※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください
どて煮がたっぷり乗った名物「浪花オムライス」で、
2011年4月のオープン以来、
人気を呼んでいるオムライス専門店があります。
御堂筋のにぎわいをよそに、隠れ家的な雰囲気を醸しだす店内は、
10名も座ればいっぱいになるL字型のカウンター。
お客さんの目の前で、
店長の福井毅さんとスタッフによる息のあった調理風景が繰り広げられるのも、
こちらのもうひとつの名物です。
見えない場所に隠れた美味しさの秘密
「浪花オムライス」のオムライスは、福井さんの師匠の秘伝レシピによるもの。
福井さんはその秘伝レシピにひと工夫をして、
じぶんが一番おいしいと思うオムライスに近づける。
淡路の農家の方と直々に会って仕入れているタマネギもその工夫のひとつ。 「シンプルな料理が一番美味しい」と、
福井さんは、ひとつの料理に余計な味を混ぜあわせない。
淡路産のタマネギの控えめな甘さは、オムライスに合わせる濃厚ソースと相性抜群。
「師匠に、ほんまええ農家さん見つけたなぁって、初めて褒められました」。
福井さん独自の味をプラスして、
「浪花オムライス」はさらに進化していく。
未経験を武器にして
福井さんが店長となったのは約半年前。料理はほぼ未経験で、どちらかと言うと苦手な方だった。
それでも福井さんは、じぶんのお店を持ちたいという強い意思を持ち、
がむしゃらに、師匠直伝のレシピを再現しようと努力した。
「最初はぜんぜん卵が焼けなかったのですが、
師匠から1000回焼いたらできるようになると励まされ、ひたすら焼き続けました。
ようやく師匠の味を再現できるようになりましたけど、
でも、まだまだですね(笑)」。
オムライスと真摯に向き合うこと。
そしてもう一つ、福井さんが店長として心がけていることがある。
それは、多くのひとと出会うこと。
オムライス作りはもちろん、店舗経営も試行錯誤が続く中、
ビジネス交流会へとおもむいて、
さまざまな業種のひとと出会うことでじぶんの視野を広げてきた。
未経験であることを武器に、積極的に多くの方からアドバイスを受け、
「浪花オムライス」にしかできないお店づくりを日々考えて、実行している。
悩める常連の駆け込み寺
「じぶんのように独立開業をめざす人を応援できるようなお店にしたい」。
店長の福井さんの思いが、そのまま「浪花オムライス」のコンセプト。
実際に、独立したいという相談を
福井さんに打ち明けるお客さんも少なくない。
「ぼくもそろそろ会社辞めて独立しようと思っているんですよ、って話を聞くのはうれしい。
同じような志を持った仲間をひとりでも増やしたいですね」。
特に深夜の時間帯は、
仕事帰りにふらっと立ち寄る、悩める常連さんが多いらしい。
オムライスを作りながら、彼らの相談に耳を傾ける。
ここはまるで駆け込み寺のようだ。
店長候補に求めるユニークな条件
今回、求人募集するのは店長候補。
「やっと売り上げも安定してきたので、
次のぼくの仕事は店長候補を育てることだと思いました」。
福井さんが求める条件は、実にユニークだ。
「店長候補には、現時点で特に料理経験、自炊経験も求めません。
まずは元気がよくて、明るくて、体力がある人が条件。
あとは、独立願望がある人がいいですね。」 「飲食店の店長というよりは、経営者を育てたいです。
なので、飲食を目指す人だけではなく、
将来、ベンチャー企業を立ち上げたいという人がいれば受け入れたいですね。
どんどん失敗したらいいんですよ。そこから学ぶことは本当に多いです。
遠回りして、じぶんなりに答えを出すことが重要」。
ほぼ未経験者としてスタートした福井さんにとっても、
失敗体験が今のじぶんへと成長させたという思いがある。
だからこそ、やりたいことはあっても、まだはじめられていない人を応援したい。
未経験でも、不器用でも、コミュニケーションが苦手でも、
熱い気持ちを持つ人を募集している。
将来は、浪花オムライスのような店を
浪花オムライスで働くスタッフにも話を聞いた。
スタッフの1人、門田千恵子さんは、
「浪花オムライス」で働き始めてまだ1ヶ月。
いずれは神戸でお店を持ちたい、経営を勉強したい、という思いから
ここで働くことを決意した。
そんな門田さんがいちばん大切に考えているのは「接客」のこと。
「接客するときは笑顔が一番大事。そして、言葉づかいと心づかいも」。
これは「浪花オムライス」で働くみんなが共有していることでもある。
「店長の人柄がアットホームなお店の雰囲気を作っていると思います。
気さくでやさしい店長ですが、きびしい一面もあって、
心地良い緊張感の中で仕事ができています。
将来は、浪花オムライスのように良い緊張感を保ちながらも、
アットホームなお店を作りたいですね」と門田さん。
続ける覚悟がある人に来てほしい
最後に、この店で働く上での大変なところを福井さんに尋ねた。
「そうですねぇ、休憩時間がほとんどないことですかね」。
休憩時間がとれない理由は、
厨房が狭くて冷蔵の数が少ないので作り置きができず、
お客さんに料理を出しつつ、仕込みをし続けなければならないから。
「独立してお店をやることもそうなんですけど、
どんなに大変だとしても、続けていると成果が出ると思いますよ」と語る。
福井さんはこの半年間、ほぼ無休でがむしゃらに働いてきた。
4月からは日曜日を定休日にできるほどの余裕が生まれて、
お店として一歩前進した「浪花オムライス」。
「続けることが大事ですね。特にお店は続けることが大事。
だから今年は休みを定期的にとって、きちんと続けていけるお店にしたいです」。
(2013/2/26 文:田中裕一 写真:佐伯慎亮 コーディネーター:谷口祐也)
Job description
募集職種
- 企業名・団体名
- 浪花オムライス
- 募集期間
- 2013年11月1日(金)~2013年11月30日(土) ※それ以降の募集については、随時お知らせ致します。
- 募集業種
- 調理、ホール全般。英語、中国語、韓国語の話せる方、大歓迎
- 雇用形態
- アルバイト(店長候補、正社員登用あり)
- 応募資格
- 将来自分のお店を持ちたい。独立を志している方
- 勤務地
- 浪花オムライス 南船場店
- 勤務時間
- 9時~翌2時の間でシフト調整します *週3日以上勤務
- 給与
- 時給850円~(研修期間1か月は800円~)
日給8,500円~(研修期間1か月は8,000円~)
- 休日・休暇
- 応相談
- 待遇
- 交通費全額(1日上限1,000円)、まかない付
- 採用予定人数
- 若干名
- 選考プロセス
- エントリー
↓
1次選考(履歴書による書類選考)
↓
2次選考(筆記試験、面接)
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