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アイ・オー・ワンの基盤となる、大切にしてきた想い
社長である鍵原吉浩さんは、
学生時代から旅行サークルやイベントサークルを仲間とともに立ち上げ、
オリジナルのスキーツアーや5000人規模のディスコを
貸し切ってのパーティーなどを手掛けてきた方だ。
また、格闘技が好きでプロレスや相撲の警備員のアルバイトで
イベントの裏側に興味をもち、決まりきった毎日の仕事ではなく、
日々いろんなイベントを作り上げていく仕事を生業にしたいと考えてこられた背景がある。
まずは鍵原社長から
アイ・オー・ワンを創業するに至った経緯についてお聞きしたい。
鍵原さんが新卒で入社したのは大手旅行代理店。
配属部署は小中高の修学旅行を提案する部署だった。
「元々、企画プロデュースをしたいと選んだ旅行会社でしたが、
初めての仕事は営業でした。
しかし、旅行会社の営業という仕事は、単なる営業にとどまらず、
自分で企画した旅行を提案し、自ら添乗してご案内するという、
旅行のプランニングから実施まですべての業務にかかわるものでした。
お客様の笑顔を間近で見ることができて、旅行代理店での仕事に魅力を感じ、
この仕事を続けていこうという思いがありました」。
ところが鍵原さんの入社当時は広域人事というものがなく、
いずれは関西を拠点にいろいろな企画に挑戦してみたい
という思いは叶えられないとわかった。
そこで、さらにもっと幅広い仕事に挑戦したいと転職を決意。
そんな時、学生時代に在籍していたイベントサークルの先輩から、
関西に戻ってきてイベント業務をいっしょにやらないかというお誘いがあり、
イベント運営会社に転職した。
「ちょうど世間一般的にも博覧会ブームの頃です。
転職先では運営業務全般を行っていました。
博覧会で言えばコンパニオンやスタッフをマネジメントして、
現場を動かす仕事です」。
鍵原さんは営業担当として、博覧会の事務局運営や
商業施設の集客イベントを中心に提案されていた。
当初は1から10の業務をさせてもらえる要素があったものの、
途中から会社の方針として営業と企画制作をきっちりわけていくことになった。
そのため営業担当として最初のきっかけをつくり受注した後は、
企画制作のチームがイベントをつくっていくスタイルとなり、
鍵原さんの思いとは違う方向になっていった。
それがきっかけとなり独立を決意。
「お客様と直に接したいので、トータルプロデュースを
実現するためには自分で会社をおこそうと思いました。
そのほうがどんなに失敗しようが全部自分の糧になると思って起業したので、
今はより充実感が大きくなりましたよね」。
トータルプロデュースという形に学生時代からこだわり続けた鍵原さん。
その想いは、現在のアイ・オー・ワンにも根付いており、
ここで働くことはイベント制作にまつわるすべての経験を得ることと同義である。
さまざまな分野のイベントをさまざまな手法でプロデュースする。
「前職ではあまりできなかった漫画・アニメのキャラクターを活用した集客イベント等、独自のアイデアを具現化することに活力しました。
そういったアイデア出しなどで代理店から重宝されることが多く、
今も声掛けいただいています」。
アイ・オー・ワンは数千人が集まるロータリーやライオンズクラブといった
世界からの来賓を招いた大会のサポートや、博覧会、
キャラクターを使用した関西空港での集客イベントを行うなど力を発揮していった。
ほかにもマラソン大会、複合商業施設・住宅展示場での集客イベントなど
1000を超す非日常空間をつくり続けている。
また、イベントづくりにおいて
web制作やキャラクターライセンスの活用にも注力している。。
「WEB制作では募集キャンペーン事務局や出展者管理等、
現場の声を反映した独自のプログラムを制作し、現場を知ってるからこそ、
実際に使いやすいプログラムだとクライアント様からも喜ばれています。
また、SNS(Facebook,Youtube等)の特性を活用し、
これまでの紙媒体広告より低予算での
集客手法を作り上げ効果をあげてます。
キャラクターライセンスに関しては、クールジャパンと言われるほど
世界で名だたるアニメキャラクターが日本にたくさんあり、
そんなキャラクターを活用して過去、
ハローキティ30周年記念イベント「サンリオ オールスター タウン」や
2012年映画「ウルトラマンサーガ」公開記念スタンプラリー等を手がけました。
そんな実績やネットワークからキャラクターライセンスを活用したPRで
代理店さんからご相談いただいたくことも多いです」。
また、アイ・オー・ワンは新しいことにどんどん挑戦し、
早い段階から中国ともつながりをつくってきた。
大阪城のイベントでは中国の上海メディアグループの
テレビクルーたちを日本に招聘してきた。
「今でいうインバウンドの広報のお手伝いです。
中国のテレビや新聞でニュースとして大阪城でこんなイベントをしますよ、
と紹介してもらうことで、中国の方に来てもらうように促しました」。
「やってみたいアイデアをカタチにできる」仕事
アイ・オー・ワンでは4〜5つのイベントを同時並行で行い、スタッフ5〜6人で動かしている。
秋のイベントシーズンである11月は10件ほどの
イベントを同時に制作していることもあり、
大手イベント会社で3年はかかるスキルを1年で学べてしまう。
ここで、現場を支えるスタッフの方にもお話を聞いてみたいが、
その前にイベントの流れをおさらいしておこう。
【イベントのだいたいの流れ】
◎打合せ
・イベント発注者や代理店と打合せ。
↓
◎プランニング
・内容を企画し、企画書にまとめる。
↓
◎制作
・企画が通り次第、イベント当日のスタッフやゲストのキャスティングを行い、
会場のポスターや案内板など、必要なものの制作に入る。案件によっては広報も行う。
同時に進行台本や現場対応のマニュアルを制作する。
↓
◎イベント実施運営
・設営、リハーサル、スタッフへのレクチャー、搬入、本番、
搬出まですべてのプロセスをディレクションする。
↓
◎アンケート集計、報告書作成
・当日の様子や、お客様の感想を報告書にまとめ、クライアントに提出する。
ひとつのイベントに対して、大小関わらずだいたいこの流れで業務が発生する。
以上の流れをもとに、主に制作部分を担当する山本さん、
大野さんのおふたりに話を聞いてみたい。
インタビュー当日は週末にイベントを控えており、
会場で使用する無線の充電や受付の準備などの段取りの真っ最中。
大野さんがメインとなって出産・子育て応援トークというイベントを動かしていた。
この仕事の醍醐味はどんなところなのだろうか。
「今回のイベントでは打合せ段階で育児アドバイザーの方を
ゲストにお呼びしようという話になりました。
インターネットなどで調べたのですが、
育児アドバイザーってシステマチックに商売化されていて
セミナーで儲けているような方が多く、
もっと実際の経験の中から心に寄り添える熱い人がほしいね、
とみんなで言っていました。
偶然休みの日の朝にテレビを見ていたら、
育児について熱く話されているNPOの女性が出演されていて。
さっそく出演交渉したら熱意が伝わって
ゲストに参加いただけることになりました」。
テレビでよく見かけるような有名人をキャスティングすることもあるらしい。
確かにこちらの温度とぴったり合う方が
キャスティングできたときの喜びは大きいだろう。
自分のアイデアや「こうしてみたい」と思ったことを、
提案し認められれば実現することができる働き方は、
何かを自分の手で生み出してみたいと考える方にとっては
絶好のものになるだろう。
未経験でも、「イベントが好き」「たくさんの人と出会うのが好き」なら大丈夫
今回の募集で入社される方には身体を動かすイベント実施運営はもちろんのこと、いっしょに企画を考えてもらいたいと山本さんは語る。
「制作はイベント会場やモノ、人の手配など、
電話やメールで連絡する作業がたくさんあります。
電話の受け答えに関しては、マニュアルがあるので誰にでもできます。
慣れてきたら企画書づくりやイベント当日の台本づくり、マニュアル制作など、
準備のために必要なものをお手伝いいただきます。
私はこの会社に来るまでは企画書など書いたことがなかったのですが、
過去のさまざまなイベントの企画書がデータベース化されている上、
わたしたちもアドバイスできるので経験がなくても大丈夫です」。
大手のイベント制作会社では企画担当は企画だけと分業のところが多いが、
全部トータルで関われるのはアイ・オー・ワンの特徴と言えるだろう。
ではどんな人が向いているのだろうか。
「私自身は毎日同じ場所に行って毎日同じ人に会って、
同じ仕事をするのは性格に合わないので、
毎回新しいことにチャレンジしたいと思う人には
向いていると思います」と、大野さんは語る。
山本さんは「経験がなくてもイベントが好きで、グルメイベントや物産展、
テーマパーク、トークショーなどに実際に足を運ぶのが好きな人。
人を喜ばせることが好きな人にはぴったりなのでは」と語る。
案件ごとにさまざまな担当者の方や、ともに作り上げる外部パートナーの方、
お客様などたくさんの人に出会える仕事であるため、
人と関わり合うことが好きな人には最適な仕事だろう。
またアイデアを出しやすい仕組みや、社内での研修も用意されている。
「例えば、多種多様なフォーマットを使って
ブレスト会議だけではなかなか出て来ないようなアイデアを出せるようにしています。
外部向けに各種セミナー(プレゼンテーション、マインドマップ等)の実施も
数多く行っており、昨年から社員研修として社員の育成にも力を入れています。」
ここで一人前になるにはどれぐらいかかるものなのだろうか。
「ひとつのイベントをすべて仕切れるようになることが、当社では一人前だと考えています。
いつも3の倍数で考えているのですが、3週間ぐらいで事務的なことを理解してもらい、
3ヶ月ぐらいでイベントの規模感は体感できると思います。
その上で仕事がこなせるようになるには3年ぐらいはかかるでしょうか」。
新たなメンバーが参加しても、しっかりと仕事を覚え、
学んでいける機会はたくさんあるそうだ。
未経験でも活躍の場はあるが、多くの制作会社がそうであるように、
特にイベント開催日前は連日夜遅くまで働くこともある。
自分のプロディースでイベントをつくりあげ、
お客様やクライアントにも喜んでもらうことに
ワクワクを感じることはもちろん、タフに仕事に取り組めることも、
必要な資質であるように感じた。
アイデアとプロ意識で企画を勝ち取る
みなさんにとって思い出深いイベント企画を聞いてみると、共通して「奈良RUN×2リレーマラソン」の話題となった。
いわゆる行政案件であり、企画コンペで勝ち取ったものだ。
「奈良県の会社でもない当社が3年連続で受注させていただきました。
テーマ設定やステージ等でのにぎわい感の企画を買われたのかもしれないです」と山本さん。
参加者の家族や友だち同士、社員同士が参加するマラソンイベントであり、
1日、仲間とともにタスキをつないで走ってもらう企画だ。
社員同士であれば、社内では垣間見られないような姿を
上司・部下の関係なく見ることができ、
タスキをつなぐことで絆が生まれる。
アンケートでも「身近な人の意外な一面に気づけた」
「また来年も参加したい」という高評価を得た。
1000人以上から回答があったアンケートでは、
実に90%以上が高評価だったという。
鍵原さんは広報面でもアイ・オー・ワンならではの
アイデアを盛り込んだと付け加える。
「広報費の予算が少なかったのですが、
何をすれば人が集まるか考えfacebook広告に力を入れました。
奈良にお住まいで18歳~65歳の方でマラソンに興味があるという
キーワードに対して広告を出したんです。
また、マラソン目的の参加者以外の集客手法にも力を入れました。
地元の一押しグルメの出展手配等、出展者にとってもWinWinとなる仕組みで
スポーツフェスティバルとしての楽しみを作り上げました。」
クライアントが求めるもの、
イベントに参加されるお客様に楽しんでいただけるもの、
時代の流れに合わせた手法も取り入れ、常にお客様の笑顔を描きながら、
新しいアイデアで企画を勝ち取ってこられたようだ。
積み重ねてきたクライアントとの信頼がやがてつくるもの
アイ・オー・ワンは、これまでの数々の成功体験からクライアントとの信頼関係を築いてきた。
印象的なエピソードのひとつを紹介したい。
それはクライアントの印刷ミスで、
イベントチラシの時間に誤りがあったときのエピソードだ。
「アイ・オー・ワンさんって当事者意識が強いですね、
とクライアントにお言葉をいただきました。
普通であれば、クライアントのミスは、
うちの責任じゃないと言って他人事のように扱われるというのです。
ですが私たちはクレームが生まれる前に気づいて行動していました。
『こんな動きしてくれた会社ははじめてだ』と喜んでいただけました。
私だけでなく、アルバイトスタッフも含めてみんなが
プロ意識をもってくれていたからだと思います」。
「イベントの企画は、一回一回が新規事業を立ち上げるような感覚でやっています。
まったく材料もないところからはじめていますから。
そういう意味ではプロ意識がすごく身につきました。
失敗も成功も全部自分の責任になるし、
他人のせいにしたり言い訳をしていたら仕事こなくなりますから」。
様々な経験で、成功と時には失敗を重ね・・
しかし、失敗を失敗で終わらせないアイ・オー・ワンの強みが、
クライアントその信頼関係を築き上げて来たようだ。
最後に鍵原さんにとって「イベントとは?」を改めて聞いてみた。
「いろんなところで伝えているのは非日常空間の創出です。
そして、イベントは、実施することが目的ではなく、
何らかの目的を達成するための手段であり、
人と人とのつながりをつくるコミュニケーションツールだと思っています。
自分たちがやりたいことは、企画するイベントが
参加者一人ひとりに人生で一番楽しかったと思ってもらえるイベントを
これからもつくりあげていくこと。
笑顔がいっぱいあふれる、人を輝かせる。
そんなイベント制作に注力していきたいです。
その考えに共感してもらえるメンバーにきてもらいたい。
人の笑顔が増えれば、社会にも世の中にも貢献すると思います」。
イベントは、一般の方が休みの土日に開催されるケースも多く、
特に催し物の多い秋には体力的にハードですよ、と強調する。
人を楽しませることが好きな方や、
いろんな人といろんな仕事をしたいと思っている方には、
ぜひ挑戦してもらいたい。
Job description
募集職種
- 企業名・団体名
- 株式会社アイ・オー・ワン
- 募集期間
- 2016年4月25日(月)〆切
- 募集業種
- ◯ イベント企画プロデュース
※ 各種イベントの企画から現場ディレクション、制作プロデュースを行っていただきます。
中長期的には、あなた自身の適性や希望に応じてイベントの企画をメインで行うプランナーや当日までの進行管理や現場ディレクションを手掛けるプロデューサーとして専門性を高めていただきたいと思っています。
- 雇用形態
- 正社員
(試用期間6ヶ月※3ヶ月毎に面談を実施し、仕事における不安や希望を聞いたり、業務内容を振り返る機会を設けます。)
- 応募資格
- 未経験可、高卒以上
広告業界におけるプランナーの経験者優遇。
- 勤務地
- 大阪市北区堂島2-1-2 中村屋ビル503
- 勤務時間
- 10:00~19:00(内、1時間休憩あり、残業あり)
- 給与
- 18万円~35万
経験・スキル・前給等を考慮し、
面談の上決定します。
※ 試用期間6ヶ月は新卒月給18万、中途22万
※ 企画手当(受注企画について別途手当)
- 休日・休暇
- 休日 / 週休2日制・祝祭日・年末年始・慶弔
- 待遇
- 交通費支給、社会保険、雇用保険、有給休暇初年度10日(勤務6ヶ月目に付与)
業績賞与年1回※業績による
※社内・社外でのビジネススキルアップ研修機会要
(ビジネスマナー、マインドマップ、コーチング、マーケティング研修等)
- 採用予定人数
- 2名
- 選考プロセス
- 1)本サイトからエントリー後、
履歴書・職務経歴書、自分のPR(資格・特技等)、
この会社において、私はどんなことで貢献したいか?を弊社までご郵送ください。
※お送り頂いたものはお返ししておりません。
2 )書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡
3 )お電話にて面談日時を相談の上、決定。
4 )一次面談を実施
5 )面談の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定
6 )勤務開始
- 応募者への質問
- 1)あなたが熱中していることは何ですか?
2)これまでに一番楽しかったと思えるエピソードは何ですか?
※質問への回答を応募時に備考欄へ記載しエントリーください。
- メッセージ
- 思っているより体力的に大変な仕事です。
弊社が請け負う行政関連の式典や講演会、フェスティバル、スポーツ大会といったイベント事業推進から予算管理、現場でのトータル管理をお願いいたします。
小さい会社ではありますが、
大型イベント案件のプロデュースを任されるケースが多いため、責任感が強く決して途中投げ出さないやり遂げることが出来る達成感に喜びを感じる方を募集いたします。
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