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株式会社 広光の求人サムネイル
2021.07.12 公開 2021.08.12 更新
株式会社 広光
ふつうの幸せを、守っていきたい。装飾・建築金物会社の営業職と現場施工の仕事

※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください



「たまには外食できたり、したい習い事を子どもにさせてあげたり。自分の家族に不自由のない生活を送らせてあげたい」

そう語るのは株式会社広光の次期社長・岡田 拓馬(おかだ たくま)さん。

その夢を聞いて少し面食らってしまいました。「顧客を今の倍にしたい」「事業を広げたい」というよりも、たしかな足元に目を向けた答えが返ってきたからです。岡田さんはさらに続けます。

「働いている人とその家族のふつうの幸せを、守っていきたいんです」
広光があるのは松原市の工業地帯。板金加工や装飾・建築金物などを製作・施工しています。

取材を終え、会社の中で働き生きていくということの真意を、広光で教わった気がします。会社の中でつまずき、やりがいを見失った経験がある人にこそ読んでほしいと思います。

親戚のような距離感で社員を見守る。居心地のいい空間・仕事を続けられる環境をつくる。


冒頭の言葉を述べた岡田さんは決して贅沢をしたいわけではなく、自分と自分の家族、そして働く人とその家族に不自由のない「ふつうの幸せ」を感じられる生活を送ってもらいたいと奮闘中です。

家業を継ぐにあたり、その想いを意識し始めたのはいつ頃なのでしょうか。

岡田さん アイコン
「家が会社を経営していることってすごいんやなって思ったのが中学生になった頃ですね。月一回外食ができて、年一回は家族旅行ができて…。社長である父が家族に苦労をかけさせまいとがんばっているから、自分はとても恵まれているんだなと子どもなりに思いました。

僕自身の子どもにもあの時の僕と同じように感じてもらえたら嬉しいし、働く人やその家族も『広光に入ってよかった』と思ってもらえるようにしていきたいんです」

岡田さんは大学卒業後、すぐに広光に入社したわけではなく、まずは社会人経験を積むためにも人材派遣会社に入社しました。しかし、派遣を希望する人々に対して親身とはいえない社内の気質が自身の肌に合わなかったといいます。その違和感は、社員や会社のために働いている父親の姿を見ていたからかもしれません。

岡田さん アイコン
「採用した人たちのことはめちゃくちゃ気になると思います。『うるさいです、もういいです』といわれるくらい『どうやった?』って聞くでしょうね(笑)。せっかく働くなら楽しく働いてほしいので」

広光の社是は『互いに尊重し合い、愛ある会社』。繁忙期には一日の半分以上を会社で過ごすため、だからこそ居心地のいい空間にしていきたいという会社の想いがあります。

岡田さん アイコン
「社員たちの距離感は近すぎず遠すぎず親戚みたいな関係で、仕事中でも互いに声をかけあっています。『しゃべるな!』と口うるさく言う人もいないです。

ほとんどの社員は車や自転車通勤なので、普段は仕事帰りに飲みに行くことはなく、オンとオフの切り替えがあります。新年会や社員旅行では、飲んで親睦を深めていますけどね」

中にはぶっきらぼうに見える人もいますが、岡田さんは「実はそんなことはない」といいます。

岡田さん アイコン
「僕も入社当初は『冷たい感じするなぁ…』と思っていましたが、まじめに仕事に集中しているだけで、危ないことや間違ったことへの注意もしてくれるので、見てくれているんだなぁと思いました。広光の社員はみんな優しくて、わからないことを聞いたら100%答えてくれます」

(「どんな動きしたほうがいい?(笑)」と、取材を盛り上げようと自ら声をかけてくれる職人さんも)


「あの人はこんな人なんです」「あの人の仕事はすっごく丁寧でね。だから手を抜くとすぐバレますよ(笑)」働く社員を紹介してくれるとき、岡田さんはとても嬉しそうな表情をしていました。一人ひとりとちゃんと関わろうとするからこそ、厳しい言葉の裏にある職人たちの想いが理解できるのです。

社員とその家族が「ふつうの幸せ」を感じられる生活を送り続けられるための会社の在り方を日々考えている岡田さん。社員にとって心強いそんな会社のスタンスは、広光ならではです。

会社の顔として、お客様に親身に向き合う営業職。

(一人ひとりの持ち場が広く、天井も高い。開放感と明るさのある工場でした)


建築金物としての板金加工や什器製作、それらの現場施工が広光の仕事。

建築金物の中には商業施設やアパレル・飲食店などの店舗の内装や外観に使われ、デザイン性の高い装飾金物があります。広光ではお客様それぞれの要望に応え、施設や店舗の個性を表現しています。

(実現したい建物の姿を、金物で実際に形にする)


(建物の印象をガラリと変えてしまうほどのパワーを金物はもっている)


また、建物に使われる金属製の手すりや防護柵、防音扉、銀行のATMコーナーにある仕切りパネルなどの実用性・機能性を重視した金物など、人々の生活を支える製品もつくっています。関西圏を中心として案件を担い、時には東京や横浜にも出向き金物の製作や現場施工を行っています。企画から設計、製作、施工まで自社で一連を担っている、業界では珍しい会社です。

岡田さん アイコン
「既製品ではなく、お客様からの注文を受けて製作する、100%受注生産です。うちの仕事は世界の仕事の0.01%ほどのニッチな仕事かもしれません。でも設計から施工まで担っているので、お客様の細かい要望にもお応えできる。何十年先の未来でも残っていける会社だと自負しています」

装飾金物や建築金物は私たちの生活の中に存在していますが、わざわざ人が目を向けてくれるものではありません。「でもたしかに建物の世界観を演出してるんですよね」と、岡田さん。自分たちの製品に対する誇りを持っていました。

今回募集するのは、営業職と現場施工職人。営業職に採用されると、岡田さんは身近な先輩になります。

(営業のスタッフが仕事をする部屋)



岡田さん アイコン
営業は、お客様の作りたいものがどんな形状のものなのかを正確に汲み取り、作り方や使う素材・納期等を相談して決めていきます。また、見積書の作成や精算をしたり、塗装屋や材料屋等と必要に応じて連絡を取り合い発注をします

(お客様の理想を実現するための素材や方法などについて、覚えることは多い)


広光の一階には、設計部がおこした図面をもとに加工したり溶接する内作部という部署があります。営業職で採用されると、製品や加工技術に関する知識を習得するために最初は内作部で作業することになります。

営業職と聞くと、取引のないお客様にアプローチをして新規開拓をしたり、既存の取引先に新作の提案をするルート営業を思い浮かびますが…。

岡田さん アイコン
「広光は昔からのお客様の注文を受けることがほとんどなので、こちらから新規で営業はしないんです。新規開拓の営業をバリバリしたいという人はギャップを感じるかもしれません。いま取引のあるお客様を大切にしているので、お客様と親身に話ができる人を採用したいです

(事務所内に猫が)



岡田さん アイコン
「いずれ僕は社長に就任して、これから採用する人は広光の顔として営業をしてもらうつもりなので、明るく根気強く仕事に取り組んでくれる人がいいです。うちはどの部署も学歴不問です。元気よく挨拶ができたらCADの経験もいりません

自分の子どもみたいに愛着ある製品が、街を彩る楽しさ。会社の想いを受け取り、責任を持って働く現場施工の仕事


現場施工職人の募集についても、お話をうかがいました。
三宅 信二(みやけ しんじ)さんは施工部の係長。岡田さんが「入社当初、三宅さんについていてよかった」と話すほど、まじめで丁寧な仕事をすると評判の方です。お客様から「三宅さんに施工してもらいたい」と指名が入ることも。

現場施工は、商業施設や店舗などの現場に出向き、できあがった金物製品を取り付けたり、古くなった金物を取り替えたりする仕事です。現場での作業がない日は、内作部で工場長の指導のもと、加工・製作も担っています。

三宅さん アイコン
一番のやりがいは製品を現場で取り付けて完成した姿を見た時ですね。製品が一番輝ける場所に、きれいに取り付けられた時は嬉しいですよ。設計から施工まで社内のみんなでするので思い入れも強いし、達成感もある。製品は自分の子どもみたいです。愛着もあるので、プライベートで取り付けた現場を見かけると『かっこいいなぁ』と嬉しくなります」

(前もって図面を見ることができ、施工現場での段取りをシュミレーションできるのは、設計から施工まで一貫して担う広光の強みなんだとか)


三宅さんは広光に入社する前は、一人親方のもとで現場施工の仕事をしていました。広光に入社して感じたのはその丁寧な仕事ぶりでした。

三宅さん アイコン
「いろんな現場でいろんな人と仕事をしてきたのですが、金物の業界は職人の腕も様々だと思います。後から現場に入る会社のことを考えずに、責任感のない仕事をしてるなと感じることもありました。

でも広光は一つひとつの仕事を丁寧に扱っています。自分が雑な扱いをすれば広光の名前を汚してしまうことになる。入社してから今までずっと、いい加減な仕事はせず、責任感を持ってきちんと仕事をしようと考えています」

三宅さんは、「以前は言われたことをしていただけだったけど、広光に入ってからは主体的に仕事をするようになった」といいます。「広光を代表して現場に行くぞ」という気持ちになれるのも、社長が社員を思ってくれているのが伝わるからだそう。

三宅さん アイコン
「現場で不具合が発生して段取りが狂った時に素早く対応してくれたり、体調不良で休んだ時も『どうや?』と連絡くれたりして、社員を思ってくれている実感があります。やめたいと思ったこともないですし、ずっと広光でやっていきたいです」

たしかな言葉でそう語る三宅さん。以前、「社員が『自分の子どももここで働かせたい』といってくれたら嬉しい」と社長が言ったことが印象的だったとか。「働く人もその家族も幸せにしてやりたい」と、家族のことまで考えてくれている社長の気持ちが、より一層広光で長く働きたいと思える要因になっています。

三宅さん アイコン
「社長の想いがあるから、それぞれが最後まで責任を持って仕事ができているんじゃないかな。みんなしゃべりやすいし優しいですよ。わからないことは教えるので、新しく入る人も安心して来てほしいと思います」

今後会社を率いることになる岡田さんは、現社長がふと言った「命に代えても守るのが家族。命を懸けて守るのが社員」という言葉が忘れらないそうです。
三宅さんをはじめとする社員たちも、会社のあたたかいまなざしを感じながら目の前の仕事にコツコツと向き合っています。

実直に仕事と向き合いながら、「ふつうの幸せ」を追い求めることができる会社がここにあります。気になる人はぜひエントリーを。

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Job description
募集職種
企業名・団体名
株式会社 広光
募集期間
2021/08/11 〆切
募集職種
現場施工・営業
仕事内容
現場施工…工事現場での化粧金物取付作業
     工事のない場合は弊社工場内にて金物製作
営業…顧客からの発注に対し、見積り・打合せ・手配を行う
   新規・ルート営業は無し
雇用形態
正社員(試用期間1ヶ月)
応募資格
自動車運転免許、未経験可、経験者優遇
勤務地
大阪府松原市別所5丁目3-9
※喫煙スペースのみ喫煙可
勤務時間
8:00~17:15(内、1時間15分休憩あり、残業あり)
給与
月給18万円〜30万
経験・スキル・前給等を考慮し、面談の上決定します。
休日・休暇
休日 /日・祝祭日・月2回土曜日出勤・年末年始8日間・夏季休暇5日間・慶弔
待遇
交通費支給(一律10000円/月)、社会保険、雇用保険、賞与年2回
採用予定人数
現場施工 2名、営業 1名
選考プロセス
1 )本サイトからエントリー後、
2 ) お電話にて面談日時を相談の上、決定。
3 ) 弊社にて面談を実施(履歴書持参)
4 ) 面談の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定
職場見学
面接時に工場内・事務所内を案内いたします。
WEBサイト
https://www.e-hiromitsu.co.jp/
応募者へのメッセージ
30名弱の会社で、皆程よい距離感の中で働いています。
経験豊富なベテラン、伸び盛りの中堅が揃っていますので未経験の方でも安心してご応募ください。
残業もあり楽な仕事ではありませんが、その分やりがいを感じて頂けると思います。 会社と共に成長していきましょう!