※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください
藤井寺に、「大阪の観光名所になってもいいと思う」と市民から称される野球とサッカー用品の専門店があるのを知っていますか?その名は「FUJISPO(フジスポ)」。行ってみてびっくり。
(ずーーっと商品が続いています…)
(ずーーっと商品が続いています…)
スポーツに無縁な私、ライターの満井 玲衣もこの数には大変驚きました。Twitterでもフジスポのお客さんの声が…
住みたい…?!いや、にしてもほんとうにすごい品揃えです。
「グローブはだいたい3000個、バットは約1500本あるんですよ」と、答えてくださったのは、専務兼マネージャーの田中 正人(たなか まさと)さん。
「1階は野球用品、2階はサッカー用品とフロアがわかれていて、野球用品に関しては日本最大級の品揃えです。ちなみに本州でここしかない、スイング測定器もあります。お客様のスイングをデータ化して、ぴったりのバット選びをお手伝いすることができます」
「本州にここだけ!? 品揃えといい、専門性といい…レベルの高さに驚きっぱなしです……」
「ありがたいことにお客様は大阪だけではなく、近畿一円から訪れてくださいます。遠方だと、沖縄で野球をやっている子どもたちも『ユニバのついでに』と来てくれたことがあります(笑)。最近では台湾のお客様も来てくれるんですよ」
「すでに観光地化してるじゃないですか」
「シーズンによっては開店前からお客様が並んでくれていて…付近に渋滞ができることがあるんですが、巷では『フジスポ渋滞』と呼ばれています」
「すごすぎません?」
野球やサッカーが好きな人にとってはたまらないこの環境。今回、
野球用品フロアとオンラインショップのスタッフを募集しています。きっとスタッフさんたちは相当スポーツ好きなんだろうな…。ぜひその愛を聞かせてもらおうと思います。
子どもたちやプロを目指す選手の成長に関わる販売職。「近所の物知りお兄ちゃん」が、選手の夢を支える。
野球用品フロアの販売スタッフ・岩田 一仁(いわた かずと)さんは22歳。入社5年目の若き精鋭です。今回募集する野球用品フロアの販売スタッフの身近な先輩になる方。
「岩田さんは野球経験者なんですか?」
「はい。小さいころから野球をやってて、元々フジスポのお客さんだったんです」
「へぇー!なぜ働こうと?」
「高3のときに『野球を続けるより、野球道具に関わりたいな』て思ったんです。昔から通っていたフジスポが自然に思い浮かんで、『ここで働かせてください!』ってお願いしに行ったんです。で、面接してもらいました」
「千と千尋のよう…。実際入ってみていかがでした?」
「やっぱり自分がやりたかったことですし、野球が好きなので楽しいですね。どれだけここにいても苦にならないです(笑)仕事は接客だけじゃなくて、品出しや発注、道具の修理などもするんですけど、どれもたまんないです」
「でも…ここまでの商品数があると覚えることが多くて大変じゃないですか?」
「確かに大変です。お客様は身長や癖も千差万別なので、その人に合った道具を勧めないといけないのに、知識不足で合わないものを勧めてしまうという失敗をしたこともあります。商品の説明で正確な情報を伝えられなかったり…」
「やっぱり…どうやって乗り越えていったんですか?」
「とにかく知識を持っている先輩たちにわからないことは聞きまくってました。うちって自分から聞かないと成長できない職場だと思います。修理の仕事についてもそのための機械やミシンも触ったことのない素人でしたが、出来るようになりたい!と思って何度も練習しましたね」
「勉強熱心だ…お客様はどんな方がよく来店されるんですか?」
「中学生・高校生が6割で、あとは小学生・大学生という感じです」
「へー!これからがんばって行く子どもたちやプロを目指そうとする選手のサポートができるのはとても感慨深いですね」
「それはほんとうにこの仕事のやりがいです。僕が新入社員のころ小学生だった子が今は高校生なんですけど、地方に行って活躍してるんです。帰省したときは必ず会いに来てくれるんですよ」
「えー!帰省してわざわざスポーツ店行きます?(笑)。感動するー」
「うちに来てくれる高校生は甲子園で活躍してる子も多くて、4番やっていた子が『大学いくんでバットの調子見てください!』と来てくれたり…『試合勝ったよ』とか『レギュラー獲れたよ』なんて話には毎回感動します」
「そうか…成長に合わせて道具も買い替えたり、修理が必要ですもんね…一回売って終わりではなくずっと選手をサポートしていく…関わった選手の成長を見られるのはきっと醍醐味でしょうね」
「そうなんです!この仕事は、野球少年たちや選手の夢を応援していく仕事です」
「お客様側も、『店員さん』というより『なんでも相談できる、野球にくわしい岩田さん』を頼りにしてるのかもしれませんね」
「接客も、ホテルマンみたいな丁寧さより、フランクにしゃべられる距離感が特徴だと思います。店員というより『近所のお兄ちゃん』を目指しています」
「フジスポにファンが多いわけだ」
(商品の特徴やスタッフの応援する気持ちが書かれた、手書きのPOP)
自分の意見が反映され、商品や文化に?他社にはない力を持つお店。
「感動のストーリーがたくさんのフジスポなんですが、岩田さんから見て、他のスポーツ用品店ではなくてフジスポで働いたほうがいい理由って他にもありますか?」
「品揃えや修理サービスの充実もそうなんですが、お客様とのコミュニケーションを大切にしてきたこともあって、ほんとうにたくさんの方にご来店いただける店になりました。そんな店にしかできないことにも挑戦できるのが、うちで働く魅力だと思います」
「と、言いますと?」
「多くのお客様が集まるお店なので、メーカーさんから意見をもとめられる機会も多いんです。『どんなニーズがありますか?』とか『どんな商品が人気ですか?』とか…僕は過去に『こんなグローブがあったらいいのにな』と思っていたことを提案させてもらって、それがフジスポオリジナルとして製品化されることがあるんです」
「へー!すごい!」
「大型店の販売スタッフではなかなか出来ないだと思います。例えば、提案したグローブのステッチ(縫い目)の色が採用されて、それが流行って、どの商品もその色になって野球の文化になることもあります。それがここでできるのは本当にすごいと思います」
「文化に……!夢がありますね!」
(大手メーカーとつくったオリジナルオーダーのグローブがたくさん)
「もちろん接客がベースにあって、発注や品だし・修理を重ねてお客様との関係を築いて…スタッフとして成長した先にやりたいことができるんですけどね(笑)」
「そうですよね。道具のことやお客様が望んでるものを理解していないと、意見も言えないですよね。お客様やメーカーさんにとても信頼されているのが伝わってきます」
「ひとりのお客様と長く付き合っていけるのは、スタッフとしての楽しみでもありますし、お店の力にもなっていますね」
スポーツ未経験でも挑戦できる。オンラインストアでは、店舗と同じく、お客様に楽しんでもらえる演出を。
今回フジスポでは、オンラインストアスタッフも募集しています。小松 祐(こまつ ゆう)さんはオンラインストアの運営を担当する30歳。入社11年目のベテランです。
「小松さんも岩田さん同様、野球に並々ならぬ愛が?」
「小さいときにしてはいましたが、岩田ほどの情熱はないですね」
「え?じゃあどんな経緯で入社したんですか?」
「元々、建築の仕事がしたくて、学校に行くための資金を貯めるためにアルバイトを探していました。『野球道具の修理』という求人を見て、実際そんなことはないんですが、『修理だったら人と関わらなくていいかも』とも思いました。当時は、『人前に出したらやばい』と思われるほど、人とコミュニケーションができなかったんです…」
「え?今そんなに笑ってるのに?」
「働き始めのころは、社長や店長も『この子は店頭に出したらアカン』と思ったのか、事務所内の仕事ばかりさせてくれました(笑)」
「でもそう思いつつ、受け入れてくれる会社もすごい!」
「その後、正社員としても雇ってもらえたんですが、やっぱり建築の仕事がしたいと思って一度辞めてるんですよ。でも行き詰ってしまって…そんなとき社長が『戻っておいでよ』って言ってくれたんです。スポーツへの情熱もそこまでなく、コミュニケーションができなかった僕を受け入れ育ててくれたことに恩返しをしたいという気持ちで今は働いています」
(内向的な小松さんに、『必要以上に話しかけてくれる先輩』もいたんだとか)
「フジスポは、てっきりスポーツ愛の強いスタッフばかりかと思っていました」
「いやいや、そこはスタッフによりけりですね。スポーツに精通していなくても働いているうちにいやでも学んでいきますしね」
「ちなみにオンラインストアのスタッフは、どんな仕事をすることになりますか?」
「出社後すぐに注文状況を確認して、夕方の出荷に向けてパートさんと協力し合いながら発送の準備をします。サイトの更新や、問い合わせ対応、商品の売り方についてプランを立てたり…忙しさを見て店舗を手伝うこともあります」
「ふんふん」
「あ、これは覚悟しておいてほしいんですが、入荷した商品の仕分け・タグ付け・品出しは地味に大変です。店舗スタッフにも関わってくる仕事です」
「おー、なるほど。最大級の品揃えを誇るお店ですもんね。入荷する量ってどれくらいなんですか?」
「閑散期はそうでもないんですが、繁忙期は500個くらい届きます」
「ダンボール500個!? 中の商品出すだけでも大変そう…」
「そうですね。スポーツ用品店って意外と忙しいんですよ。接客の合間に、 商品のディスプレイを変えたり、特徴を記したPOPをつくったりもしています。『こうしたらお客様がわかりやすいかな?ワクワクするかな?』って考えながらするので、そんな演出も楽しいですね」
「店舗での販売もオンラインストアもコツコツと作業に打ち込めて、お客様と接するのが好きな人が向いてるでしょうね。お客様が気持ちよく、なおかつ楽しんでもらえるようにオンラインでも演出していきたいです」
「オンラインであっても、選手としてのお客様を応援する気持ちが大事ですね。ECサイトやweb制作に関する知識や技術は必要ですか?」
「あれば助かりますが、なくても大丈夫です!作業は簡単なものから徐々に覚えていってもらえれば」
先輩に頼りながら、自分の力でがんばれる人がきっとマッチする。あなたも誰かの夢を応援する仕事を。
(フジスポは、近鉄南大阪線 藤井寺駅から徒歩10分ほどのところにあります)
フジスポの会社理念は
1.『お客様に感動と安らぎの場を提供する』
2.『こどもたちの夢を応援し、笑顔や涙を共感できるお店になる』
3.『明日輝くために、今日努力しよう』
スタッフは毎朝の朝礼でこの理念を確認し合い、日々の業務にあたっています。
「『笑顔や涙を共感できるお店』か…素敵だなぁ…田中さん、そんなフジスポが求める人ってどんな人ですか?」
「小松くんの意見に付け加えるなら、積極性のある人ですね」
「それは接客でガンガンいける人ってことですか?」
「というより、みんなそれぞれの仕事で忙しくて手取り足取り教えられないので、わからないことはどんどん聞いてきてほしいんです。例えば、専門店なのでお客様が詳しいことを聞きにこられたりもするので、何も知らないのに適当にごまかして話すより、先輩スタッフに助けを求めて正確な情報をお伝えできるように自分で動いてもらえたらいいなと思います」
「なるほど。やっぱり野球に詳しい人の方がいいですか?」
「もちろん、野球に詳しい人のほうが仕事は早いとは思います。全然知らない状態で飛び込んで来た場合、やっぱり覚えないといけないことがたくさんになるので、そこを周りを頼りながら自分でがんばっていけるかどうかですね。うちの店長がいい例で、彼は1日しか少年野球してないんですよ(笑)」
「え!それで店長をされてるってよっぽど努力家!」
「入社当初の彼は、野球の知識には乏しかったんですが、ランニングシューズを売るために公園で走ってる人たちがどんなシューズを履いてるか観察したり、小中学生にどんなものがほしいかと聞きまくったりしてました。今では『意見がほしい』とメーカーさんに呼ばれるくらいになっています。野球に詳しくなくても、自分の取り組み次第で乗り越えていけると思います」
「『給料だけほしい』とか『休みのために仕事する』という人はしんどいかも…決められたことを淡々としたい人より、わからないことをどんどん吸収して、お客様を思って行動できる人のほうがいいですね!」
「そうですね。小さいころから来てくださってたお客様が大人になって結婚して、子どもが生まれて、『今度野球させるねん』と言って来てくれる方もいます。そういう場に立ち会えるのはやっぱりとても嬉しいですよ。『子どもたちの夢のために』という想いを持った人が来てくれたらいいなぁと思います」
「こんなに熱いスポーツ用品店、他にあるだろうか…ほんとに素敵な話をありがとうございました!」
スポーツを愛する子どもたちや選手の輝く瞬間が、この場所から続々と生まれています。お店の在り方に共感したらぜひエントリーしてみてください。地域に愛されるお店で、あなたも誰かの夢を応援してみませんか?