※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください
真冬の野外撮影が多い芸能人から「伝説のインナー」と呼ばれる肌着「もちはだ」。保温性に優れ、ふわふわで柔らかい「ワシオ式パイル起毛」の生地が特徴です。
「ワシオ式パイル起毛」は、約50年前に独自につくられた機械(編立機械)から生まれた特許製法。靴下や肌着・アウターなどを手がけており、国民栄誉賞を受賞した登山家・植村直己さんが南極大陸大冒険の際にもワシオの靴下を使用したほど、そのあたたかさは驚異的です。
今回は、ワシオでしかつくることができない商品を生み出していく機械のメンテナンスや調整・新たな開発を担う職人を募集します。
オンリーワンという強みをもつ職場に身を投じ、よりよい生地を生み出すために機械と向き合う職人たちの声をぜひ、聴いてください。
機械やバイクいじり、プラモデルづくりなどが好きな人は、きっと楽しめる。未経験者歓迎の職人仕事。
ワシオの機械はほかの繊維メーカーのものと比べると、とても特殊。
昔ながらの機械をベースに、物理的に部品を足したり引いたりして改造を何度も重ねたもの。コンピュータでプログラム制御されているようなものではなく、とてもアナログです。
「ワシオ式パイル起毛」が驚異的なあたたかさを実現するのは、ワシオ独自のこれらの編立機械があるからこそ。
タオルのようにループ状に編まれたニットは、このような形をしています。
従来の方法で起毛の処理をかけると、生地が毛羽立つと同時にループも破壊されてしまいます。
そこで、ループを破壊せず、上部だけを起毛します。この方法では、起毛部分とループの両方に空気を溜めることができるので抜群の保温力を持つ生地に仕上がります。これが「ワシオ式パイル起毛」。ワシオが改造・開発した機械でしかつくることができない起毛なんです。
新商品をつくる際はもちろん、今ある商品の改良の際にも機械を改造します。付け足す部品を手作りすることもあるというから驚き!現場の工作室で鉄板を切ったり磨いたり、溶接などをして作られています。繊維工場とは思えないほど、道具がそろっています。
複雑な機械の扱いは難しそうですが、エントリーには資格はいりません。さらに未経験者歓迎。
職人の佐藤 勲(さとう いさお)さんと宮城 修(みやぎ おさむ)さんにお仕事について伺いました。
理想の商品をつくるための機械を、アナログな改造によってつくっている…。未経験者にとってはとても難しそうに感じる作業ではないかと思うのですが…。
個性ある機械とひたすら対話する職人。自分たちがつくった商品が世に出る達成感は格別。
佐藤さんと宮城さんは、「仕事の大変なところと楽しいところは表裏一体だ」といいます。
20年以上のキャリアを持つおふたりでも、首をひねることがあるとは。
勤務時間は8時~17時。9時までは機械の検査を行い、10時からメンテナンスや仕様の変更、試作品の作成などをします。繁忙期は夏。冬の訪れに向けて生産ラインはフル稼働します。
作業には黙々と取り組むというおふたりですが、職場の雰囲気はいかがでしょうか?
こちらの気持ちが熱くなるほど、佐藤さんと宮城さんの仕事への誇りが伝わってきました。
社員とその家族を、守りたい。そんな強い信念をもつ人のもとで働く。
今のワシオを語る上で、絶対に外せないのは経営陣の一員である鷲尾 岳(わしお たかし)さん。25歳のときに家業のワシオに入社し、現在28歳です。
入社当時は、安い機能性肌着が市場にどんどん出回る中、暖冬も重なり、ワシオの売上が危ぶまれた頃。鷲尾さんは徹底的な経営の見直しを図り、業績を黒字回復させた気鋭のイノベーターです。ワシオは今、老舗ベンチャーへと生まれ変わり、めざましい進化を遂げている最中。
管理体制や就業規則など、「昔ながらのなあなあ気質だった」会社を、根本から変えていった鷲尾さん。その変化に対する反発があったり、社員とわかりあえず衝突することもあり…。「ここで変わらないと終わってしまう」と何度も何度も話し合ったそう。
ワシオの創業は1955年。歴史ある会社の中で、守らなければならないものを守りながら時代に合わせて姿勢を変化させていく道のりは、きっと生半可ではなかっただろうと簡単に想像ができます。変革の旗を振り続けた鷲尾さんのその熱の根幹はどこにあるのか知りたくて、「なにが鷲尾さんを突き動かしたのですか?」と聞きました。
少し考えたあとに返ってきたのは、「…終わってしまうのが嫌だったんですよね」という、強く、ハッキリとした言葉。
「今が第二次創業期ですね」と鷲尾さんは言います。さまざまな苦難を乗り越え、激動の時代を生き抜くために「ひとつにならなければ」という強い想いがワシオにはあります。そんなワシオには、どんな人が合うのでしょうか?
原稿を書き終えた今も強く思い出されるのは、社員を想い奮闘する鷲尾さんの姿。そして日々、機械と対話し、向上したいと前を向く佐藤さんと宮城さんの姿でした。あらゆることに挑み続ける背中はなんて大きくて、心強いんだろう…。思い出すだけで心がグッと震えるのです。
心も体もあたためるワシオのもちはだ。そんなすてきな商品が生まれる機械と向き合う職人に、あなたもなってみませんか?ぜひ、エントリーを。
Job description
募集職種
- 企業名・団体名
- ワシオ株式会社
- 募集期間
- 2019/11/21 〆切
- 募集職種
- 生産部門 編み立て技術スタッフ
- 仕事内容
- ◆機械のメンテナンス・部品加工
編立機械のメンテナンスや摩耗した部品の製造
入社して直ぐは研修で製品の構造や製造の流れを理解するため工場全ての部署での作業を経験して頂きます。
- 雇用形態
- 正社員(試用期間3ヶ月)
- 応募資格
- 未経験可
経験者優遇、高卒以上、普通免許
- 勤務場所
- 兵庫県加古川市志方町高畑741-1
- 勤務時間
- 8:00~17:00(内、1時間15分休憩あり/月平均20時間程度残業あり)
- 給与
- 月給17万円〜25万円
※経験・能力等考慮し決定します。
- 休日・休暇
- 土曜(会社カレンダーに依る)、日曜、祝日
年末年始、夏季休暇、有給休暇
※年間休日113日
- 待遇
- ・通勤手当(会社規定内支給)、家族手当
・昇給あり・賞与2回/年(業績による)
・社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生)
・車通勤
- 採用予定人数
- 2名
- 選考プロセス
- 1 )本サイトからエントリー後、
履歴書・職務経歴書を弊社までご郵送ください。(※不採用の方に履歴書返送)
【送付先】
〒675-0304
兵庫県加古川市志方町高畑741-1 採用担当 宛
2 )書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡
3 )お電話にて面談日時を相談の上、決定。
4 )一次面談を実施
5 )面談の結果、採用の方にご連絡(※不採用の方に履歴書返送)
- WEBサイト
- http://www.mochihada.co.jp/
- 職場見学
- 仕事内容や職場の雰囲気を体感いただける、職場見学を受けつけています。
ご希望の方は、「希望日・見学を希望する理由」を記載の上、
応募フォームよりご連絡ください。
・実施日:個別対応
・場所 :ワシオ株式会社 事務所・工場(兵庫県加古川市志方町高畑741-1)
・内容 :工場見学、質疑応答など
- メッセージ
- 自社ブランド「もちはだ」や「Yetina」の生地を編む機械を作り、調整するお仕事です。
世界中で唯一、ワシオ株式会社でしか編めない「ワシオ式起毛生地」を産み出す技術を守り、伝承していく次世代の職人を募集します。
ものづくりや機械いじりが好きな方、やる気がある方等、未経験でも大歓迎です。
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