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株式会社生田の求人サムネイル
2020.07.21 公開 2020.08.21 更新
株式会社生田
「一緒に楽しめる」ことが一番の素質。一生に一度のワクワクを届けるセレクトオーダーランドセルの販売スタッフ。

※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください


天王寺駅から一駅のJR東部市場前駅から徒歩10分。1950年創業の株式会社生田は、同じ場所に工房と店舗を構えるめずらしいランドセル専門メーカーです。
ランドセル姿のかわいい少年少女のロゴ。生田ランドセルのブランドは、お店とお客さまの「つながり」を大切にするという信念のもと、長年多くのお客さまに愛されてきました。

1年間に製造する数は、5000個。その一つ一つがお客さまによるセレクトオーダーのランドセルで、革の素材・色は?背中の生地は?ステッチの色・模様は?と、様々な希望を受けて作られます。

今回、一生に一度のランドセル選びをお手伝いする販売スタッフを募集します。

家族の感情が交差するランドセル選びの時間。同じ想いで寄り添えるかがカギ。


「今年はコロナ対策として、毎日10時から17時まで1時間に3組までの完全予約制にさせていただき、お客さまのランドセル選びをサポートしました。毎年春ごろから来年度の入学に備えて販売予約が始まり、お客さまはほとんど毎日来店されます
笑顔で迎えてくれたのは、店長であり販売スタッフ歴15年の門田 久代(かどた ひさよ)さん。派遣スタッフとしてとして勤め始めた当時は接客経験が浅く、まさかこれほど長く勤められるとは思っていなかったと話します。

門田さん アイコン
今の時代、家族にとってお子さまのランドセル選びは一大イベントなんです。当店を訪れるお客さまも、みなさん思い入れは強いですよ。

量販店に並ぶランドセルとは異なり、当店は本革を中心に一つ一つを職人が手作りしていますから特別感があります。しかも、セレクトオーダーで誕生するランドセルは1000通り以上。お客さまには、世界に一つのランドセルを選んでいる気分を提供できていると思います

子どもたちは初めて見るランドセルに大興奮で、大人たちは懐かしさについはしゃいでしまう、そんなランドセル選びの時間。門田さんは、販売スタッフの仕事は「一緒に楽しむこと」だと表現しました。
門田さん アイコン
ランドセルを売るというよりはお客さまと一緒に楽しんで、お客さまがこの時間を満喫できるようにするのが仕事です。こちらが売りたいものを勧めるのではなく、お客さまの希望に沿ってしっかりと説明して、迷っているときに背中を押すというのが役割です」

子どもの成長を家族みんなで深く実感できる、ランドセル選びの時間。そこでは、未来にワクワク・どきどきする気持ち、成長への感動、これまでへの感謝など、家族をとりまくさまざまな感情が交差します。お客さまと同じように、楽しい・嬉しいという気持ちになれるかどうかが大事だと言います。

門田さん アイコン
「お客さまが楽しんでいるのに、店員が淡々と冷めた感じだとここで次も買いたいとならないですよね?お客さまの気持ちに寄り添えて、一緒にランドセル選びを楽しむことができれば、本当の言葉が出てくると思います。そうなれば、売上はおのずと付いてくると考えています」

1つのランドセルを買うのに、お子さん本人や兄弟姉妹、ご両親、祖父母が一緒に来店するケースもあり、皆がそれぞれ意見や感想を言い合うこともあるんだとか。

門田さん アイコン
「家族の意見が合わないときは、セレクトオーダーならではのデザインの豊富さを活かし、外側はご両親の意見を反映して、内側にお子さんの好きな色や模様を持ってくるなど、妥協点を提案して家族の悩みを解決していきます」

(革を何色の糸で縫製していくかをイメージしやすい色見本)


(背負い心地に差のでるスタンダード肩ベルト(右)と立ち上がり肩ベルト(左)。体格に合わせて選べます)


お客さまと生田をつなぐ企画づくりにも挑戦できる。「お客さまと一緒に楽しむ」販売スタッフ。


一生に一度のランドセル選び。この仕事のやりがいは、お客さまが満足して喜ぶ顔が見られることだと門田さんは言います。

門田さん アイコン
「思い入れがある分、どれにするか決まったときのお客さまの笑顔は本当にうれしそうでハツラツとしています。お客さまごとに様々なエピソードがあって、以前、かなり悩んで購入されたご家族がいたんですが、何年も経って今度は弟さんの入学準備でまた来店してくださって『え!あのときの子がこんなに大きくなったんだ!』という感動がありました。また、修理やメンテナンスもやっていますので、その際にはお子さんの写真やお手紙も届いて、それを見るとうれしくなります」

(お客さまからたくさんの手紙が届いていました。ランドセルへの深い想いが伝わってきます)


ランドセル選びのお手伝いには、ここでしか味わえない感動や達成感がある。そんな印象を受けました。

現在、店舗のスタッフは正社員が2名、パートが2名、派遣スタッフが1名。接客未経験で入社したスタッフもいるそうで、大切なのは知識や経験よりもここでがんばりたいという想いだと言います。

門田さん アイコン
「私はもともと接客が得意でなく、入社当時は子どももいなかったので、『ランドセルってここまで悩んで買うものなんだ』とびっくりしました。先輩からランドセルに関する知識を教わったり、一緒に接客させてもらったりしながら仕事を少しずつ覚えていきました。すぐ向かい側に実際にランドセルをつくっている工房があるので、作る工程から見て学べるのがとても役立ちました

(ひとつひとつが職人さんたちによる手づくり)


門田さん アイコン
「生田の接客は、お客さまにかなり丁寧にたくさん説明するんです。お客さまがそれを求めているからなんですが、その喋る量も驚きでした。芯材のことだったり色のことだったり、日々勉強です。ただ、大切なのは知識より気持ち。お客さまはすごい熱量で盛り上がって楽しんでいるので、それを『一緒に楽しむ』ことができる人に来て欲しいですね

仕事内容は、店舗で接客する以外にも、電話対応やイベントの企画などもあります。
過去には、セレクトオーダーの枠にとらわれずフルオーダーのランドセルを…という企画が実現したり、工房で自分が注文したランドセルを作る様子を見学できる(抽選)という企画が生まれたり、様々なことをスタッフの発案で実施してきました。

今年は、コロナ自粛のため来店できないお客さまに向けてインスタライブの配信を企画・実施し、遠方に住んでいてこれまでは購入に至らなかった方々にも生田ブランドを知ってもらう機会になりました。

販売スタッフや職人、社長それぞれの顔が見える距離で働ける会社なので、意見を言いやすい環境や雰囲気であることも魅力です。


門田さん アイコン
「お客さまが何を求めているのか、何をすれば満足してくれるのか、そしてそれをすべてのお客さまに対して平等にできるか。私たちはそれを軸に考えています。『こんな風に生田ランドセルを広めたい』『こんな企画をやってみたい!』と、新しいアイデアを考えて実現するのを楽しいと思ってもらえたら…」

子どもたちの笑顔と家族の楽しむ姿。そして、新しいことに挑戦するおもしろさ。ランドセル選びの世界には、そんな確かなやりがいがありました。

(店内にはランドセルがたくさん)


たくさん売ろうとしなくていい。お客さまと「つながる」機会づくりが、やがて「選ばれるブランド」に。


社長の長井 宏治(ながい こうじ)さんは、生田ランドセルのコンセプトを「お客さまとつながる」ことだと話します。
ランドセルは一生に一度の買い物。一度販売した後はつながりにくい部分があるのに、お客さまとつながるとはどういうことなのでしょうか?

長井さん アイコン
「当社は70年の歴史の中で、大量生産したランドセルを問屋さんに卸していた時代もありました。でも、もっとお客さまの声が聞きたい、より望まれる生田ランドセルを届けたいと思ってお客さまに直接販売するスタイルに変わりました」

セレクトオーダーを始めたのは、約13年前のこと。ランドセル専門の工房が店舗を持ち、お客さまに直接販売するという方法に切り替えたのは、当時はまだめずらしかったと言います。

(70周年記念ポスターにも「つながり」の文字が)


長井さん アイコン
ランドセルを通じて、楽しい体験を提供するという部分に重きを置いています。店舗の隣に『いくたのにわ』をオープンしたのも、ランドセルを実際に背負って外を歩いてみて、ワクワクする体験を提供できたらいいなと思ったからです。いくたのにわは常に解放されているんですが、今年はそこにランドセルを展示してお客さまに屋外で見ていただくということにも挑戦しました。自然光で見た色合いや雰囲気はまた店舗とは違いますので、お客さまからも好評でした」

(店舗の横には「いくたのにわ」が。庭を取り囲むように木が植えられていて、各学年の小学生へのメッセージが展示されています)


(子どもたちの成長に寄り添いたいという想いが伝わってきます)


長井さん アイコン
「商品の品質はもちろん、選ぶ楽しさや体験できるという部分で今後も生田ランドセルらしさを提供していけたら…。『生田だから』と選んでもらえる仕組みをつくりたいと思っています」
お客さまのおよそ7割が新規の方で、兄弟姉妹に続くリピーターの方は3割。新規の方も、お隣さんやご近所さん、親戚や友人からの紹介できたという口コミのお客さまが多く、長井社長の考える『生田だから』という想いは形になってきているようです。

長井さん アイコン
「工房の規模でいうと、1年に作れる数は5000個で手一杯です。だから、たくさん売ろうとかそういう気持ちで仕事はしなくていい。お客さまのために、お客さまに楽しんでもらうことを一番に自分も楽しんで接客してもらいたいんです。このスタイルでやってきて、どんどんブランドのファンが増えていっていますから、これはこの先も変わらないでしょう」

「ランドセルで人生を楽しく」のコンセプトから、大人用のカバンも展開。この仕事は、お客さまの人生に関わることができる仕事。

長井社長は経営者でありながら「ものづくりが好きなんです」と、目を輝かせて話していたのが印象的でした。この秋から始まる大人用カバンブランドの立ち上げも、長井社長が力を入れる企画の一つ。今回採用となると、この大人用カバンの販売にも徐々に携わっていくことになります。

長井さん アイコン
「生田は70年間、ランドセルを通じて『背負うこと』に特化してきたので、その技術を使って大人用のカバンを作ろうとしています。本革の特別なカバンを選ぶワクワク感を抱いていただけたら」

実際に背負ってみると、背中や肩に感じる心地が普通のカバンとはまったく違い、こんなに背負いやすいカバンがあるんだと衝撃でした。

少子化や時代の流れでランドセルはここから再び需要が増えることはない、という現状もありますが、長井さんは何よりランドセルを選ぶときの楽しさをもう一度大人にも伝えたいと語ります。
長井さん アイコン
「覚えることはたくさんあるけれど、この仕事はお客さまの人生に関われる素晴らしい仕事です。販売経験があってもなくても、子どもがいてもいなくても、生田ランドセルというブランドで何かを実現したいというやる気のある方に来ていただきたいと思っています」

お客さまに提供するのは、ランドセルを選ぶ楽しさ。一生に一度のワクワクどきどきを、子どもたちやご家族の方と一緒に楽しめる販売スタッフの仕事をやってみませんか?

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Job description
募集職種
企業名・団体名
株式会社生田
募集期間
2020/08/20 〆切
募集職種
ランドセル・かばんの販売
仕事内容
1950年の創業から手作りでランドセルを製造するランドセル工房での本革ランドセル販売のお仕事です。
9月からランドセルに加え、大人用かばんの販売もスタートします。
店頭での接客や電話応対、メール等でのお客さまとのやり取りのほか、繁忙期以外には出来上がったランドセルの発送業務等も担っていただきます。その他、ランドセルやかばん選びをお客さまに楽しんでいただくための企画の立案・運営もお願い致します。
すべて手作りの小さな工房ですがお客さまとの距離も近く、心から『ありがとう」といってもらえるやりがいのある仕事です。
雇用形態
正社員、パート(試用期間3ヶ月)
応募資格
未経験可、経験者優遇
勤務場所
大阪市生野区田島6-2-16
※屋内の受動喫煙対策あり(屋内禁煙)
勤務時間
9:00~18:00(内、1時間15分休憩あり、残業あり)
給与
正社員:月給18万円〜25万円
パート:時給964円~1,000円
休日・休暇
販売の繁忙期は水曜日休み。繁忙期以外は日曜日休み。その他休日はシフト制。 年末年始休み・夏季休みあり、年間休日96日(正社員)
販売状況に応じて、店舗休日が変動するため、シフト休み以外の公休日については店舗休日と連動して変動します。
待遇(交通費・社会保険・手当・福利厚生・資格優遇など)
交通費支給(上限15000円/月)
社会保険、雇用保険、賞与年2回(正社員のみ)
採用予定人数
正社員:1名
パート:1名
選考プロセス
1)本サイトからエントリー後、
 履歴書・職務経歴書を弊社までご郵送ください。
【郵送先】
〒544-0011 大阪市生野区田島6-2-16 株式会社生田 採用担当宛て
2 ) 書類審査後、通過者の皆様へ随時ご連絡
(不採用の方へは履歴書の返送とともに書面にてご連絡いたします。)
3 ) 面接
4 ) 採用決定の方へご連絡
(不採用の方へは履歴書の返送とともに書面にてご連絡いたします。)
5 ) 勤務開始
職場見学
記事を読んで興味を持ってくださった方は、ぜひショップの見学にお越し下さい。ご希望の方は「希望日・見学を希望する理由」を記載の上、応募フォームよりご連絡下さい。
・実施日:希望者の方と個別に調整いたします。
・場所 :大阪市生野区田島6-2-16
・内容 :ショップ見学、質疑応答など
Webサイト
https://www.randsel.jp/
メッセージ
株式会社生田は「ランドセルで人生を楽しくする」を経営理念にお客さまとの 『つながり』を大切にした事業を展開しています。創業は70年と古いですが、この秋から新たに大人用かばんの新ブランドを立ち上げるなど、実際はまだまだ若いこれからの会社です。風通しもよく、やりたいこと、やってみたいことが実現しやすい環境です。
生田でこうなりたい、こんなことをしてみたいという目標をお持ちの方のご応募をぜひお待ちしております。