第5回 働くエジソン<レポート>
本イベント5回目を迎えた2015.9.17。
テーマは「伝え方」。特に今回は「頼み方」に焦点を絞り、取り組みました。
<チェックイン・自己紹介・アイスブレイク>
イベントの主旨や流れ、グランドルールの説明からはじまり、
参加者である研究員の自己紹介タイムへ♪
「普段頼み方をするときに気をつけていること」も含めて自己紹介しました。
<個人考察・チーム編成>
「頼みごとをするときに気をつけていること・大切だと思うこと」を個人考察。
「表情が大事」「相手の状況を把握することが重要」などの意見が出て、
その意見をもとに、Aチーム、Bチーム、Cチームの計3チームに分かれました。
<実験>
働くエジソン実験室がメモ用紙や小物を作成する文具会社
㈱ハローステーショナリーに変身!
研究員が社員となり、社長であるハローライフスタッフから仕事を託されます。
社長から託された仕事は、「小鳥型」「四葉クローバー型」「三角形」の3つのメモ用紙を作成すること。
仕事をより多く達成できたチームはポイントを得ることができ、一番ポイントを稼いだチームが昇進できます。
さて、昇進の座を手に入れることができるのは一体どのチームでしょうか。
ルール説明が終わり、各チームに作成するための道具が入った封筒が手渡されましたが・・・
ん?
Aチームはメモ用紙の型紙とはさみだけ。
Bチームは鉛筆、ペン、鉛筆削りだけ。
Cチームはまさかの紙だけ!
どのチームも他のチームに「頼みごと」をしなければ、作業道具を手に入れることはできません。
「あ~、なるほどね!」とみなさん実験の意図を理解してくださったところで、
実験スタート!
それぞれのチームが徐々に「頼みごと」をしに動き出しました。
「鉛筆○本と型紙を交換してくれませんか?」
「このはさみを貸していただきたいんですけど・・・」
Aチームが先にポイントを獲得し、優勢かに見られました。
しかし、そんな優秀なAチームにはさらに「輪っかの折り紙で王冠を作る」という新たな仕事が任されました。
その新たな仕事も時間内に達成できないと減点ポイントとなってしまいます。
Cチームにも、新たに「封筒を○個作る」といった仕事が任されました。
どのチームもなんとかポイントを得ようと、作業と「頼みごと」を並行しながら、工夫を重ねます。
結果、ポイントの高い三角形のメモをひたすら作り続けたCチームが優勝^^
<チーム考察>
実験を終えて、発表に向けた考察タイム。
「チームで方向性を先に決めておけばよかった。」
といった反省から、
「自分の切迫した状況や気持ちを素直に伝えることが大切。」
「忙しい中で頼まれても心に響かなかった。」
といった意見も出ておりました。
<発表>
まずは、Cチームの発表です。
Cチームのみなさんはまず、
①事前準備
②交渉
③アフターケア
と、「頼みごと」に重要な流れを3つに分けて発表してくださいました。
全体の状況を把握し、相手のニーズと自分の要求を明確にし、
そして笑顔で挨拶^^
最後には、「ありがとう。助かった〜!」と言えるような感謝の気持ちを伝えること。
しかし、どんなときでも「心」が一番重要!と発表をしめてくださいました。
次は、Bチームが発表!
「頼みごとには交換条件が必須?!」という仮説は、必要条件ではなく、十分条件であり、
必ずしも正しいとは限らないと思います。」
まずは本イベントの仮説の真偽について発表してくださいました。
また、「頼みごとをするときは『あなただから』という一言を入れる」などして、
相手の存在を認めることが大切だということでした。
確かに「あなただから是非!」なんて頼まれ方をされると、ついやる気になっちゃいますね!
最後はAチームが発表。
Aチームのみなさんは、どうして実験ゲームに負けてしまったのかを考察タイムで分析。
「熱中するあまり周りの状況が見えていなかった。」
「状況を曖昧に伝えるのではなく、きっちりした要求を伝えるべきだった。」
頼みごとをするときの1つのテクニックとして発表してくださったのが
「わざと無理な条件をはじめに出す。」というもの。
なるほど!
「じゃあ○○ならお願いできる?」とはじめに出された条件よりも良かったら
「それだったら・・・」とOKしてしまいますね!
<ハーベスト>
働くエジソンでは毎回実験と考察を経て、感じたことや、
新たな気づきを共有する「ハーベスト」を行っています。
「一方通行じゃいけない。」
「人と向き合う姿勢。素直さ。」
「先手であいさつ。」
「自分から行動する。」
「相手のニーズを把握しつつ、自分の意見を伝える」
「あいさつは社交辞令ではなく、交渉の武器!」
今回も多くのハーベストがありました。
各自が持っている「エジソンカード」に、お気に入りのハーベストを書き溜めていきます。
そして、今回のエジソン先生からのお言葉は・・・
「それは失敗ではなく、その方法でうまくいく、いかないと分かったから、成功なのだ。
成功できる人とは、思い通りにならなくて当たり前という前提をもって挑戦しているのだ。」
今回、実験ゲームで負けたチームでは、
「もっとこうするべきだった」という反省がありましたが、それは決して失敗ではなく、
その方法でうまくいかないと分かったことから、成功なんですね。
たとえ思い通りにならなくても、今回のハーベストにも出ていたように、
「自分から行動すること」を意識し、何事も挑戦していきたいですね^^
次回の働くエジソンは11月中旬を予定しております。
テーマは「伝え方part2」!
今回は「頼み方」でしたが、次回はどんな実験をするのかお楽しみに!
詳細は、ハローライフ、Twitter、Facebookなどで後日お知らせしますね^^
フォローやいいね!をぜひお願いします!
それではみなさんに次回の「働くエジソン」でお会いできること楽しみにしております☆