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株式会社インフィニティスタイルの求人サムネイル
2017.04.04 公開 2023.12.15 更新
株式会社インフィニティスタイル
「前向きな姿勢」を見逃さないデザイン会社で、webディレクター・グラフィックデザイナーとしての挑戦を。

※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください

仲間とともに成長続ける会社の、裁量あるwebディレクター。経験者も、経験の浅い方も歓迎。

(「中2病みたいな社名でしょ」と語る久米洋平さん。)

代表取締役の久米洋平さんは、専門学校でデザインを学び、卒業後は制作会社に入社。

出向先でテレビ局のグッズの制作や、ラジオ番組のディレクター、関連イベントのディレクションなど、デザインだけではなくディレクションの領域でも様々な経験を積んでこられた。

楽しいけれど忙しくて眠れない日々。毎年入院するはめになり、退職を決めたという。

「親父が鞄のデザイナーであることと、自分が昔、マンガ家などの絵を描く仕事をしたかったこともあって、退職後はデザインを一から勉強したいと考えました。」

その後、つきあいのあった企業や先輩からデザインの仕事依頼を受けるようになり、個人事業主として働くことに。大阪・上本町のビルの一部屋を自営業仲間とシェアしていたそう。

「25歳ぐらいの頃です。しばらくして僕が抜けることになったんです。自身でオフィスを持ってひとりでやろうと思って、集合オフィスから卒業しました。お客様の立場に立って考えると、セキュリティー面や安心感的にも、オフィスをもってしっかりやったほうがいいかなと思いました」

(現在のオフィスは西区立売堀の閑静な場所にある。オフィス内は、白と黒を基調としたスタイリッシュなデザイン。ピッと身が引き締まるような空気があった。)

それから9年。インフィニティスタイルは、代表の久米さんとweb制作担当の小池さんと三木さん、CG担当の石橋さんの4人で活動が始まり、法人化後に、グラフィックデザイナーの今市さんが合流。

グラフィックとwebとCGの案件をみんなで横断するように仕事をしているうちに、いつしか軌道に乗り、今に至るという。

制作されたものを見せていただくと、誰もが知っているような繊維メーカーから家電メーカー、大学、映画の公式サイトなどの販促物、webサイトなど幅広く制作されている。残念ながら権利の関係でその多くはお見せすることはできない。2016年には、日経電子版広告賞のコンテンツ賞を受賞。

今回の募集は、webディレクターとグラフィックデザイナー
webディレクターは、まずは社内の制作チームで案件を回すディレクションの手伝いからスタートし、慣れてきたら案件単位で制作進行管理、見積り、パートナーのアサインなど、裁量ある業務を任せてもらうことができるポジションだ。

グラフィックデザイナーの仕事については、前回掲載した記事でおうかがいした。そちらもぜひ覗いてみてほしい。
https://hellolife.jp/company/18491.html

同業にて経験のある方の応募はもちろん歓迎だが、「あまり自信の無い方でも気軽にご応募ください。経験が少なくてもやる気やモチベーションによっては、選考基準になることもあります」と、その窓口は広く開かれている。

関西のデザイン業界では珍しく、webやグラフィック、CGなどをまとめて制作しているプロダクションであるため、「データの管理も含めて全てお願いします」と依頼されることが多いそうだ。

(社内には洋楽専門のラジオが流れていた。)

創業期のメンバーが結婚をしたり、ひとり、ふたりとスタッフが入っていくに連れて気持ちが変わってきたという。

「最初は個人で仕事をやりはじめて、みんなが助けてくれるという意味でどこか依存しているところがありました。責任をそこまで大きく感じていない時期がありましたが、やがて法人になって今まで会ったことのなかったスタッフを採用するようになってから、すごく怖くなりましたね。動くお金も変わってきたし、仕事の規模も変わってきました」

webのトレンドや、高いディレクション技術の中に身を置いて働く。

(ディレクター、webデザイナーの三木信二さん。)

webディレクターの具体的な仕事内容は、web制作担当の三木さんにお話をお伺いしたい。三木さんは社内で制作番長と言われるほど、成果物のクオリティを担保する重要なポジションの方だ。

久米さんと同じ専門学校を卒業後、制作会社で5年ほど実績を積み、フリーランスを経てインフィニティスタイルの創業から参加した。クライアントとのやりとりの中で、自分の成長を実感すると語る。

「前職の制作チームにいた頃はこの業界に入って2〜3年でしたから、上司に同行してその背中を見て学ぶスタイルでした。

前の会社では営業チームから明らかにスケジュールが破たんした案件がきて、制作チームと営業チームの大きな溝を感じていましたが、今はデザインやコーディングの作業量がだいたいわかるので無理のないスケジュールを組めるよう交渉のテーブルで調整できるようになってきました。そういったマネジメント部分を教わりたい方ならぜひ教えたいです」

将来的には、2つのwebチームを編成したいと考えている。三木さん率いるチームの強みと、今回募集するwebディレクター率いるチームの強みが相互に力を発揮し、さまざまな案件に応えていけるように社内を強化するのが狙いだ。

経験の浅い方の立場から見ると少しハードルが高く感じるかもしれないが、インフィニティスタイルは、これまで取り組んできたことの他にもポテンシャルや前向きな姿勢を評価する社風だ。経験を積んでこられた先輩たちの教育や指導も行き届いているので、物怖じせずまずはチャレンジしてみてほしい。


(webデザイナーの船登あゆみさん。)

2013年に入社した船登さんは、女性だからと困ることはなく、上司とも距離が近いので気軽になんでも相談できると話す。

学ばないといけないと感じているのはwebの技術的なところだけではなくて、人間力だと感じています。

入社2年目ごろから社外の方ともお話させていただく機会が増えて、どれだけいいものがつくれるかはクライアントとのやりとりにかかっているなと実感しています」。

アメリカとヨーロッパに会社をつくる。海外でも通用するデザイン・制作会社としての事業展開。

代表の久米さんの視線の先には、海外も見えている。

「ヨーロッパとかアジア圏向けに広告物をつくることもあるんですが、向こうの代理店に見せるとはじかれることもあります。

日本の広告はコピーとか文字で伝える“ことば”の影響が大きいと思いますが、海外では文字を読める人とそうでない人とさまざまいらっしゃるので、文字で説明する考え方が少ないようです。

ビジュアルのインパクトであったり、そういったデザインの力が大きい。いろんな国の文化に左右されないようなデザイン会社をつくりたいというのが夢です」

(仕事空間は、気持ちのいい緊張感があり、とても集中しやすい。)

久米さんは、すでにその夢のための準備をしている。アメリカのポートランドに行き、視察してきたそうだ。


「日本だけで広告の仕事をするのは正直しんどいと思っています。海外ではマーケットや統計などの情報を社内に蓄積しながら、データに基づいてデザインをすすめる、そんな流れが一般的だと聞きました。日本で仕掛けていくには道が長過ぎるけれど、デザインは世界共通のものなので、世界で勝負していきたいと考えています」

アイデアや意見を出しやすく、学べる環境を会社が用意。働きやすい職場環境もデザインする。


また、多くの広告制作会社と比較すると断然働きやすい。
(集中して制作作業に取り組める環境がある。)

デザインの仕事は職人気質なところがあるため、多くのデザイン会社では怒られることも多い。

勉強や修行という意味では結果的に良い面もあるが、インフィニティスタイルでは、新人スタッフに怒ったりする事はあまりないそうだ。

また、企画提案のアイデア会議は、時には殺伐とした雰囲気になってしまいがちだが、萎縮してしまうので、インフィニティスタイルでは、面白くなくても面白がってやろうと、ワーキャー言いながらアイデア会議をやっているという。

(打ち合わせスペース。とても綺麗に管理されている。)

すると、逆に実のあるアイデアが出たりしてアイデアが面白く転がっていく。そこから生まれた企画の多くが、クライアントの評価につながっている。

久米さんの思いつきで生まれた福利厚生もある。『希望者がいれば海外にいこう!会社がお金を出す!』というもので、あるスタッフはカナダとドイツに行ったそうだ。

「ちょうどカナダ留学の斡旋をする案件の仕事をしていたので、カナダの担当の方にも会いに行きました」

(ドイツにて。経験はすべて仕事に活きる。)

趣旨としては、みんながいろんな経験をしようというもの。この時のスタッフはドイツでパスポートを盗まれたらしく、趣旨どおり様々な経験ができたそうだ。

辞めた社員が戻ってくる「居心地のよさ」。働きやすさの理由は、「自分の名前を呼んでもらえる場所であること」。

最後に久米さんからポロッとでてきた話をぜひとも紹介したい。実は久米さんには就職した1社目で苦い経験がある。

その話の前段は会社をどうデザインしていくか、という内容からはじまった。

「僕は、デザインするだけがデザイン会社じゃないと思っていまして、自社の価値も含めてデザインしていきたいと思っています。そうしていかないと、いっしょに働いているみんなに迷惑かけてしまう。

デザイン会社というのは、ある程度の年齢に達成すると縮小していくケースも多いんです。ええ歳になって『ごめん! 会社縮小する』とか言うのはかわいそうなので、みんなを死なせないためにはどうするか常に考えています」

(経験豊富なデザイナーたちがいる職場では、自然とデザインの引き出しが増えてゆく。)

久米さんとのインタビューの中では依存、自立という言葉が何度も登場した。どうしてもそこまで自立にこだわるのだろうか。

「僕は、自分ひとりでちゃんと立つことが誰かの役に立つというイメージをもっています。もっと強くなれば、まわりの誰かの役に立てるのではないかと思っていて、それの繰り返しですね。

デザインに限らず、何かに依存して頼ったりするのが苦手なんです。というのも僕自身、初めて働いた会社で干されたことがあって…。卒業当時めちゃくちゃ天狗だった時期があるんです」

専門学校時代に内定がたくさんとれたことが、久米さん自身が語る「調子に乗った原因」のようだ。

「かなり高待遇の会社で重宝してくだったのですが、イキってました。当時は僕がいないと困るでしょう的なノリだったんです。その反動で、ものすごく干されまして、結果的に自主退職しました。僕のせいなんですよ」

会社に行って定時まで与えられたデスクに座り続ける日々。自分の名前を呼んでもらえない日常に、耐えられなくなった。

社会人として世の中から自分に声がかからないことの恐怖が、自分の中ですごくあったんですよ。もう、くたくたになって、ものすごく落ち込んで、しばらく動けなくなりました」

プライドがズタズタになる中、専門学校の就職課に戻って、デザインの仕事ができる会社はないかと訪ねた。

「専門学校の先生から結構そういう性格は指摘されていたんです。『その格好のままでいいから今日面接のあるデザイン会社があるから行ってこい!』と言われて。

その場で履歴書を書いて、面接会場に行ったらみんなスーツを着ているのに僕だけペラッペラの格好だったんです」

採用枠はひとりだけ。案の定、面接の部屋に入ると「なんや君は。私服やないか」と言われた。

「履歴書をペラッと出して、1社目を辞めた理由を洗いざらい話して、私服で来た理由、デザインの仕事がしたい理由を話しました」

自信過剰な思いを捨てた瞬間だった。

「そしたらそこの社長がその場で『こいつ採用するわ!』と言ってくれたんです。その日から、とにかく自分の名前を呼んでもらえることは全力でやろう。とにかくなんでもやろうと思ったんです」

久米さんはその社長とは今でもずっと仲が良いらしい。さらに1社目の会社にも後日謝りに行ったという。

(社員旅行でのひとコマ。インフィニティスタイルは、きっと社員にとって「自分の名前を呼んでもらえる場所」であるにちがいない。)

「その時にみんな、いいことを言ってくれました。半分むかついていたし、半分はきみのためを思ってもあったと。だから『自分の名前を呼んでもらえる場所』は、絶対大事にしたいんです」

こんな正直な社長の元であれば、少々の挫折も乗り越えられるかもしれない。今働いている職場が働きづらいと感じているデザイナーの方、自分の力を試したい方はすぐにでも履歴書を準備してみてはどうだろうか。

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Job description
募集職種
企業名・団体名
株式会社インフィニティスタイル
募集期間
2017/5/4(木) 〆切
募集業種
Webディレクター
グラフィックデザイナー
雇用形態
正社員
応募資格
【必須スキル・経験】
●デザインやWEB関連の職業などの実務経験が3年以上の方

【歓迎スキル・経験】
●WEBディレクション経験
●Webデザイン経験
●バックエンド・SEOに関する知識

【歓迎する人物像】
●元気のある方
勤務地
大阪市西区立売掘1丁目9番13号 エアル本町ビル 2F
勤務時間
10:00 ~ 19:00(内1時間休憩)
給与
月給20万円 ~ 30万円
※スキル・経験により決定いたします。
休日・休暇
土、日、祝日、夏季・年末年始休暇
待遇
交通費一部支給 (月2万円まで)
昇給・賞与(業績による) ・各種社会保険完備
採用予定人数
若干名
選考プロセス
1)本サイトよりエントリー下さい。

2)エントリー後、自動返信メール記載のアドレスまで応募者様の情報、履歴・職歴、実績、スキル、自己PRを記載の上ご送付ください。

3)書類選考
(1週間程度で通過者の方にのみご連絡をさせていただきます。)

4)担当者との面接
(私服で結構です。履歴書とポートフォリオ(必須)をご持参ください。)

5)代表との面接

6)内定
応募者へのメッセージ
あまり自信の無い方でも気軽にご応募ください。
経験が少なくてもやる気やモチベーションによっては
選考基準になることもあります。
WEBサイト
http://www.infinity-s.biz/