※ハローライフでの募集は終了してますが、採用状況は各社に問合せください
阪急梅田駅から10分ほどで服部天神駅へ。そこからタクシーで西へと10分程度進み、河川敷に近づくと小さな工場が増えてくる。オーダー家具の製作を専門とするサクラスタジオ。今回サクラスタジオでは、オーダー家具をつくる家具職人と、お客様対応や関係性づくり、図面づくりなどを担う家具アドバイザーを募集しています。
取材時間よりも少し早く着きすぎたものの、「頼むで! ええ写真撮ってな!」と社長の菅原拓也さんは大歓迎してくれました。「高城ちゃん、これやっとってー」と笑顔でスタッフと会話を交わす様子から、社内の仲の良い様子が伺えます。
工場に併設している事務所は、風通しがよく爽やかで気持ちを明るくしてくれました。スカイブルーと白の壁、木目がきれいなライトブラウンのフローリング、海外の街並みを描いた絵画。こだわりをもってそこに置かれているんだろうと感じさせる、社長のセンスが光る空間でした。
「ここにいるのが嬉しくなる」そんな気持ちにさせてくれる場所。こんな素敵な場所で、どんな人がどんな気持ちで家具づくりをしているんだろう?まずは家具職人の実際の仕事内容について、高城さんのお話を紹介します。
個人のお客様からの直接依頼。「ありがとう」を一番身近に感じられるのが、サクラスタジオの家具職人のやりがい。
高城さんは、インテリアデザインの専門学校でプロダクトデザインを学び、在学中にインターンシップで訪れた木工所で家具の魅力を感じたと言います。
卒業後に入社した木工所で1年、2社目の木工所では2年働き、3社目のサクラスタジオでは現在3年目です。同じ木工の業界に身を置いてきたと言えど、これまで働いてきた会社の顧客は工務店などの企業に対し、サクラスタジオは個人委託の仕事になります。
伝えるのが下手だと言いながらも、言葉を探しながら話してくれた高城さん。ずっとこの仕事で生きていきたいと語るほど、ものづくりが好きだという感情が言葉の端々から伝わってきます。働くことが好きで、気づいたらずっと仕事をしているというザ・職人のようです。今回、家具職人としてエントリーされる方は、高城さんが直属の先輩になります。
どんな作業も好きだと高城さんは言います。
また、わからないことはすぐに「どうしたらいいですか?」と質問してくる人のほうが意欲を感じると言います。
未経験でも歓迎。最初は工場や家具の掃除からはじめて、初歩的な組み立て作業や圧着させて板をつくる作業、家具の寸法に合わせて木材を切っていく作業など、少しずつ仕事を覚えて最終的には図面を見ればすべてがわかるようになってもらえたらと高城さんは言います。
女性から応募があった場合はどうかと聞いてみると、「危険をともなう仕事であること」を語ってくれました。
お客様のニーズを掴み関係性を生み出す、家具アドバイザーの仕事
今回募集するのは、家具職人と家具アドバイザー。それぞれの仕事の流れ・内容を整理してみました。家具職人は、先述の高城さんのように家具そのものをつくる人。家具アドバイザーは、お客様からの注文を受けてから納品までのやりとりや図面づくり、見積もりづくりなどを担います。
・お客様からの問合せは、電話かメールで来ます。家具アドバイザーが、メールや電話で対応し、ご自宅に伺う日を決めます。
・家具アドバイザーがお客様宅を訪問し、打ち合わせ。話が進めば打ち合わせ内容を持ち帰り、図面を書いて、概算見積もりをつくります。
・再度お客様宅に訪問し、提案内容に問題がなければ家具職人にバトンタッチ。
・家具職人は図面をもとに材料を業者に発注。
・材料が届くと裁断、組み立て、制作作業にとりかかります。
・家具の完成後、家具アドバイザーがお客様宅に訪問し、家具を室内に設置。家具職人が手伝うことも。
だいたいはオーダーをいただいてから納品するまで約2ヶ月ほどのサイクルで、いくつかの案件を同時並行で行っていきます。現在は主に家具アドバイザーとして活躍する菅原社長は、最大1日2軒ほど、多い日で3軒訪問。もしくはまったく訪問せずに図面を書いているだけの日もあるとか。
家具アドバイザーのうれしいところは、家具をおさめて、お客様が喜んでくれる瞬間に立ち会えることだと言います。
初めてお会いする方のご家庭に訪問するので、清潔感は大事だと言います。また、自分を高めたい、自分を発揮したいという思いの人であればウェルカムだと菅原社長は語りました。
サクラスタジオがつくる家具はどんな家具? お客様の暮らしのニーズに向き合った家具作り
サクラスタジオには、どんな家具の依頼がくるのでしょうか?
「オーダー家具」と聞くと、自分好みのおしゃれな椅子やテーブルの注文が多いのかなと思っていただけに少し意外でした。なぜ椅子やテーブルはつくらないんでしょうか?
ここの認識に間違いがあっては、入社してもうまくいかないだろうなと感じました。市場(オーダー家具を依頼したいお客様)のニーズと、サクラスタジオで職人として働きたい人の想いの間に、隔たりができないよう、仕事のスタイルを明確に語ってくれた菅原社長。
未経験からスタートしたものづくりの業界。サクラスタジオの等身大の歴史
そもそも菅原さんは、大学を卒業するまで家具づくりを学んでこなかったと言います。
人見知りとは意外な答え。よくしゃべっているじゃないですか(笑)
独立直後の菅原さんは、自宅でひたすらサクラスタジオのwebサイトを制作していたと言います。
サクラスタジオのクライアントは工務店などの企業ではなく、一般のご家庭というのが大きな特徴です。そのため「人見知りを克服すること」が一番苦労したことだと、菅原さんは振り返ります。
その後、人見知りを乗り越え、少しずつwebサイトに制作実績を掲載していく中で、スタッフを雇えるような現在の規模になっていったと菅原さんは言います。
サクラスタジオのwebサイトは、オーダー家具をつくってほしいと思っている人にとって、必要な情報や安心感を与える設計になっています。「ちょっと電話で聞いてみようかな」と思わせる技に納得。「オーダー家具 大阪」で検索すれば1位表示されるその構築も独学というから、ほんとうに驚き!
お客様目線で、等身大のニーズに真摯に答えてきたこれまでの道のりが、今のサクラスタジオをつくっているのです。
サクラスタジオの未来像。チーム力を活かしたものづくりの現場に。
最後にサクラスタジオの未来像も語ってもらいました。将来的にはどれくらいの規模の会社にしたいと考えておられるんでしょう?
家具アドバイザーとして、また会社の創業者として、失敗に学びながらたくさんのお客様やパートナーと接してきたからこそ、コミュニケーションの大切さを知る菅原社長らしい答え。仲間と一緒に想いや絆を深めながら…そして、お客様から時には歓声にも似た喜びの声をいただきながら「いいものづくり」をしたい人にとって、絶好の職場だと感じました。
菅原社長と高城さんはまるで兄弟のようで、「そーそーそーそー」という相槌さえもなんだか似てきているような…。
「社長はかなりフランクで、良い影響をいつももらっています」と高城さんははにかんだ表情で言います。
この会社の空気やひとつひとつの仕事の成果から、サクラスタジオは案件数、売上ともに増えてきています。「この人たちとなら一緒に働けそう」と感じたら、ぜひあなたの「ものづくり愛」をこの会社にぶつけてみてください。
Job description
募集職種
- 企業名・団体名
- 株式会社サクラスタジオ
- 募集期間
- 2017/07/20 〆切
- 募集職種
- 家具職人:1名
家具の製造・取り付け
オーダー家具のアドバイザー:1名
接客、デザイン、家具の提案
- 雇用形態
- 正社員(試用期間3ヶ月〜6ヶ月)
- 応募資格
- 未経験者可、経験者優遇、運転免許保持者尚良
- 勤務地
- 大阪府豊中市利倉2丁目22-15
車通勤可、阪急曽根駅から25分
- 勤務時間
- 8:30〜17:30
(内、1時間休憩あり・残業あり)
- 給与
- 25万円(試用期間中は日給8000円〜10000円)
経験・スキル・前給等を考慮し、面談の上決定します。
- 休日・休暇
- 水曜日、祝日、第一土曜日
その他GW、お盆5日間、年末年始5日間
- 待遇
- 交通費支給(上限15000円/月)
社会保険、雇用保険 (正社員)
賞与年2回(昨年支給実績:計2ヶ月分)
退職金制度(3年目より適用)
- 採用予定人数
- 2名
- 選考プロセス
- 1)本サイトからエントリー後、
履歴書・職務経歴書を弊社までご郵送ください。
(送り先:大阪府豊中市利倉2丁目22-15)
※お送り頂いたものはお返ししておりません。
2 ) 書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡
3 ) お電話にて面談日時を相談の上、決定。
4 ) 一次面談を実施
5 ) 面談の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定(郵送にて)
6 ) 勤務開始
- 応募者への質問
- 何に興味がありますか?何をしている時が時間を忘れますか?
(趣味・スポーツ・本・マンガ・アウトドア・映画・デート・食事・車・バイク・自転車・マラソン・・・・)
- WEBサイト
- http://www.sacra-pf.com/
- メッセージ
- 家具製造の技術、アドバイザーの技術は、努力すれば誰でも身に付きます。
それよりも、人間力(笑顔と感謝と愛情)の向上をともにできる人と一緒に働きたいと考えております。
結果的にその方が、長く働けて、お客様のためになり、働きやすい環境を作れると考えてます。
けっして楽な仕事ではありません、楽しんでやるから楽になる、そんな仕事だと思っております。
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