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自分がつくったものを見て、誰かが「わぁ！」っと驚き感動してくれる。少し涙を浮かべながら…。そんな仕事ができたらどんなに素晴らしいだろう。

圧倒的な空間演出力を持つ輸入壁紙。それには、人の心を、暮らしを変える力がある。そして、そこに生きる職人たちの人生をも変える力がある。

その世界に足を踏み入れると、なぜ今まで壁紙は白だと思い込んでいたんだろうと「知らなかったその事実がもったいない」とさえ感じるほど。

今回募集するのは、これまでの日本の建設業界になかった新しい職業・Hanger（ハンガー）。輸入壁紙を専門に貼りあげる職人です。

WALLSさん(@walls_jp)がシェアした投稿 – 2月 8, 2018 at 12:14午前 PST

WALLSさん(@walls_jp)がシェアした投稿 – 2月 15, 2018 at 1:24午前 PST

なぜ輸入壁紙にこだわるのか、Hangerとは一体何なのか、知られざる輸入壁紙の世界をのぞいてみてください。

輸入壁紙のすごさは、「空間を変える力」。お客様もスタッフも夢中にさせる色とりどりの美しい世界。

日本初の輸入壁紙専門施工会社 WALLS（ウォールズ）のオフィスは、大阪の堺筋本町にあります。
WALLSの創設者は、一流のHangerであり社長の中田 健一（なかた けんいち）さん。国産の壁紙よりも技術が必要とされる輸入壁紙を貼る、日本でも数少ない職人です。輸入壁紙とはどういったものなのかおうかがいしました。


輸入壁紙について語る健一さんは、その目を輝かせながら話を続けます。その姿は、一般的な職人さんのイメージにある「無口」だとか「気難しそう」だとかいう印象はまったくありません。むしろ穏やかであたたかい、そんな人柄を終始感じました。

お客様が壁紙を選ぶためのサンプル帳は、どれも日本のサンプル帳よりはるかに大きく、重さもあります。


海外では季節やイベントのたびに壁紙を変える文化があるんだとか。ホームパーティを開くのに、前回と同じ壁紙だと恥ずかしいという感覚の人もいるそう（！）。

私たちにとっては初めて目にする、色とりどりで美しい輸入壁紙の世界。実際に目にすると「これいい！」「こっちは何！？」と次々と声をあげてしまいました。

これが自分の部屋に…と想像すると、わくわくするとか心が躍るとかそんな言葉では足りないくらいに夢が広がります。



お気に入りの壁紙で部屋を彩るのは、お客様にとって待ちわびた瞬間。思い入れが強いお客様は、涙を浮かべて喜ばれる方もいるのだとか。一般的なクロス職人では経験できない、お客様との感動の共有があります。

ここでさらに熱く語るのは、健一さんの妻であり、お客様への提案や現場での補佐・バックオフィスを務める中田 晶子（なかた あきこ）さん。

健一さん・晶子さん以外のスタッフもこれまで無縁だった輸入壁紙の魅力にハマり、どんどん知識を身につけていっているとか。お客様も働く人も夢中にさせる…それは輸入壁紙の魅力のひとつなようです。

WALLSがこれまで手掛けた仕事もぜひ見てみてください。

仕事は、壁紙を貼るためのあらゆる補助から。輸入壁紙にしかない喜びややりがいがある。

輸入壁紙を貼るHangerの仕事は、一体どんな内容なのでしょうか？　今回募集する新人Hangerは、健一さんや信頼のおける職人さんと行動をともにし、少しずつ輸入壁紙の施工技術を習得していくことになります。

道具・材料運び、バケツへの水くみ、掃除・ゴミ処理、デリケートで傷つきやすい輸入壁紙の施工補助など、見習いのうちは、主に先輩職人の補助が仕事。

まずは1～2年で国産壁紙を貼れる技術を身につけることを目指し、それから特殊壁紙（布地や箔押し、和紙、オーダーメイドのデジタルプリント壁紙など）、輸入壁紙の経験を少しずつ積んでいきます。









また、日本人にとって壁紙は、汚れたり破れたりしたら張り替えるものなので、現場は塵やホコリにまみれ、汚れることも多いのだとか。


また、現場の多くはすでにお客様が住んでいる個人宅。お客様とのコミュニケーションや大工さんたちとの連携、ご近所さんへの気遣いなど、施工技術と同じくらい対人能力が必要だと健一さんも晶子さんもうなずきます。



作業着ではなく社名入りの白いシャツをユニホームとして導入したり、仕事道具にもこだわったり、健一さんは清潔感を大切にしているといいます。


男性でも女性でも、経験があってもなくても、求められるのは社会人としての基礎的な部分。健一さんは仕事の厳しさに苦笑しつつも、その表情は朗らかでしあわせそうに見えました。Hangerという生き方に誇りを持っているように感じます。

建設業界に新しい風を。本当に素晴らしいと思うものを、お客様へ届けよう。

健一さんは一職人にとどまらず、メーカーのショールームや専門学校・大学などで講師としても登壇しています。講義では、学生やプロに向けて建築業界や内装業界についてわかりやすく語り、壁紙を貼るデモンストレーションなどを行っています。今回採用する人にも、いずれは講師としての仕事や、後輩を育てていくという仕事に取り組んでもらうことを望んでいます。

世の中ではHangerという職業以前に、クロス職人でさえもあまり知られていないのだとか。このままでは建築業界に職人が入ってこなくなってしまう、と危機感を募らせます。



健一さんがWALLSを設立したのは2013年。15歳のころからクロス職人として白い国産壁紙を貼り続けてきた健一さんは、業界に対するある疑問を抱いていたそうです。




業界の慣習に疑問を抱いた健一さんは、技術に対して正当な評価が受けられることを望みWALLSを設立。高い技術力を持つクロス職人を「Hanger」と命名し、新しい道を切り拓きました。

WALLSの設立当時はその専門性がなかなか認められず、苦労の連続だったといいます。それでも少しずつ、着実に信頼を集めていった結果、今では工務店に所属するコーディネーターさんや同業者からも依頼がたくさん寄せられるようになりました。

日本初の輸入壁紙専門施工会社 WALLS。健一さんと晶子さん含め、スタッフは4人の小さな会社ですが、ここで働く人たちからは「本当に素晴らしいと思うものをお客様に届けている」という自信を感じます。

心の豊かさを大切にする時代、WALLSが発信するHangerという職業は、時代の流れによって生まれるべくして生まれた新しい職業なのかも…。

お客様にあっと驚くほどの感動を。自分に確かな技術力を。業界に新しい風を。新人Hangerとなり、輸入壁紙の魅力を拡散していく一員になりませんか？きっとそこには「一生続けたい」と思えるだけの喜びがあるはずです。

【記事を読んで、WALLSに興味が湧いた方はぜひイベントへ！】
11月30日にハローライフで開催する「ホンネで話せる夜の合説〜職人・ものづくりの世界編〜」にWALLSが出展します。少しでも気になる方は、ぜひお話を聞きにいらしてくださいね！