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第2創業!イノベーションを目指すカー用品の老舗
2015年2月、大阪の地下鉄北巽駅から徒歩5分ほどの場所に移転した新オフィスは、
バーを思わせるカウンターキッチン、卓球台にもなるというダイニングテーブル、
掘りごたつのある畳スペース、カラフルなソファー席などがあり、
一歩足を踏み入れば、その斬新な内装や設備に驚くだろう。
しかもこの会社では、ひとりの社員に2つのデスクが用意されているのも面白い。
1つ目はパソコンや電話が置かれたオフィスでお馴染みの作業用のデスク、
2つ目はカフェをイメージした空間にあるくつろげるデスクだ。
「新しいアイデアは、一般的なオフィスの机にかじりついても浮かばないもの。
それゆえクリエイティブな作業のために、2つ目のデスクを置くようにしました。
“コミュニケーション”による“イノベーション”をオフィス内で起こすための仕掛けなのです」
とは、2代目の代表取締役社長の松下弘さん。
また、“良い”と思えば失敗を恐れず実践してみるのが松下代表の仕事スタイルで、
「新オフィスの斬新さは、奇抜なことをしたいわけでも、社員の福利厚生でもありません。
社員がアイデアを生み練る空間を、オフィス内に提供したかったのです」
とも語る。
そんなベンチャーの新しい風が吹き、期待を感じさせる『和研工業株式会社』は、
小規模ながら、国産サイドバイザーという主力商品を持つ、安定したカー用品の老舗でもある。
しかしながら、新車の売れ行きが減っている自動車業界全体は縮小傾向だ。
けれども、「売り上げはアイデア次第」と、松下代表は未来を見据える。
今までは市場では陰に隠れがちだったカー用品やカーアクセサリー。
しかし、父の代から築いてきたモノづくりの技術力と幅広い販路を生かし、
差別化できる魅力的なプライベートブランドやオリジナル商品を生み出して
ディーラーや自動車販売所へ、車の販売、サービスの提供に続く、第3の収益源を提案。
自動車業界全体の、新たな活路を見出そうとしている。
ここで、「弊社オリジナルのカラフルなフロアマットやナンバープレートフレームをはじめ、
思わずほしくなる新商品をどんどん企画・生産し、お客さまが喜ぶ手伝いをしたい。
そして、共感いただける業者と組んで、売り上げを共に伸ばしていきたいですね。
実現したいアイデアがいろいろあります!」
と意気込むのは、春から入社3年目となる企画営業の大田久仁子さん。
「カー用品は女性向けの商品が少なく、業界的に安かろ悪かろうという考えがあるんですね。
でも、自分の営業車につけているシートカバーは、女性向けカー用品のネットショップで購入したんですけど、周りからは好評を得ています。“いいな”と思うカー用品は、ネット販売に多く見受けられますが、本来ならばディーラーや自動車販売所にて販売していれば、実際の色や質感が分かるうえ、試乗車を使って展示販売もできたりしますよね。
ビニールシートをかけたままの展示車もよく見かけますがもったいない。
カー用品でお洒落に飾れば、店のカラーになって差別化を図ることができると思いますし、
それがカー用品の購入や車自体の販売にも繋がるのではないかと考えています。
カー用品といえば男性のイメージがありますが、車内はいわば“自分の部屋”のようなもの。
インテリアや居心地にこだわる女性目線は、大きな武器になると思います。
男女問わず飛び込んできてください!」
これからの『和研工業株式会社』を支える、人材像とは?
今回、『和研工業株式会社』が募集しているのは、企画営業職だ。サイドバイザーの販売で長年培ってきた、カーディーラーや自動車販売店のルート営業を中心に、
カー用品の提案・コンサルティングから、新商品やサービスの提案、資料や書類作りに
アフターフォローまでが主な仕事だ。さらに、新規営業や販路拡大なども望まれている。
カー用品・カーアクセサリーの企画営業も積極的に進めたいですが、
現状は、サイドバイザー関連のルート営業が9割で、企画営業は1割ほどです。
また、北巽のオフィスには、松下代表と営業企画が2名、事務員も2名のため、
掃除や電話対応などのあらゆる雑務も仕事のうち」と、大田さん。
営業企画での募集だが、仕事内容は職種にこだわらず多岐に渡るため、自主性も必須だ。
とくに今回は、いずれ“第2創業”の幹部候補としても期待されているため、
将来的に、組織作りや後輩の指導など、会社の経営・運営にも携わってほしいという。
現状で満足している人、指示がないと動けない人、
営業や企画など職種の仕事だけにこだわる人は厳しいかもしれないが、
逆に、バイタリティにあふれる人、好奇心が旺盛でどんなことでも楽しめる人、
向上心の高い人にとっては、うってつけの会社だろう。
とはいえ、「情熱の火は燃え上がってもすぐ消えてしまうのではなく
ずっと続く人であってほしい」と松下代表は語るように、自分から前へ出るのが苦手な人でも、
“地道にコツコツと頑張るタイプ”という人ならば、おすすめだ。
また、人のために役立ちたいと思っている人や相手の立場を考えられる優しい人も、
クライアントやドライバーの気持ちをくみ取った素敵な商品を開発することで、
頭角を現すこともあるかもしれない。
さらには、現状にもの足りなさを感じている人も、同社のベンチャーらしい
明るい雰囲気にあふれるこの会社で、やりがいや働く楽しさを見つけることができるだろう。
普通の学生からカー用品の企画営業へ。将来は幹部になりたい
今でこそ、自分専用の営業車を乗りまわし“ドライブも大好きだ”という大田さんだが、自身のことを少し振り返ってもらうと・・・
特筆することのない“ごく普通の学生”で、大学4年の秋までは車の免許も持たなかったという。
「営業職になるとは思っていませんでしたし、
ましてや車関係の仕事に就くとは思っていませんでした」
たまたま就職サイトで『和研工業』のページを見つけて、「第2創業の一期生として
会社をイチから作れること、何でもできそうなところが面白そう」と思い、エントリー。
その後、参加した会社説明会で“縁”を感じたことが入社のきっかけだったそう。
「仕事は、止まったらそこで終わりだと思っています。
でも、“失敗しても代表が支えてくれる”と考えると、思い切って注力できますね」
そんな思いを抱きながら、2年間仕事に邁進し、
今では九州の大手ディーラー7支店へのルート営業も任せられているのだとか。
「最初はとても緊張しました。けれども、お付き合いさせていただいているお客様のほとんどは、
立場や役職に関係なく、自分のような若輩者でも“大事な取引先のパートナー”として話をしっかりと聞いてくれるので、器の大きさを感じます。まさに働くかっこいい大人だと思いました。
今はまだ、お世話になることのほうが多いですが、
早く肩を並べて仕事ができるようになりたいです」
また、兵庫県の豊岡の自動車販売所を中心に営業の新規開拓を行った際は、
とくに縁がある土地ではなかったものの、出石の蕎麦や城崎の温泉のことを話題に出すことで、
お客さまとの会話で役に立ち、営業後においしい蕎麦の店へ連れて行ってもらったこともあったんだとか(笑)
「仕事量は多くて大変ですし、こまごまとした失敗もたくさんしていますが、
寝たら忘れるという性格もあってか(笑)、仕事がツライ、しんどいとは思っていません。
2年目のボーナスが予想以上に良くて嬉しかったとかそういうこともあるんですが、
何より“頑張っていれば必ず見てくれる人がいる”というこの環境が嬉しい。
だから私自身、将来的に“幹部になること”が今の目標です。
自分がそうであるように、“働きに対して必ず見ている人がいると実感できる会社を作りたい”、
そこで、一緒に成長していきたいと思える人が入社してくれると、嬉しいなと思っています」
一方、ふだんは兵庫県の工場で製造業務に携わっている同僚の足立明嶺さんは、
企画営業職の仕事に直接関わりはないが、商品トラブルが発生した場合には、
大田さんと連携を取り、問題の早期解決に努めている。
「自社製品のトラブルで返品が重なったのですが、
工場ではどうしても原因が分からないことがありました。
そこで“企画営業”として顔の利く大田さんに連絡したところ、
状況をすぐに拡散してくれ、結果、無事に問題解決しました。
車体に取り付ける際のトラブルは工場で確認できない過程だったので、
彼女の存在はとても助かりました。
不具合やイレギュラーがあった時は大田さんに相談すれば、
決して不満や悪口を言わずに、まわりから事情を細かく聞き、
時には携帯の写真付きで分かりやすく大量の情報をくれるので、本当に頼りになります。
仕事を取ってくるのが営業の仕事だと思っていましたが、大田さんと接することで、
“後々のフォローもしっかりできてこそ”、営業なんだと思うようになりましたね」
仕事を遊べ! 失敗を恐れずとにかくやってみる
そんな大田さんの姿からもわかるように、『和研工業株式会社』は、社員の教育のために、お金や時間、人脈を惜しまない。
現在は、自分ではなかなか気付けない“才能”や“能力”の部分をブランド化して売り込む
“セルフブランディング”という考え方を通し、仕事に対する“考え方”や“モチベーションの上げ方”
などを学んでいるそう。
授業のような講義形式ではなく、対話形式でわきあいあいと進められるのも魅力だ。
「研修では、いわば“命をかけて”仕事に取り組む中小企業の社長の気概も伝えてもらい、
社員ひとりひとりに“経営感覚”や“自主自立の心持ち”を身につけてほしいと思っています」
と、松下代表。
「なぜなら、社員ひとりひとりが優秀な“経営者”としての視点や心持ちになってくれるなら、
自分で考えて行動することで“充実感”も得られるだろうし、
また会社の成長にもつながるので、会社自体が“強い組織”になるに違いありません。
もし仮に会社がつぶれてしまったとしても、すぐにヘッドハンティングされるような人になってほしいですね。
実際に、僕は社員が将来独立しても構わないと思っています。
独立後も互いが成長できる良いパートナーになれますし、
同じ志の仲間が増えれば、経済が発展して社会貢献にもなると思っているからです」
そんな松下代表の言葉が示すように、
社員の大田さんは、研修を通して、実際に考え方が変わってきたという。
「研修では、仕事のノウハウだけなく、物事の原理原則を積み重ねて
“ブレない自分”という芯をつくっているように感じています。
そしたら、会社で働くことや家族がいることなど、
いわゆる“当たり前のことが当たり前じゃない”と思うようになり、
自然に“感謝の気持ち”も生まれてきたような気がします。
だから今は、気づいた感謝を自分から動いていろいろ還元していきたいと思うようになりました。
会社へ還元するなら、『和研工業』をより良い会社にしていくことですね」
しかし、日ごろから人材教育に力を入れる一方で、
入社して2ヶ月ほど新人研修を行なった後、
夏前には自分で仕事をするよう、あえて突き放す(!)と、松下代表。
「会社は学校ではありませんから、生徒の成長に合わせて教育はしません。
大企業なら段階的に仕事を任せられるかもしれませんが、
残念ながら中小企業は、社員の成長をゆっくりと待ってもいられる環境は少ないです。
とはいえ、入社後すぐの新人が仕入れ先や取引先の経営者と直で話せるのは貴重な経験で、
逆に、中小企業ならではのメリットだと思っています。
しかし、会社が求める目標と自分の実力のギャップで辛く感じる人もいるでしょう。
そこは、月1でランチ・コミュニケーションを開くなどでカバーをしています。
ただ、いきなり会社が求める目標に達することはできなくても当然だ、とも思っています。
失敗はしても良いんです。むしろ、私は“失敗はするものだ”と思っています。
けれども近年の学校教育では、生徒に失敗させないように教育をしているせいか、
失敗に慣れておらず、挫折経験がないという人も多く、
事前に失敗を避ける自尊心の高いかしこい人が増えているように感じています。
大切なのは、“失敗から何を学び、どう立ち直るか”っていうことなんですよね」
松下代表自身、若い時には会社に借金をさせてしまうほどの悲惨な大失敗を経験したというが、
「その苦い失敗があったからこそ、“働き方”や“経営感覚”を大きく変えるきっかけになった」
と語る。
今回募集をしている企画営業職も、通常の営業活動のほかに、
カーアクセサリーの企画や第2創業期の幹部候補としての視点など、
まだ前例のない分野だけに、予測や注意をしていてもきっと失敗することがあるだろう。
しかし、「失敗の責任を取るのは社長の仕事」と松下代表。
そのうえで、「失敗しない人は、結局何もしない人と同じだと思うんですよね。
だからこそ失敗を恐れずに、どんどん挑戦してほしいと思っています」ときっぱり話す。
近年、ワークライフバランスの取れた生き方がもてはやされ、
仕事とプライベートを分けたい若者が増えているが、松下代表は相反する考え方だ。
「仕事≠プライベートの人は、プライベートは楽しく充実しているけれど、
仕事は退屈で嫌々しているということだと思うんです。
仕事=プライベートであれば、どちらも楽しく充実した人生を、
いつでも楽しんでいる人だと思っています。
しかも、プライベートではできない規模で仕事は楽しむことができます。
仕事で遊べることほど面白いことってないんですよ。
仕事は“大人の最高のおもちゃ”だと思っています。
新オフィスの内装や人材育成の研修は、社員のためを思って、
その効果を予測し実践していますが、
実は自分自身が社内の誰よりも楽しんで取り組んでいると思います(笑)
私の今年の目標は“仕事を遊べ!”です」
と、松下代表はその日一番の清々しい笑顔を浮かべた。
オフィスでカニ鍋!? 家族ぐるみで仲が良いアットホームな会社
そんな松下代表や社員の大田さんの話だけを聞いていると、なんだか個人主義の殺伐とした職場?なんて思っていたのだが・・・
取材に伺ったこの日は、インタビューの終了後に、松下代表の奥さんや小さな子どもたちも加わって、
新オフィスでワイワイと賑やかにカニ鍋パーティが始まった。
鍋の周りで若い社員と子どもたちがじゃれ合う様子は、週末のキャンプ場のよう。
新オフィスの空間は、アイデアを生み出す場所と同時に、
社員同士が気軽にコミュニケーションが取れる場になればという松下代表の思いが詰まっている。
実際に、社員は仕事が好きで人間関係も良好だそう。
工場で働く足立さんは、松下代表とはラインでつながり、
気軽に様々なことを相談をする仲だとか(!)
「工場には年齢性別が様々な人が働いていますが、不満ばかり言うネガティブな人は不思議と続きません。
同僚はみな仕事を楽しめる人で、プライベートもはっちゃけていて仲も良いですよ。
代表の誕生日にびっくり箱を買って驚かそうとしたこともあります!」
と、誕生日の顛末をとても楽しそうに話してくれた。
昨今の風潮では、仕事同様に人間関係と割り切って働きたい人も多いだろうが、
古き良きアットホームな雰囲気が残っているのも、この会社の特徴だろう。
松下代表の仕事のスタイルに共感でき、やる気の火を灯し続けられる人なら、
会社と仕事が好きで楽しんでいる自立心の高い社員とともに、
切磋琢磨しながら成長しあえる楽しい人生が待っているように感じた。
Job description
募集職種
- 企業名・団体名
- 和研工業株式会社
- 募集期間
- 2016/5/30(月)
- 募集業種
- 企画営業職
・商品の企画、開発
・販売(ルート・新規)
【業種】
自動車・自動車部品 受託開発・特定技術派遣 商社(自動車関連・輸送用機器)
- 雇用形態
- 正社員
- 応募資格
- 大卒以上
30歳以下※長期勤務によるキャリア形成のため
- 勤務地
- 〒544-0004
大阪府大阪市生野区巽北3-14-3 コスモビル4F
- 勤務時間
- 9:00~18:00(うち、休憩1時間)
- 給与
- 企画営業職
18万7,329円〜 (2013年4月実績)
■備考
経験・スキル・前給等を考慮し、面談の上決定。
賞与/年2回(業績対応人事評価別賞与)
- 休日・休暇
- 土日祝・夏季休暇・年末年始
※長期休暇は社内状況により変動する場合があります。
- 待遇
- 交通費支給(上限2万円)
各種手当(役職手当・皆勤手当・営業手当
子ども手当・※残業手当・独学手当・研修手当
特別手当)
※企画営業職には定額残業手当が含まれています。
※各種手当は自己申告制になります。
社内研修、社員旅行、各種保険あり
- 採用予定人数
- 1名
- 選考プロセス
- ①本サイトからエントリー後、履歴書を弊社まで郵送ください
※エントリーの際に、
【弊社を選んだ理由を教えてください】
【挫折した経験はありますか?またどのように乗り越えましたか?】
【希望職種:営業か事務】
上記3点に関する回答をお願い申し上げます。
※お送りいただいた履歴書はお返ししておりません。
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②書類審査後、合否のご連絡を差し上げます。
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③お電話若しくはメールにて面談日時を相談の上、決定
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④一次面談を実施
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⑤面談結果をすべての方にお電話、若しくはメールにてお知らせし採用が決定いたします。
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⑥後日、弊社から入社関係の書類を送付致しますので、ご返送若しくはご来社していただき書類を提出していただきます。
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⑦勤務開始
※状況により、選考の内容や回数が変更される場合がございます。 予めご了承くださいますようお願い申し上げます。
- 応募者への質問
- 1】弊社を選んだ理由を教えてください
2】挫折した経験はありますか?
またどのように乗り越えましたか?
- メッセージ
- Webサイトに代表の想いがずらっと書かれています。 こちらを読んでいただければ弊社がどんな会社なのか、どんな人が働いているのかがわかると思います。是非、一度目を通してみてください。
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