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「太陽光パネルの電気工事を行う会社です。」
ただそれだけでは、仕事を探す人たちの心をうごかすことは出来ない。
でも、その会社にとても居心地よさそうに働く20代の若者がいる…新卒入社して12年もの長い年月、働き続けている人がいる…そう聞いたら「なんでなんだろう?」と少し興味がわいてきませんか?
太陽光発電システムを作動させるための電気工事を行う、株式会社プラス。6人、という小規模な会社。
多くの人が、「何をするか」と同じくらい「誰とするか」を大事にする時代だから、「この人たちを…この人たちがつくる空気を好きになれるかどうか」、この記事でそこを伝えることが大事な気がしています。
現在工事は、3名の職人さんと社長ですべての依頼に対応しています。なぜプラスで働く彼らは、ここで「自分の居場所」を見つけることができたのだろう?家族のような会社…という言葉だけでは語ることが出来ない、プラスの在り方に迫りました。
人の温かさがありながらも、つかず離れずの関係が心地よい。おだやかで落ち着いた職場環境。
やさしい表情が印象的な中川裕斗(なかがわ ゆうと)さん。入社2年目・28歳の彼は、プラスで自分の居場所を見つけたひとり。
出身は鳥取県。大学では考古学を専攻していました。地元企業を中心に就職活動をしましたが、やりたいことも見つからず行き詰ってしまいました。
日本に帰ってきたのは26才。帰国後すぐに仕事を探し始めましたが、社会人経験も資格もないため、再び就職活動に行き詰まることに。そんなとき、以前ハローライフが取材した記事を見た友人から「キミにぴったりの会社が載ってるよ」と紹介されたのが株式会社プラスでした。
大阪の会社は、とてもにぎやかなイメージで「当時は、溶け込める自信がなかった」という中川さん。面接で事務所を訪れると、中川さんを迎えたのは社長である竹内さんと事務担当の奥様。お二人の印象がそのまま会社の印象につながったそうです。
仕事をはじめてもうすぐ 2 年、しんどいと思うことはあっても、辞めたいと思うことはないそうです。
「知り合いの家を工事する気持ち」で。太陽光パネルの設置ではなく、作動させるための電気工事が仕事。
プラスの仕事は、太陽光パネルによる発電・蓄電システムの設置工事や点検・修理です。提携業者が屋根に太陽光パネルを取りつけた後、配線を天井裏に沿わせたり、お風呂場などに専用の機器を取り付けたり、外壁に穴を開けて屋外の設備と接続したりします。
取り扱うのは太陽光発電をはじめ、夜間電力を有効利用するための蓄電池設備、オール電化設備など。京セラやパナソニック、長州産業など、太陽光発電の大手メーカー数社と提携していて、メーカーからの依頼により近畿2府4県のお客様の自宅を訪問します。営業の仕事やノルマは一切ありません。
入社前は仕事内容がまったくピンと来なかったという中川さんですが、入社後に先輩や社長に毎日現場で習うことで少しずつ技術を身につけ、今では電気工事士の資格にも合格するほどに。理系の知識は必要なく、「体で覚えるものですね」と中川さんは明るい表情のまま話します。
作業は陽がある時間帯しかできないため、基本的に 1 日 1 件。2 名〜 3 名のチームで取り組みます。
記憶に残っているのは、京丹後で大雪にあったこと。タイヤチェーンがなかったのでお客様の車に乗せてもらって、チェーンを買いにいきました。すごくやさしい方で、帰りになぜかイノシシ肉のお土産までいただいて(笑)、とても印象的な1日でした」
現場での作業を終えて事務所に戻ると、機材の片づけやメーカーへの報告書を仕上げます。翌日の仕事の準備をして、先輩にチェックしてもらうと 1 日の仕事は終了です。
勤務はシフト制で週休二日制。決まった曜日が休みではありませんが、繁忙期でも希望日を伝えて休日を決めることはできるといいます。
作業着姿は頼もしい雰囲気ですが、素顔はごく普通の20代男子です。
会話中おだやかな笑顔をたくさん見せてくれる中川さんですが、入社当時はわからないことだらけで、どんなモチベーションで仕事をしていいのか迷った時期もあったとか。
そんなとき、助けてくれたのは入社歴 12 年の先輩・前場さん。「どんな気持ちで仕事に向かっているんですか?」と質問したとき、こんな答えが返ってきたそうです。
「自分の家とまでは言わないけれど、知り合いの家を工事するような気持ちでやっているよ」
ドラマの様な刺激的な出来事はないけれど、なにげない毎日に確かな手ごたえを感じているようでした。
太陽光発電は、新規設置からメンテナンスに移行する時代。業界の動きを読み取り、常に進化する会社。
プラスの社長である竹内 伸一(たけうち しんいち)さんは、太陽光発電事業に20年以上携わるベテラン。まだ太陽光発電という言葉が世間に浸透していなかった 1990 年代から、 ずっと業界の移り変わりを見てきました。
かつては、太陽光発電でつくった電力を売れば儲かると言われた時代もありましたが、今では時代が変わってきていると語ります。
竹内さんによると、太陽光発電ブームに乗り一時的に利益を得たくて参入した企業はすで に撤退していて、本当に実力があり対応力のある会社だけが生き残れる時代が訪れているそう。IT を導入した新しい電力シェアの仕組みづくりも試験的にはじまっているといいます。
今後は、新規工事だけでなくメンテナンス事業も積極的にすすめ、これまでよりもいち早く業界の新しい情報を入手して技術を磨いていきたいと明かしてくれました。
そんな社長の背中を見ているからか、中川さんの働く姿勢も前のめりです。
大手だから安心、という時代でない今。業界の流れを把握した上で戦略を立て即行動に移せるというのは、中小企業の強みだと感じました。
「ペンチの使い方がわかりません」最初はそれでいい。自信をつけ仕事をおもしろく感じるまでの道筋をつくるのは会社の役割。
職人さんを束ねる社長というと「怖くて頑固で厳しい親方では?」という先入観があった のですが、竹内さんはとても笑顔の多い方でした。(少し照れ屋?) わかりやすい言葉で話し、その伝え方や表情には「人を思いやる」という配慮を感じます。
スタッフが育ってくると助けてもらうことの方が多いという竹内さんは、「私は後ろからちょっと引いて、全体を見ている感じ」だといいます。
今でこそ職人としても社長としても頼もしい竹内さんですが、20 代は仕事がおもしろくなくて本人いわく「不真面目な職人」だったとか。ご自身の経験を踏まえて、スタッフがどうすればやりがいを感じられるか、自信をつけられるかを真剣に悩んでいました。その姿はまるで父親のよう。
派手な世界ではないけれど、地に足のついた確かなやりがいがある。
明るくきれいな事務所は、整理整頓が行き届いた清潔感のある空間。事務や経理を担当するのは、竹内さんの奥様である安藤さんと娘の光子さん。安藤さんはスタッフとの距離感について次のように語っていました。
私はなるべく家族感は出さないようにしているんです、という安藤さん。おおらかそうで明るい雰囲気を持った女性でした。竹内さん同様、スタッフが居心地のいい空間をつくろうと真剣に考えているのが伝わってきます。
太陽光発電の電気工事という仕事は、一般的にはあまり知られていません。が、実際に働いている中川さんや社長、安藤さんの話を聞くうちに、派手な世界ではないけれど地に 足の着いた確かなやりがいがあるのだと感じました。
社内に流れるおだやかな空気は、プラスだからこそ生まれたもの。スタッフの心がおだやかなのも、人が自然に集まるのも、これまで社長や安藤さんが積み重ねてきた年月によるもの。
「おだやかにコツコツと地道に働いてみたい」。そんな思いを持って仕事を探している家族や知り合いがいたら真っ先に紹介したくなる、信頼できる会社。プラスの人たち、この空気が好きだなと感じたら、ぜひエントリーを。
Job description
募集職種
- 企業名・団体名
- 株式会社プラス
- 募集期間
- 2018/04/18 〆切
- 募集職種
- 電気工事スタッフ
- 雇用形態
- 正社員(試用期間 3 か月)
- 応募資格
- 向上心のある方。自動車免許(AT 可)
未経験可、経験者優遇
- 勤務地
- 大阪府松原市天美西 4-180-7
近鉄南大阪線 河内天美駅から徒歩13分
- 勤務時間
- 8:00~17:00(内、90 分休憩あり、残業あり)
- 給与
- 212,830円~301,520 円(業務手当・電話代手当含む)
※経験や能力に応じて面談の上、採用時に決定。
※業務手当: 30 時間分の固定残業代として支給。
・賞与: 2 年目から年2回
- 休日・休暇
- 週休2日制
シフト・弊社カレンダーによる希望日考慮
年末年始、夏季休暇、GW ほか
- 待遇
- ・交通費:15,000/月まで
・福利厚生:雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険
・昇給あり:資格取得支援制度 電気工事士資格(国家試験)など(資格取得にかかる費 用は会社負担)
- 採用予定人数
- 2名
- 選考プロセス
- 1)本サイトからエントリー後、
履歴書を弊社までご郵送ください。
※お送り頂いたものはお返ししておりません。
2 )履歴書到着後、書類選考を実施。
通過者の方のみ、1 週間程度でお電話にて
面接日時を相談の上、決定。
3 ) 面接を実施
(希望者の方には、後日実際の作業現場を見学いただきます。)
4 ) 面接の結果を全ての方にお知らせします。
勤務開始日相談
5 ) 勤務開始
- WEBサイト
- http://plus-co.sakura.ne.jp
- メッセージ
- どのような仕事でも一生懸命すればするほど、
壁にぶつかることもあるかと思います。
壁にぶつかっても乗り越える気持ちが、
乗り越える力となり、乗り越えた時は
喜びとなります。
仕事を通して自分自身が成長し、
人間性を高め、より良いサービスの提供により、
お客様に喜んでいただけると思っております。
お客様に喜んでいただくことに感謝し、
人間性を高め、物心共に豊かになり、
働くことが幸せに思える会社でありたいと 願っております。
共感していただける方と、
お会いできることを楽しみにしています。
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