<レポート>プロボノWednesday〜寒い冬にはおでんの会?!〜
【1/20(水)のプロボノWednesdayは、大人の社会科見学 in OSAKA】
“寒い冬にはおでんの会!?こころがしんどくなった時の居場所づくりホントのトコロ”
2014年10月に開催した“大人の社会科見学”と“自殺予防プロジェクト” 第2弾!
今回は、新たに自死遺族支援に関わる2団体が加わり
「大阪版おでんの会を考えるプロジェクト」を実施。
ゲストスピーカーには、京都で“おでんの会”を運営する
特定非営利活動法人京都自死・自殺相談センターSottoの霍野廣由(つるのこうゆう)さん!
★おでんの会とは、
死にたいほどの悩み、誰にもわかってもらえない孤独を感じている方々のために、
少しでも安心して過ごせる居場所になればという想いで、定期的に開催している場です。
詳細はこちらをご覧ください。
霍野さんのプレゼンのあとは、自死や自殺に取り組む団体の方々を交え、
“おでんの会”を大阪で開催するならどのようにやっていくのがよいのかを
ワールドカフェ形式で意見交換をしていきました。
テーマとなる問いは2つ。
「自分の職場など 身の周りで
『おでんの会』のような機会がある未来は、どういった未来でしょうか?
また、なぜそういった機会が求められているのでしょうか?」
「『大阪版おでんの会』では、どのような活動が考えられるでしょうか?
また、どのようなツール(※)があれば使いたくなるでしょうか?」
(※)ツールとは…おでんの会に参加するには少しハードルが高い、でも
職場などで悩んでいる仲間に気軽に話してもらったり気にかけているという
安心感や信頼関係をちょっとずつもってもらいたい、
そんなとき気軽に誘うきっかけになるおでん券などのツールのこと
そんな問いに対話していく参加者のみなさんからは、様々な意見がでました。
「職場で、相談したい人が遠慮なく相談しやすいように
相談されてOKな人には何かマークみたいなものをつけるといいんじゃないか。」
「がんばれと言われても、もうがんばってるし。
がんばれってあんまりよくない言葉だな。」
「おでん券(ここでいうツール)になにかついてくる、あめちゃんとか…
おでん券が引換券になってて、スタバでメッセージもらえたりとか」
様々な意見がかわされ、それぞれのチームが最後にまとめを発表!
「1人だとしんどいので、複数で!」
「おでんを食べるより、おでんを”作る”ほうが、
参加している感じでよいのでは?」
「悩みを書いて障子を破る”障子の会”(そのくらい気軽な感じがいいよね)」
「たこ焼きを焼きながら愚痴を言う会」
などなど、様々なアイディアがでましたが、
どこのチームにもあがっていたキーポイントは、
「気軽さ」「共同作業」「ちょっとした気遣い」
だったのはないでしょうか。
今回も、和やかにも真剣に向き合い考えられた
大人の社会科見学 in OSAKAでした^^
来月のプロボノWednesdayもお楽しみに♪