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2018.11.19 公開 2018.12.21 更新
今田建設株式会社
自分自身と、大切なもののために働く。鉄道工事のマネジメントと安全管理の仕事。

※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください



建設業、現場…。そんな言葉から連想するイメージはどんなものですか?キツくて力のいる労働…先輩に怒鳴られて怖い…?

でも!「建設」と言ってもさまざまな仕事があること、『人をつくる』ことに真剣に取り組んでいる会社があること…。今回はそんなことを伝えたくて記事を書いています。

(大阪・大国町駅から徒歩3分ほどの場所に、今回ご紹介する今田建設株式会社のオフィスはあります)


御堂筋線の梅田駅や新大阪駅・動物園前駅など、大阪の地下鉄工事の施工管理における強い実績とノウハウを持つ今田建設株式会社。127年の歴史があります。

仕事の現場となるのは主に「Osaka Metro」(旧・大阪市営地下鉄)の駅。最近、駅の中が美しく、オシャレになっていると思いませんか?ホームや天井、トイレ、改札前の商業スペースなど、どんどん新しいデザイン・設備に生まれ変わっています。建設業といっても職人さんたちの会社ではなく、建設現場で工事をスムーズかつ安全に進めるために全体をマネジメントする「施工管理」の会社です。
お話をうかがったのは、統括本部の本部長・二田 健一(にった けんいち)さん(左)と、入社4年目の坂根 昌幸(さかね まさゆき)さん(右)。

会社としての本音、場が明るくなる冗談交じりのトーク、「人」にかける熱い想い…たくさん笑い、たくさん感動した、そんな取材でした。建て前や見栄をいっさい感じない、清々しいほどまっすぐに人を見てくれる今田建設株式会社のことをぜひ知ってください。


「教える」ことに、とにかく力を入れる施工管理会社。思いやりで成り立つコミュニケーションをしたい。


今田建設がこれまで施工管理を手がけた改修物は、大阪府民であれば見かける機会が多いものばかり。

「地下鉄トイレの革命」とも言われる「ようおこし」のトイレや

「エキナカ」商業施設 ekimo

駅なかにある食堂街(写真は新大阪駅)

ホーム改修(写真は動物園前駅)

火災対策のための設備整備(写真は心斎橋駅)


などなど。
施工管理のもととなる図面をいくつか見せてもらうと、素人には読み取れない情報がたくさん…。
すごく専門的な仕事のような気がしますが、建設の知識がなくても大丈夫なのでしょうか?


二田さん アイコン
「よく聞かれるんです、『私は文系なんですが大丈夫ですか?』って。大丈夫ですよ!今は電卓もパソコンもある。建設用語はひとつずつ覚える必要がありますが、図面の見方も、資材の単位や建物の成り立ちもすべて一から教えます

ちゃんと見守るのでできないことはないと言い切る二田さんですが、その自信は長年にわたり新人社員を育ててきた経験に裏付けられるものでした。

二田さん アイコン
入社後は2か月間ほど研修を行います。これまでの経験から、未経験の人がいきなり現場に行って見て覚えろというのは無理だとわかっていますから。本や動画なども使って、とにかく『わかるように伝える』ことを本気で考えて人を育てようという工夫をしています

幅広い知識を身に着けることは簡単ではないですが、業務時間内に学ぶ時間と機会が整えられているという点は、とても恵まれた環境だなと感じました。

二田さんは新人時代、何度先輩に聞いても疑問が解決しなかったり、職人さんが言うことと先輩の指示に大きな違いがあるというようなことを多く経験してきました。そんなとき、あるひとりの先輩に出会います。


二田さん アイコン
「その先輩は、見た目はいい加減だったんだけれどすごく仕事ができて。その人に色々教わると、これまでの悩みが嘘みたいに消えて衝撃的でした。そこで『教え方』の重要性に気づいたんです」


そんな自身の経験から、誰よりも『教える』『伝える』ことを意識した二田さんは、自分が上司の立場になるとそれを社内に浸透させていきました。今では、みんなで人を育てようとする社員たちの「変わろうという意識」をものすごく感じるそうです。
採用において重要視されがちな『コミュニケーション能力』についての二田さんの見解から、人を大事にする社風も伝わってきました。


二田さん アイコン
「同じ『コピーをしてほしい』という依頼でも、『コピーしといて!!!』と言うのと『今時間ある?悪いんだけどコピーお願いしていいかな?』と言うのとでは、受け取り方もその後の人間関係も変わってきますよね。

コミュニケーションは、一方的の意思伝達じゃない。『相手のことを思いやってお互いに行動する』ということがコミュニケーションなんだと私は思います。そんなことを大事にしてみんなで仕事をしたいですね



会社のために働かないで。「自分のために」思いっきり仕事をしてほしい。


「建物を建てる喜びはこれまで充分に味わってきた。今は若い子たちを育てることが本当におもしろい」と語る二田さん。「人を大事にしよう」という考え方や気持ちを社内に広げ、そのための取り組みを推し進めるパイオニアは、「会社のために働かないで」とも言います。

二田さん アイコン
「『会社のために』なんて気持ち悪くないですか?(笑)社員には『自分のために』仕事をがんばってほしい。もし、将来ヘッドハンティングされるようなことがあったとき、そっちの会社の方がいいなら行くべきです。残りたいと思ってもらえるほどの価値がある会社に、うちがならないといけない」

「会社としては人材流出になるようなことはあまり推奨しちゃいけないか」と笑う二田さんは、どこまでも本音で人と関わる方です。なんでここにいるの?どういう人になりたいの?そのためには会社でどう働いたらいいの?そんな視点を持って、社員と関わっていました。

二田さん アイコン
「建物づくりを通じて、『人をつくる会社』でありたい。若い子も、事情があって元気のない子も、外国人も…どんな人でもイキイキ働ける会社にしたいですね」

あまりに社員のことを想う言葉ばかりの二田さんに「怒ることはないんですか?」と聞いてみました。

二田さん アイコン
「人間毎日仕事をしていると、もっとできるところで『まぁいいかな』と手を抜いたりすることもあります。そういうシーンでは僕も怒ります」


あとから別の社員さんにお話を聞くと、二田さんはじめ先輩たちの怒り方は「親が子どもに怒っているみたいな感じ」だそう。問題についてだけきっちり叱り、その後はまったく引きずらないんだとか。清々しい働き方ができそうです。


地下鉄の駅構内や周辺設備の工事で、全体のマネジメントと安全管理をする仕事


次にお話をうかがったのは、入社4年目の坂根 昌幸さん。今回募集する工事部の具体的な仕事内容について教えてくれました。

(冗談まじりのトークで人を笑わせるのが上手い坂根さんは、3児の父)


坂根さん アイコン
『進行管理』と『安全管理』が工事部の仕事です」

進行管理・・・
図面をもとに、資材がどれくらい必要で何を使うか、どこに注文するか、職人さんは何人くらい必要かなどあらゆることを決めて工程を組みます。工事が始まると、工程通りに行われているか現場を確認するのも仕事です。

安全管理・・・
現場の職人さんたちが、事故やケガなく作業できるよう安全計画を立てます。また、それがきちんと実行されるように職人さんたちの安全意識を高め、管理します。(火花があがる機械を使うときはゴーグルや手袋をする・高所作業では命綱をつけるなど)


現場を見に行ってみると、図面と実物にズレがあったり、あるはずの壁がなかったり、想定どおり完璧なことはまずないといいます。最初のころはもちろん先輩について学びながらすすめていくと言うものの、実際の現場で自分だけでは判断できないことやわからないこともたくさん出てきませんか?


坂根さん アイコン
「そういうときはね…」

坂根さん アイコン
「携帯電話っていう超便利なものがあってね…困ったらすぐ先輩に聞いたらいいんですよ!(笑)」
毎日は、朝8時からの朝礼・ラジオ体操から始まります。退社時間は17時。ほとんどの社員は17時半には会社を出ているそうです。建設会社ではめずらしく、土日祝日はお休み。夜中に動いている現場の進行管理・安全管理のため、入社半年以降は週1回程度夜勤が入ります。


坂根さん アイコン
「僕は自分がつくった計画がちゃんと現場で実行されているか気になって、行かなくてもいい日に勝手に夜遅く現場に行ってたこともあったんですが、そしたら二田さんに『はよ帰らなパワハラするぞー!』って怒られました(笑)」


坂根さん アイコン
「線路上の工事の場合、終電後〜始発までとなるので、夜中の0時頃から4時頃までしか工事に充てられる時間がないんです。どんな工事でもスケジュールを気にして動かないといけないので…現場は大体キビキビしています


「現場に恐い職人さんはいないんですか?」と尋ねると「そんな人はいません」と返ってきました。


坂根さん アイコン
「今は身なりや安全管理の基準も厳しくなっていて、みんなきちんとしていますし無茶なことさせようとする人や理不尽に恐い人、乱暴な人はいませんね…時代は変わりました(笑)」

(「こんな顔の人はいません」と“恐い職人さん”の顔マネをする坂根さん)




社員の考えや生き方を大事にしてくれる会社で、大切なものを大切にして働こう。

坂根さんの前職は、オフィスの玄関などに敷いてあるマットの交換やその新規顧客を獲得する営業職。今田建設は当時のお客様だったそうです。「うちで働かない?」と二田さんから声をかけられたときは、驚いたと言います。

坂根さん アイコン
「まったくの畑違いで、建設のことなんてなにも知りませんでしたからね…そのときは『こっちの世界で(マット交換)で天下取りますわ』って言って断ったんです。(笑)」


その後、今田建設には夜勤もあると知った坂根さん。家族のために少しでも多く稼げたら…と「アルバイトで少しだけ働けないか」と二田さんに相談したところ、「もう入社したら?」と話がまとまったそう。


坂根さん アイコン
「僕の場合は『知らないことが逆に良かった』と思います。何をするにも初めてで戸惑うことばかりでしたが、すべてがまっさらな状態でスッと入ってくるというか。入社して4年ですが、こんな僕でも一人立ちできています。気軽に質問できる空気だし、現場に行って実際に見ながら勉強もたくさんできましたよ


坂根さん アイコン
「施工管理の質によって現場の仕上がりが変わるっていうのが最近わかってきました。建物が仕上がったときも嬉しいですが、安全に現場を納められて、自分で組み立てた工程がバチっとはまったときの達成感はひとしおです!


二田さんは「会社のために働かないで」と言っていましたが、坂根さんはなんのために今田建設で働いているのでしょうか?


坂根さん アイコン
「結局なんのためでしょうね…うーん。思い浮かぶのはやっぱり家族の顔…でしょうか。…うまく言えませんが、僕の場合、『自分のために働く』ことは『家族に苦労させずに笑顔で暮らしていくために働く』ということだと思います」


社員の考えや生き方を大切にしてくれる会社なので、満足しています」と語る坂根さん。子供たちとの時間もとれて家族と向き合える働き方が実現できているようです。
大事な人との暮らしを大事にできる。自分のために働ける…。今の時代、生きていくための下地がしっかり作れることは、当たり前のことのように見えて案外実現しづらいことなのかもしれません。

建設業界で、これほどまでに働く人を見ようとする会社があるとは…。一時的に関わり合うのではなく、一緒に成長し合える…そんな毎日が送れそうだと思いました。

今田建設の姿勢が、何かひとつでもあなたの感性にひっかかったなら、自分の未来のためにチャレンジしてみませんか?『人をつくる会社』があなたを待っています。

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Job description
募集職種
企業名・団体名
今田建設株式会社
募集期間
2018/12/19 〆切
募集職種
施行管理職
仕事内容
工事・予算等の管理
施主・管理者への対応他
雇用形態
正社員
応募資格
未経験の方も歓迎です
勤務場所
大阪市浪速区敷津東2-6-9
勤務時間
8:00~17:00(内1時間休憩)
給与
【大卒・大学院了】
月給200,000円~(固定残業代45,932円〈38時間分〉を含む)
※固定残業時間を超えた場合は、超過分の割り増し分が支払われます。

【短大卒・専門卒・高専卒】
月給190,000円~(固定残業代43,635円〈38時間分〉を含む)
※固定残業時間を超えた場合は、超過分の割り増し分が支払われます。

【年収例】
390万円(32歳、勤続年数9年)
休日・休暇
年間休日:126日
完全週休2日制(土曜日、日曜日)祝日、年末年始、夏期休暇
待遇
各種社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
制服貸与、保養所、財形貯蓄、親睦会
交通費支給
夜勤手当5,000円
※夜勤手当は都度払いとなります。
※夜勤は専門の協力スタッフがいるため、主要部分の工事の際など、極力少なくなっています。

昇給:年1回(4月)
賞与:あり(業績による)
今田賞:1年に1回頑張った人を全社員の投票制で表彰。1位は「賞金50万円」!
安全ポスター賞:1年に1回ポスターを提案し、選ばれた方を表彰
採用予定人数
2名
選考プロセス
1)本サイトからエントリー後、
 履歴書・職務経歴書を弊社までご郵送ください。
 ※お送り頂いたものはお返ししておりません。

【送付先】
〒556-0012 大阪府大阪市浪速区敷津東2丁目6−9

2 ) 書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡(到着後10日以内)
3 ) 一次面談を実施
4 ) 面談の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定
WEBサイト
http://imadakensetsu.com/
メッセージ
地下鉄梅田駅のekimo梅田のリニューアル工事をはじめ、鉄道施設関連工事を多く受注し、関西エリアの鉄道事業に大きく貢献しています。教育熱心な上司が多く、建築技術や国家資格を習得し社会で必要とされる人材を育てる土壌が当社にあります。会社の雰囲気は「アットホーム」「まったり」という意見をよく耳にします。見学も可能ですので、少しでも興味を持っていただけましたら下記フォームよりお問い合わせください。