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CHASHITSU Japanese Tea & Coffeeの求人サムネイル
2016.08.31 公開 2018.04.19 更新
CHASHITSU Japanese Tea & Coffee
心に交わる、革新的日本茶スタンド

※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください

 

お客様の“行動”に寄り添う。

CHASHITSUは、これまであった「CHASHITSU for worker」をリニューアルしたお店だ。

これまでは、日本茶のおいしさをストレートに伝えてきたが
今回、商品や店舗設計を大きく見直し
よりお客様の気持ちや行動に寄り添ったお店として生まれ変わる。
制作を担当する田川香絵さんに、リニューアルのポイントをうかがった。

(リニューアル前の店舗「CHASHITSU for worker」。)

(リニューアル前の店舗「CHASHITSU for worker」。)



「今回のリニューアルで特に気をつけたことは
しっかりとお客様の“行動”に寄り添うこと。

これまでスタンドは、店内の中央にあったのですが
人が通る道側に寄せることで、お店の中に入ってこなくても
ドライブスルーのようにテイクアウトで買っていただけるようになりました。
入りやすさ、スタッフへの声のかけやすさは大きく飛躍するのではないかと思います。

そして、靭公園という素晴らしい環境をもっと活かした営業をしようと
商品や運営形態も変更しました。
靭公園は、平日は近隣にお住まいの方・働く方々が利用されていますが
休日は、子ども連れのファミリーも多く
春から秋にかけては少し混雑するほどの人が集まる場所です。

そのような方々に向けて土日の営業はもちろん
公園で食べることを想定したピクニックランチセットなど
よりご利用いただけやすいものを用意しています。」

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(客席も増え、これまでよりも過ごしやすい空間になった。)

(客席も増え、これまでよりも過ごしやすい空間になった。)



店名から想像するのは、「日本茶を提供するカフェ」だが
CHASHITSUが展開する商品の中で、一際目をひくのは
日本茶とコーヒーを掛けあわせたドリンク(!)。

アジアのバリスタ大会で準優勝を成し遂げたトップバリスタが在籍する
京都長岡京にあるスペシャルティコーヒー「Unir(ウニール)」との共同開発だ。

(右奥 CHASHITSUの商品を共同で開発したUnir(ウニール)さん。)

(右奥 CHASHITSUの商品を共同で開発したUnir(ウニール)さん。)



上質の特上ほうじ茶とスペシャルティコーヒーでつくる「ほうじアメリカーノ」
オレンジとコーヒージュレが爽やかな「ほうじカフェジュレッティー」
とろりとクリーミーな抹茶で仕上げる「抹茶ヴィエナコーヒー」など
味の想像はし難いが、だからこそ「飲んでみたい」と思わせるドリンクばかりだ。

(何度も試作を繰り返しながら、自信を持って提供できる商品を開発した。)

(何度も試作を繰り返しながら、自信を持って提供できる商品を開発した。)



「日本のお茶を語るときに必ず登場する千利休は
茶室の空間に最小・最狭を追い求め
4畳半、3畳、2畳とどんどん茶室を小さくしていったのですが
それは当時にとっては革新的なことだったとされています。

ついには持ち運びができるいわゆる“モバイル茶室”までつくったとか。
客人との距離をできる限り縮め、心からの交わりを求めていた利休のこだわりは
当時の文化に強烈な驚きと変化を与えたそうです。

現代人のお茶の文化、飲み方、在り方に
当時の利休のような変革を起こすとしたら
どんな方法があるだろうと考えて商品開発にのぞみました。

古くから日本人に愛されている日本茶と現代の文化として
当たり前に日常にあるコーヒーを掛け合わせることは
わたしたちにとっても大きな挑戦でしたし
世の中に提案する革新でもあると思っています。
自信をもって提供できるものに仕上がりましたので期待していてください。」

もちろん日本茶、日本茶ラテなどコーヒー以外のドリンクも楽しめるし
リニューアル前からの人気商品だった「おはぎバーガー」も
新味となって店頭に並ぶ。
フラっと立ち寄れる、日常使いができる新店舗への期待は大きくなるばかりだ。

(テレビにも取り上げられ話題となった、おはぎバーガー。新味は、オープンしてからのお楽しみ。)

(テレビにも取り上げられ話題となった、おはぎバーガー。新味は、オープンしてからのお楽しみ。)



お客様と“直心の交わり”を。

「接客はお客様ひとりひとりに対してオーダーメイド」と話すのは
スタッフの中尾一也さん。
大手のカフェや飲食店で働いた経験を生かして入社。

現在は日々の営業から
商品開発における外部折衝など幅広い業務を担っている。
まずは日々の日常業務について、その働き方を聞いた。

(お客様と丁寧に会話を重ねながら、接客を行う中尾さん。)

(お客様と丁寧に会話を重ねながら、接客を行う中尾さん。)



「販売スタッフは、出社してからまず
お店の掃除とドリンク材料の準備を行います。
営業スタート後は、お客さまへの対応と並行しながら
検品や資材準備などがあります。

製造スタッフは、おはぎバーガーやパウンドケーキなどのフードを作ります。
作業工程自体はシンプルなので、難しくありません。
ただ、火を使っている場面が多いので
空調には気を払っているものの少し暑いかもしれません(笑)」

聞くところによると、“マメな人”が向いている仕事だそう。
繊細な茶器や商品を扱うだけあって
常に清潔な環境で丁寧な仕事ができることが大事だそうだが
その心得はコミュニケーションの部分でも求められる。

「お客様がお店に入ってきたら、まず察する・空気を読むということを心がけています。
それから対応する・提案する。

どの飲食店でもそうかもしれませんが
ここが日本の茶室をコンセプトにしていることからも
押し売りにならずひとりひとりに合わせたおもてなしの気持ちを
常に意識することが一番大切なんじゃないかな。

スタッフ間では、お客様との“直心(じきしん)の交わり”を
大切にしようと話しています。」

メニューに書いていないオーダーに対しても
確保している材料でできるものである限り
対応していくという方針ももっている。
そんなひとりひとりに優しく向き合う姿勢は自身の働き方にも影響している。

(お客様一人ひとりに丁寧にお茶を入れる。)

(お客様一人ひとりに丁寧にお茶を入れる。)



「将来は、お店で出す商品の生産部分にもっと身を置きたいと最近感じています。
農家さんや専門家の方との関係の中で今は商品を仕入れていますが
たとえば自分たちの手でお茶の葉を育てたり
オリジナルのブレンドコーヒーを作ったり…
そんなことができたら、よりお客さんへの対応や提案が
“もっと自分の心の深いところから出てくるもの”になるんじゃないかと思っています。」

CHASHITSUのロゴは、お茶を急須から注ぐ時の雫
中でも旨味がもっとも凝縮されているとされる最後の一滴
「ゴールデンドロップ」がモチーフとなっている。

(今回のリニューアルを機にロゴマークも一新。中央に「ゴールデンドロップ」が輝く。)

(今回のリニューアルを機にロゴマークも一新。中央に「ゴールデンドロップ」が輝く。)



「一番おいしい最後の一滴まで注ぐことこそが
お客様のことをほんとうに想っているということ。
お店の営業の中で、スタッフは様々な“判断”をしていかないといけませんが
その判断において何を大事にしないといけないのかを
すぐに思い起こせるシンボルになっています。」

CHASHITSUが具現化する日本美は
しつらえや商品ではなく、気持ちや精神の部分にも表れている。


日々の暮らしにパワーを与えるお店

CHASHITSU は
「職業安定所」の機能をもつ仕事ライブラリー「ハローライフ」の1階に入っている。

そういった建物の特性上、本町のサラリーマンやOL、近隣住民だけでなく
求職・転職活動をする若者たちも多く訪れる。

彼らが、ほっと一息つける、元気になる
そんな挨拶や声掛けができる
心を込めた商品を提供できることが
今回募集するスタッフに求められている姿勢だ。

(CHASHITSUの入る施設「ハローライフ」)

(CHASHITSUの入る施設「ハローライフ」)



また、CHASHITSUで販売するフードは
ハローライフ4階の「CHASHITSU factory」と呼ばれる
小さな工房で製造されている。

そこでは、一般の会社で就職する前に働く自信を身につけたいと考える人が
実践的な力をつける場として機能し
指導、教育係としてCHASHITSUのスタッフが携わっている。

CHASHITSUにおいても、売上を伸ばし夢見る先は、多くの雇用を生むことだ。
飲食分野のみならず、雇用や就職支援などの分野に興味をもつ人にとっても
とても刺激的で学びのある職場であることは間違いない。

(CHASHITSU factoryでは、毎日店舗で販売される商品が製造されている。)

(CHASHITSU factoryでは、毎日店舗で販売される商品が製造されている。)



今回募集しているアルバイトの仕事は、接客と製造がメイン。
開店業務から、お客様から注文を聞いてお茶をつくるまでの一通りの作業
商品製造、閉店業務など、一連の営業に関する仕事を担う。

社員スタッフが行なう商品開発の補助に関わることあるそうだ。
ハローライフで開催されるイベントの交流会会場として活躍することもあれば
ケータリングの依頼を受け、小型版のブースをつくって出店したりすることも。

(イベントの出店でCHASHITSUの人気商品「おはぎバーガー」を販売する中尾さん。)

(イベントの出店でCHASHITSUの人気商品「おはぎバーガー」を販売する中尾さん。)



日本遺産地・和束町とともに

CHASHITSU で取り扱う日本茶の茶葉は
奈良平城京と宇治平等院とのほぼ中間に位置する
和束町(わづかちょう)の茶葉だ。

800年にわたり常に高品質な茶生産を続けてきた和束町は
「日本で最も美しい村」「日本遺産」に認定されており
緑豊かな山腹に茶畑が広がる宇治茶の主産地だ。

CHASHITSUは、この日本が誇る宇治茶のおいしさとその可能性を探求していく。

(緑豊かな山の斜面に広がる茶畑。宇治茶の主産地であり、「日本で最も美しい村」に認定されている。)

(緑豊かな山の斜面に広がる茶畑。宇治茶の主産地であり、「日本で最も美しい村」に認定されている。)



和束町は、65歳以上の高齢者が38%を占める地域であり
毎年100人のペースで人口が減り続けている。

茶農園の継続において人材不足という課題を抱えているため
都市部から若者を集めシェアハウス生活を送りながら
茶農家で働くという地域おこしプログラム
「ワヅカナジカン援農プロジェクト」を展開していたり
少しでも和束町のことを知ってもらいたいと
茶農家が連携して広報企画を進め 町をあげての活性に取り組んでいる。

(現地に足を運び、生産者さんの生の声を聞きながら、お茶の品質を確かめる。)

(現地に足を運び、生産者さんの生の声を聞きながら、お茶の品質を確かめる。)



「和束町の茶農園さんから
あと10年、20年もすれば、今和束町で茶農園を運営している世代が
ほとんど引退する時期になると聞きました。
後継者がみつからなければ茶農園はなくなっていく。

今回CHASHITSUでお客様に提供する和束のお茶は
香り豊かでしっかりと記憶に残る ほんとうにおいしいお茶。
茶農園さん、和束町を心から応援したいと思いましたし
革新を届けていきたいわたしたちのお店になくてはならないのは
和束町のお茶以外にないと強く感じたんです。
ぜひ、和束町のみなさんと一緒に歩ませていただきたいと思っています。」

心からの言葉だとしっかり伝わる表情と力強い言葉で
田川さんはそう締めくくった。

このお店に訪れる人、働くことに悩む若者たち
生き残りをかけた生産者…
たくさんの人の、心に直に交わっていくCHASHITSUという日本茶スタンド。

古くからの日本人の美意識と、現代に向けた革新が混ざり合ったこのお店は
どんな未来をわたしたちに届けてくれるのだろう。

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Job description
募集職種
企業名・団体名
CHASHITSU Japanese Tea & Coffee
募集期間
2016年9月30日(金)〆切
それ以降の募集につきましては
随時こちらのサイトにてお知らせさせていただきます。
募集業種
【アルバイト】
CHASHITSU Japanese Tea & Coffeeの
通常営業業務(仕込み・接客・仕入れ・経理等)
お客様とのコミュニケーションを大切にしながら
各種ドリンク、オリジナル和菓子の製造、販売などを担います。
雇用形態
アルバイト
応募資格
問いません。
勤務地
大阪市西区
勤務時間
9:00〜18:00の間で
4〜8時間の勤務を予定
給与
時給900円
(3ヶ月間の試用期間は時給860円・
その後の雇用に関しては要相談)
休日・休暇
シフト制
待遇
面接の上、能力・経験・前職を考慮し優遇します。
社保完備、交通費 一部支給(上限あり)
採用予定人数
若干名
選考プロセス
次項目「応募者への質問」にお答えいただき
本サイトよりエントリーした上で
履歴書を送付ください。
※お送りいただいた履歴書はお返ししておりません。

【送付先】
〒550-0004 大阪府大阪市西区靭本町1-16-14
応募締め切り:2016年9月30日(金)18:00必着
※それ以降の募集については随時お知らせ致します。

1)書類審査後、通過者の皆さまにのみ
  ご連絡させていただきます。(1週間以内)
2)面接日時を相談の上、決定。
3)面接を実施します。
4)面接の結果を全ての方にお知らせ致します。
5)勤務開始(相談の上、決定)
応募者への質問
1】勤務可能な回数・時間を教えて下さい。
 (週◯日、00:00〜00:00)
2】通勤手段を教えて下さい。
WEBサイト
http://chashitsu.jp/
https://co.hellolife.jp/