたものを実現する。」
佐藤さんも先日、ルーレットアプリをパパッと作っちゃったところでした。
出社時や「おやつタイム」でのおしゃべりの際に、そのルーレットアプリを使い、
某テレビ番組のように、トークテーマを決めるんですって。
佐藤さん
「おやつタイムというのは、みんな同じ時間に休憩をとってここに来て、
みんなでおやつを食べながら、みんなでグダる時間のことです。」
水野さん
「やっぱり、パソコンにずっと向き合ってる仕事なので、声を掛け合う機会を増やしたり、
メンバーが働きやすいような環境づくりは、非常に心がけています。
…たけるん、なんかやりたいことないの?」
いきなり話を振られ、「そうですね、」と佐藤さん。
小説家の夢のことを再度話し始め、今も諦めていないということを教えて下さいました。
佐藤さん
「自分のつくったものが人の目に触れて、感想がもらえることが嬉しくて。
今の仕事も、その延長線上なんです。
昔から、なにかをつくっていくっていう部分で勝負したい気持ちがありました。」
そのとき。「たけるん、やろうよ!」
「えっ」という佐藤さんの声。
水野さん
「全然、やってください。たけるん普段、Facebook担当だからー…
あっ。じゃあFacebookで連載モノとかどうですか。Facebookページがたけるんの本。
うん、やろう!やりましょう!まずはプレゼンして下さい。
で、社内で確定させよう。あとは自由に書いて下さい、ね!それで行こう!」
佐藤さん
「え、はいっ。」
………インタビュー中にひとつ、企画が決まってしまいました。(笑)
水野さん
「よーし! …あっ、ほんまっすよ?ほんまにやるんですよ?
ちょっとずつ進んでいこう。それでいいじゃないですか。」
佐藤さん
「水野さんは決断が早いんです。スピードを大事にされてて。
いろんなもんがノリで決まっていくことがあっても(笑)、
コンセプトはしっかり決めて、固めていきます。だから、やることに筋が通って行く。」
佐藤さんはこんな感じで、「自分の想像を超えていく」のが、すごく楽しいんだそうです。
Story4 トンガルマンの土台
個性やトンガル、という単語がたくさん出てきましたが、水野さんは「メンバーにしても、僕らがつくるものにしても、ホントは根は真面目だよ」と言います。
水野さん
「面白いこと、トンガっていることで受け入れられようとするには、
土台がしっかりしてないとだめ。」
佐藤さん
「トンガルマンのロゴも、上はトンガってるけど、下はずっしりしてるでしょ。」
あ!ほんとだ!先ほどの
「ノリで決めることがあっても、コンセプトはしっかり決めて固めていく」
というところにも、通ずるところがありますね。
水野さん
「それからね、僕がいつも思っているのは、
人間って、個性的でしかありえないと思ってるんです。
誰一人として、同じ人生は絶対歩んでない。
割と、その人生経験…その人の土台に目を向けていない人もいる。
でも、僕らはそのあたりを活かしていきたい。
例えば僕だったら、一度会社立ちあげてみたこと、だめだったこと。
ダンス。昔、田舎の山でずっとやってた秘密基地づくりと、魚とり。
それが活かされるタイミングは必ずやってくる。みんなにもある。
だから、スタッフにも人生の話を機会があれば聞いてみてます。
あんまり答えてくれませんが。笑」
ここで、佐藤さんが自分の人生経験を話して下さいました。
佐藤さん
「僕、小説書いてたって言いましたが、その3年間、無職だったんです。
周りには、職についてない間のこと“マイナスにしかならんねんで”って
何回も言われました。自信はなくしましたが、人と関わる中で、
マイナスと思われるところをプラスに変えるのは自分次第で、
“できるよ”って言ってくれる人もいて、変わりました。
そこから、履歴書で30社ほど落とされることもありましたが、
折れずに頑張って、ここに来ることができました。」
水野さん
「僕も転職を繰り返しているので、仕事がない時期っていうのは当然ありました。
不安で、1週間くらい家出なかったときも。でも、そこで出るきっかけになったのは
やっぱり“ダンス”でしたね。仕事でもない、プライベートでもないコミュニティ。
人ってこう、何かしらのカタチで、仕事という角度以外で
人と触れ合う機会を持つといいのかなと思いますね。
今の時代はそういうことをする機会も増えてきていると思いますし。」
佐藤さん
「視野が全然違ってきますよね。こればっかり!ってなると、うまくいかない。」
水野さん
「うちね、結構そういう人多いんですよ。
だから、ディレクターは、結構未経験でもOK。
どんだけ面白い人生歩んできたか。そういう人のほうが結構対応力ありますしね。
わりとすぐ、スッと業務入ってこれますし。」
エンジニアで6年ブランクあった人も、最近雇われたんだそうですよ。
水野さん
「ここに来る人には、小さな成功体験をいっぱい積んで、
自信をつけてってもらいたいな、と思っています。
それをカテに、人間性を高めていってもらえたらなと思います。
いきなり大きな成功体験は難しい。新たな分野での成功体験も難しい。
だから、あまり無理せず背伸びせず、やっていってくれたらいいですね。」
Story5 アプリの未来、トンガルマンの未来。
Webサイトって、情報を一方的に発信する力が非常に強いもの。でも、スマホアプリというのがこの世に現れて、ユーザーの体験談も作られるようになりました。
そしてやっぱり、“触れる”ことができるというのは、本当に大きいことだそうです。
水野さん
「ユーザーに寄り添ってくれるというか、常に一緒にいながらも、リッチなことができる。
ユーザーの記憶に残るようなアプリをつくっていきたいですね。」
アプリは「寄り添ってくれる存在」。
そのアプリを使えば、スマートフォンは自分専属の観光ガイドさんにもなるし、
時には自分の彼女になったり、部屋にいながら頭上にある星座を案内もしてくれる。
トンガルマンさんのような職業は、魔法使いにすごく近い仕事かもしれませんね。
ここで、トンガルマンの未来について、聞いてみました。
佐藤さん
「そうですねー…会社でっかくなって、僕は専務とかになってる(笑)
どんどん人も増えていって、みんなでアイデア出し合って。多人数であることを楽しむ。
そして自社ビルを持つ!トンガルマンのカタチの…ピラミッド型の!
社長は一番上の、トンガッてるとこね。」
水野さん
「めっちゃ狭いやん…(笑)」
笑い声の中、しばらく盛り上がる「トンガルマンビル」の妄想。
水野さん
「まあ、ほんとに自社ビルは持ちたいなって思ってますね。
でも設立したばかりで、課題はたくさんあるし、実績はまだまだ少ない。
…まずは、トンガルことに対して、信頼してもらえるようになりたいです。
やみくもにトンガルっていうのは、だめですね。理由がないのはだめです。
時間がかかることかもしれませんが、みんなで積み上げていきたいな、と。」
トンガルマンにはどんな人が向いているかを考えてみました。
…人生経験を大切にできる人かな?どんな人生だったとしても、
自信を持って仕事にも活かせられるようになれたら、すごく武器になりますね。
トンガルマンに興味を持った人は、自分の人生をこの機会に、
事細やかに振り返ってみるのもいいのかも。
お話にもありましたが、誰一人として同じ人生は歩んでいない。
自分の人生はきっと、自分が思う以上にドラマチックでユニーク。
それを感じることができたら、ぜひ、応募してみてください。
ちなみに、佐藤さんの彼女も絶賛募集中ですよ。(笑)
(インタビューと文:島田、撮影:箭野)
Job description
募集職種
- 募集期間
- 2013年11月1日(金)~2013年11月30日(土) ※それ以降の募集については、随時お知らせ致します。
- 募集業種
- ○システムエンジニア
スマートフォンアプリ(iOS、Android)開発のお仕事です。クライアント案件だけでなく、自社開発の有料・無料アプリも開発していきます。一工程のみを担当するのではなく、完成までの全工程に関わっていけるので達成感があります。
○ディレクター
既存顧客やご紹介、お問い合わせのあった企業へヒアリングを行い、マーケティングの観点からクライアントの課題や問題点を抽出。それに基づいた戦略を練り、最適なスマートフォンアプリの制作進行管理を行っていただきます。
- 雇用形態
- 正社員
- 応募資格
- ■専門学校卒以上
■SEまたはPGとして1年程度の実務経験をお持ちの方
- 勤務地
- 大阪(梅田)
- 勤務時間
- 10:00~19:00
- 給与
- 22万円~
- 休日・休暇
- 完全週休2日制(土日祝)、夏期休暇、年末年始、有給休暇、慶弔休暇
- 待遇
- 昇給年1回(査定に基づく) 賞与年2回(業績による)
通勤手当(月3万円まで)、家族手当(配偶者2万円、子1人5千円)、住宅手当(2万円)、職級手当(5千円〜5万円)、役職手当(1〜5万円)、資格手当(5千円〜2.5万円)
※以上すべて当社規定による
社会保険完備、定期健康診断、社員旅行、資格取得補助
- 採用予定人数
- 若干名
- 選考プロセス
- このサイトからエントリー
↓
書類選考を行います。履歴書、職務経歴書を下記までお送り下さい。作品があれば、そちらもお送り下さい。
〒530-0001
大阪市北区梅田2-5-6桜橋八千代ビル7F
トンガルマン株式会社
書類選考後、合否に関わらず全員にご連絡致します。 ↓
日時をご相談の上、面接を行います。 ↓
選考後、合否に関わらず全員にご連絡致します。
↓
採用
- 応募者への質問
- 1)仕事も含めて、人生における失敗談。また、それをどう克服したかを教えてください。
2)大切にしているコト・モノを3つ挙げてください。
- webサイト
- https://tongullman.co.jp/
- メッセージ
- トンガり方は人それぞれです。自分なりのトンガり方を見つけて欲しいと思います。
-
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