求人コラム

就活準備インタビュー

無人撮影で安い、でもよい仕上がり!大阪の内定写真館の就活証明写真が、適度に盛れて気分がアガる。

  • 2019/12/12 公開
  • 2020/03/02 更新


こんにちは。ライターの斎藤充博です。今日は「内定写真館というサービスを試してほしい」という依頼を受けてやってきました。
内定(うちさだ)写真館とは、就職活動者向けの証明写真を撮ってくれるサービスです。

なんでも「全く独自のシステム」を使い、「安い料金」で、「自分本来の魅力を引き出してくれる」らしい。それ、普通にすごくいいじゃないですか!

ただ問題は、僕がもう就活にもう全く縁の無いおじさんってことですね。なんで頼んだんだろ……?

実際に内定写真館で撮ってみた写真がこちら。街中にあるボックス写真機で撮影した証明写真と比較をしています。
ボックス写真は眉間がテカっているし、メガネのレンズに光が反射してしまっています。表情もちょっとぼんやりしている。商談の場に名刺を忘れてきたり、お得意先の名前をまちがったりするタイプの顔です。まあ実際の僕がそうなんですが。

内定写真館はそうした要素が払拭され、全体としてキリッとした表情になっています。フットワーク軽く動いてくれそうだし、締切はキッチリ守ってくれそうに思えます。それもまた実際の僕なんですが……。

どちらも僕なんですが、就職活動の時にどちらの面を企業にPRするべきかというと……。明らかに後者ではないでしょうか。

ボックス写真との比較をしてみましたが、フォトスタジオを予約して写真を撮ってもらうことを考えている方もいるかもしれません。

ただ、フォトスタジオならどこでもいいというわけではないらしい。きちんと選ばないと、意外と写真のよしあしがあるらしいのです。値段も張るものだし、ちょっと慎重になりたいですよね。

さて、それでは本題の「内定写真館」はどんなサービスなのか。実際の使用感をレポートしてみたいと思います。


内定写真館はメイクから始まる


それではさっそく始めてみます。まずカウンターで申込みをすると……。
受付の箭野(やの)さんにメイクブースに案内されました。

斎藤さん アイコン
メイクするんですか? 就活用の写真を撮るのに、男性がメイクをする必要がありますかね? 僕はメイクをして仕事をするわけではないし。


箭野さん アイコン
写真だと、なぜか顔色が悪くなっていたり、ひげそり後が目立ったりすることって、ありませんか?
 

斎藤さん アイコン
それはありますね。実物だと気にならないけど、写真だとなぜか強調されてしまう……。あれはガッカリする。


箭野さん アイコン
それを防ぐためのメイクなんですよ。


斎藤さん アイコン
なるほど……。でも自分で化粧なんてしたことないですよ。


箭野さん アイコン
そういった方には、私がアドバイスをさせていただきますね。まず斎藤さんは顔に脂が浮いているので、あぶらとり紙を使ってください。


斎藤さん アイコン
脂……! なかなかハッキリ教えてくれるんですね! ありがとうございます。

言われるがままに、顔の脂をきっちりととる。

斎藤さん アイコン
あっ。なんだかものすごくさっぱりした……。いいですね。


箭野さん アイコン
いいですね。これだけでも大分変わりましたよ! 斎藤さんはお化粧しがいがある顔だと思います!


斎藤さん アイコン
(なるほど……。それで就活に関係ない僕が呼ばれたのか……)



証明写真の仕上りにこだわるなら男性もメイクを



斎藤さん アイコン
そういえば、眉毛が薄いのが気になっていたんですよね。描いてみたいけど、勇気がなくて。


箭野さん アイコン
ちょうどいいですね。アイブロウを用意しています。使ってみましょうか。


箭野さん アイコン
まず手の甲に一度描いて、色味を確認してみてください。


斎藤さん アイコン
ふむ……。これでいいのかな。


箭野さん アイコン
いいですね。毛の流れに自然な感じで描き込んでいってください。


斎藤さん アイコン
こんな感じかな。


箭野さん アイコン
いや、もっと濃くした方がいいですね!


斎藤さん アイコン
もっとかですか。なんか恐いな……。本当に大丈夫ですか?

見かねた箭野さんが描いてくれました。化粧を人に施してもらうのって、くすぐったいし、恥ずかしい。独特の感覚がありますね……。
この後はワックスで髪を整え……
コンシーラーでひげそり後を隠し……
リップを塗りツヤを出す。だんだんテンションが上がってきますね。
メイク完了。顔全体がかなりサッパリしてきました。

メイク中は「アイブロウをこんなに塗っていいの?」って思ったのですが、違和感はありません。眉が濃くなったことで、表情にメリハリがついています。

また、コンシーラーの効果は絶大です。ちゃんとひげそり後が隠れて、清潔感がでています。いままでコンシーラーなんて使ったことはなかったですが、ひげそりの時にがんばって「深ぞり」をするよりも、ある程度までそったら、コンシーラーを使った方いいですね。意外なところで発見があります。

箭野さん アイコン
髪の毛の最終チェックをしましょう。証明写真は髪の毛がちょっとでもハネていると目立ってしまうんです。


斎藤さん アイコン
確かに! 真正面から撮ると、ハネているのは意外と気になりますよね。大丈夫そうですか?


箭野さん アイコン
うん、バッチリですよ。それでは撮影に行ってきてください。

階段を上って撮影ブースのある階へ行きます。それにしても、これだけ整えると、なんだか緊張してくるな……。


「内定(うちさだ)トオルさん」に証明写真を撮ってもらう


ここまでガッツリと人の手をかけて撮影の準備してきましたが、撮影自体にも大きな特徴があります。
それは「無人で撮影を行う」ことです。
椅子の横に置いてあるのはiPad。表示されている「準備完了!」のボタンを押すと、どこからともなく自動音声が流れてきます。

uchisadaさん アイコン
こんにちは。内定写真館の内定(うちさだ)トオルと申します。


斎藤さん アイコン
(なるほど。内定さんって人が撮ってくれる設定か)


uchisadaさん アイコン
スタジオで写真なんて、慣れませんよね?
 

斎藤さん アイコン
(自動音声に語りかけられるのって、ヘンな感じ……)


uchisadaさん アイコン
せっかく誰も見ていませんから顔の体操をしましょう。「いー」と「うー」を交互に言ってみてください。


斎藤さん アイコン
(そんなのやるの?)


斎藤さん アイコン
いー


斎藤さん アイコン
うー


uchisadaさん アイコン
OKです! ……フフっ なんかヘンな時間ですね?


斎藤さん アイコン
おれもそう思っていたよ!

内定さん、自動音声のくせに、本当にこんなことを言うんですよ。思わずツッコミを入れてしまいましたが、そのお陰で緊張がほぐれてきたような気もします。

uchisadaさん アイコン
撮影中はまっすぐ前を見てくださいね。いきますよー。

内定さんは人を落ち着かせる柔らかいトーンの、とてもいい声。きっと優しい人に違いない。だんだん内定さんに親近感が芽生えてきました。

パシャパシャ!
そんなことを考えていると、シャッターがどんどん切られていきます。

uchisadaさん アイコン
いいですね。慣れてきました? 表情作るの、うまいですね?


斎藤さん アイコン
自動音声がそれを言うか!

また声を上げてしまった。こんな感じで内定さんは自然な会話をしながら、30枚ほど撮影してくれます。

uchisadaさん アイコン
撮影終わりです。あー。疲れましたね? スタッフと一緒にベストな写真、選んでくださいね。

ふう。内定さん、ちょっとイラッとしたりもしたけれど……。よかったよ。
受付に戻ると、さっきの撮影した写真がもう転送されていました。スタッフと相談して、この中から実際に使う写真を選んでいきます。

なお、内定さんとの会話のおかげで、いろいろ表情が撮れています。内定写真館ではオプションで複数の写真をもらうことができるので、履歴書を送る会社によって表情を使いわけることができるのです。

たとえば、自由な社風の会社には、ニッコリ笑った顔の写真。真面目な社風の会社には、キリっとした顔の写真。こんなふうに使い分ける学生さんはけっこう多いとか。

使う写真が決まったら、パソコン上で簡単に補正をかけてもらうことができます。

そして1時間ほどたつと……。
できた!
メチャメチャきれいです。
きれいなおれ……。まじまじと見てしまいます。

企業へのPRもさることながら、単純に内定写真館の方が就活に対する自分自身のテンションがアガるのではないでしょうか。フリーランスの僕でさえも「ちょっくらどこかに履歴書送ってみるか」くらいの気分になってきています。


現役大学生に使ってもらおう


僕(37歳フリーライター)のレポートだけではちょっと不安なので、現役大学生のトドコロさんにも内定写真館を試してもらいました。

トドコロさんはめったに着ないスーツを着ているためか、緊張気味な様子。大丈夫かな。
箭野さんがトドコロさんの髪の毛をきっちりセットしていきます。

箭野さん アイコン
あっ。髪の毛を整えただけなのに急にキリッとしてきましたね。


斎藤さん アイコン
本当ですね。髪型一つでけっこう変わる。人が整えられていくのを見るの、おもしろいな。


外処さん アイコン
……。


斎藤さん アイコン
トドコロさん、なんかしゃべってくださいよ


外処さん アイコン
……ええ。いいと思います。


斎藤さん アイコン
ガチガチじゃないですか。

あんなに緊張していて大丈夫かな? と思いつつ撮影ブースに送り出しました。後は自動音声の内定トオルさんが空気をなごましてくれるのに期待です。
撮影が終わり、完成した写真を見るトドコロさん。お、なんかうれしそうな表情に見えるけど、どうなったんだろう……?実際に撮影した写真がこちら。ボックス写真機で撮った写真と比較してみました。
おお……。すごくいいですね。ボックス写真の方は、親しみやすい雰囲気にはなっていますが、ちょっと頼りない感じ。内定写真館の方はとても誠実に見えてきます。

ボックス写真のトドコロさん、内定写真館のトドコロさん。きっとどちらも正しいのでしょう(大学生が年上の人間から見て頼りなく見えてしまうのはある意味仕方がないですよね)。

ただ、就職活動という場で、どちらの面を企業に対して推していきたいか、ということを考えると、やっぱり内定写真館の方ではないでしょうか。
トドコロさん、すっかり緊張がとれた様子でした。

斎藤さん アイコン
内定写真館を使ってみてどうでした?


外処さん アイコン
内定さんの音声ガイダンスがとても詳しくて、わかりやすかったです。ボックス写真機で撮ったときは、どこを見たらいいのかわからなくて。


斎藤さん アイコン
確かに。ボックス写真機だと、どうするのが正解なのかわからないですよね。その戸惑っている感じが写真に出てしまっている気がします。


外処さん アイコン
たくさん撮ってくれるのもいいです。僕が使ったボックス写真機は2枚撮って、その中からしか選べませんでした。


斎藤さん アイコン
30枚くらいの中から選べるのはいいですよね。内定さんのお陰で、いろいろな表情が出てくるし。


外処さん アイコン
それから、撮影の前にワックスやメイクで顔を整えられるのもよかったです。顔がキリッとしますよね。


斎藤さん アイコン
男性だとメイクをする機会あまりないですもんね。僕も今回初めてコンシーラーを使ったのですが、日常的に使ってもいいかな、と思うようになりました。


外処さん アイコン
履歴書って、最初に企業に提出する物じゃないですか。そこに自分がきちんと納得できる写真を貼り付けるだけで、だいぶ就活に対する気持ちが違ってくるのかなと思います。


斎藤さん アイコン
そうそう。気持ちは確実にかわってきますよね。

そうそう、この記事を読んでいる女性は「トドコロさんだけではなく、女性の例も見たい!」って思っているのではないでしょうか。
女子大学生が「内定写真館」を使うとこんな感じになります。光がうまくあたっているので、全体的に明るいトーンになり、目元の表情がよりくっきりと出ていますね。

この2人の例を見て、僕は10年以上前に自分が就職活動をしていたときのことを思い出しました。イマイチな写真を撮って履歴書に貼り付ける。それって自分の気持ちが全然こもっていなくて、単なる「作業」なんですよね。

自分でもウキウキするような写真を履歴書に貼り付けることができたら、それだけで就活のテンションが上がってくる。人に自分をアピールするって、そういうところから、だと思うんです。



写真館によって仕上がりは変わるらしい


なぜこのようなサービスをしているのか。スタッフの箭野さん聞いてみました。

箭野さん アイコン
私たちはハローライフというNPO法人のメンバーです。事業の一環で、学生や求職中のみなさんの就職活動をサポートしているんですよ。


斎藤さん アイコン
それでは内定写真館のように履歴書用の写真を撮ることも、就職サポートの一環になるんですか?


箭野さん アイコン
その通りです。普段から私たちは書類添削でいろいろな方の履歴書を拝見するのですが、証明写真に力を入れていない人が意外と多いんですよ。せっかくの第一印象を決めるものなのに。


斎藤さん アイコン
そんなものかもしれませんよね。でも証明写真なんて、うまく撮れていなくて当たり前だと思っていました。


箭野さん アイコン
カメラスタジオに行って、プロのカメラマンにお願いすれば、かなりいい写真が撮れるんですよ。しかし、それなりにお金がかかってしまいます。


斎藤さん アイコン
確かに。履歴書の添削のお願いに行ったのに「履歴書の写真がよくないからプロカメラマンに撮ってきてもらって」なんて言われたら、泣いちゃうな……。


箭野さん アイコン
プロの写真を求職者さんたちに求めるのは、ちょっと大変ですよね。


斎藤さん アイコン
ということは……。内定写真館は、ボックス写真機と、プロカメラマンの中間くらいのところを狙っているんですね。


箭野さん アイコン
料金は、まさにそこを狙っています。ただ、証明写真のクオリティは、プロカメラマンにも勝るとも劣らないものに仕上がっているのではないかと……。機材は全てプロ仕様の物です。就活用の証明写真としてベストな仕上がりになるよう、光の量や角度・背景紙の写り方・色味の数値などはプロカメラマンとかなり突き詰めました。

残念ながらここの詰めが行き届いてない簡易スタジオも世の中にはあったり、各写真館によって「就活用はこう」というスタンスがあるので、仕上がりはまちまちなんです。よく調べてから行ったほうがいいですよ!


斎藤さん アイコン
そうなんだ…!一眼レフカメラで撮ってもらうならどこも似たような仕上がりだと思ってました。ちなみに内定写真館は、どんな仕上がりをめざしてるんですか?


箭野さん アイコン
写真そのものとしては、明るく爽やかで清潔感のある印象をめざしていますが、なにより「就活用に無理してつくった自分」が写ることは避けたいと思っています。就活のしんどさってそういうところにあると思いませんか?


斎藤さん アイコン
さすが就職支援の団体。就活している人の心の機微までしっかりケアしている……。



就活をサポートする団体だからこそのサービス



斎藤さん アイコン
あと印象的なのは、やっぱり内定さんでした。


箭野さん アイコン
自動音声と、シャッターを切るタイミングに関しては、システムエンジニアと共に何度も試行錯誤をしています。


斎藤さん アイコン
実際に撮られていて、いいタイミングで撮られているな、とは思いました。自動音声なのに、ちょっとシャクなくらい、いいタイミング。


箭野さん アイコン
内定さんが喋る内容や、撮影後の写真の補正についても、その人自身の魅力を生かせるように心がけています。


斎藤さん アイコン
いつもの自分とかけ離れた仕上がりだと困りますもんね。就活で面接まで進んだのに、写真と全然違う人が出てきちゃうの、気まずい……。


箭野さん アイコン
そうなんです。そのあたりの加減は、就職支援の経験も生かして、ベストな物を提供できているのではないかと思っています。


斎藤さん アイコン
なるほど。そういう部分は、一般的なプロのカメラマンよりもずっと慣れているんですね。


箭野さん アイコン
ちなみに、内定写真館では、写真撮影の前に就職相談サービスを付けることもできます(50分1,000円)。実は内定写真館は、就職相談していただくためのきっかけ作りという意図もあります。「就職相談のための施設に行く」のって、ちょっと腰が重くなるじゃないですか。


斎藤さん アイコン
それはありますね。就職相談のハードルを下げてもらえるの、ありがたいです。ちなみに……。今後、僕が仕事に困ったら、相談に乗ってくれますか?


箭野さん アイコン
もちろんです!


斎藤さん アイコン
やった。いいんだ!


箭野さん アイコン
ただ、うちは大阪のNPOです。ご紹介は関西圏の会社が中心になってしまいますが……。斎藤さんお住まいは東京ですよね?


斎藤さん アイコン
あっ……。そうでした!
 
内定写真館は、Osaka Metro 四つ橋線「本町駅」28番出口から約400m。靭公園のちょうど向かいにあります。いい場所です!







内定写真館のまとめ


というわけで、「内定写真館」でした。最後に特徴をまとめさせてください。

・就活をサポートする団体が就活のために作った証明写真撮影サービス
・就活のためのメイクや身だしなみのアドバイスもしてくれる
・ボックス写真機とプロカメラマンの中間くらいの料金
・撮影前に就職の相談にも乗ってくれる

いままでありそうでなかったサービス。これから就職活動しようとしている人、就職活動がうまくいかなくて困っている人、一度行ってみてはいかがでしょうか。

なお、僕はもらった証明写真をFacebookのアイコンにしています。「適度に盛れていますね」という感想をいただきました。「適度に盛れている」って最高じゃないですか。

内定写真館 https://uchisada.com/

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