子どもが書いた絵でトラックをラッピングする「こどもミュージアムプロジェクト」を進める大阪・高槻市の運輸会社、「株式会社宮田運輸」。この取り組みは、同社・代表の宮田 博文さんが4代目のバトンを引き継いでほどなく起きた、死亡交通事故を機に生まれました。
点呼、研修、シフト管理、IT機器の駆使…万全の安全対策を講じて管理するのも限界がある。事故を機に「会社のあり方」を深く考え生まれた冒頭のプロジェクトは、事故の抑止にも貢献。“トラックはこわい”から、“トラックは社会に笑顔をもたらす”という印象へ転換したいと、業界他社70社にも広がっています。
その他、月に1度、「みらい会議」と呼ばれる経営会議を開催。なんと社外の人も参加することができ、部署や役割で分断されない、一人ひとりが自分事で会社の事を考える場をつくっています。
安全や品質を守るにも、管理や縛りつけるのでは限界がある。それぞれの良心や主体性を呼び覚ます取り組みは、どのようにはじまり、続いているのでしょうか?同社・代表の宮田さんをお招きし、お話をうかがいます。
- ゲスト
- 宮田 博文(株式会社宮田運輸 代表取締役社長)
- 幼い頃から親父の背中を見て育ちトラックが大好きで大きくなったらトラックの運転士になることだけを夢に描き育つ、18歳で免許を取得し高校を卒業する前に宮田運輸に入社、5年前に4代目社長に就任するが、自社のスタッフが死亡事故を起こす。トラックが悲しみを生む現実を目の当たりにするが、トラックを活かすことが出来る「こどもミュージアムプロジェクト」を3年前に立ち上げ「良心が響き合う社会」を目指し活動する。
- モデレーター
- 藤吉 航介(NPO法人HELLOlife)
- 1988年生まれ。製薬会社、保育系NPOを経て、2015年にHELLOlifeへ。2016年にボケない大阪移住プロジェクトを担当。主に組織戦略プランナーとして、「ハローライフ」の事業推進や200社を超える中小企業の採用活動や組織変容に伴走。プライベートでは一児の父。半径5メートルをより良くしたいと、地域の子ども子育て委員にも参画。ご機嫌な父でありたい。
- 日時
- 2018年10月26日(金) 19:00~21:30(受付18:30~)
- 場所
- ハローライフ (大阪市西区靭本町1-16-14)
3Fイベントスペース - アクセス
- Osaka Metro 四つ橋線 本町駅28番出口から徒歩5分
- 定員
- 20名
- 参加費
- 3,000円(CHASHITSUの軽食・ワンドリンク付き)
- タイムスケジュール
- 19:00~19:10 オープニング
19:10~20:30 トークセッション
20:30~21:00 ダイアログ
21:00~21:30 交流会
※プログラムは変更される可能性もございますので、ご了承ください。 - 本イベントについて
- クリック一つで「ノウハウ」に辿り着ける時代。変化に向けた一歩を後押しするのは華やかな成功話だけではなく、日々の組織運営に隠れた葛藤や苦悩など、実践知から紡がれる感情のこもったストーリー。「等身大組織論」では、ゲスト企業が実践の中で導いた「組織の形」「自社なりの方法論」を紐解き、参加者同士の対話を通じて、これからの時代に求められる「組織のあり方」や「それぞれの実践と組織の形」を模索する場にしたいと考えています。
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