第2回 働くエジソン<レポート>
4月に始まりました新企画!
「働く」に関する様々な仮説を証明し、
自分だけの働くコツを発明していく実験イベント「働くエジソン」!!
「働く」に関する謎や不思議を元に“仮説”を立て、その真相を
参加者自身が実験台になったりリサーチをしながら考察し、暴いていくこのイベント。
最後には結果をチームごとに発表し、
全体を通して得た発見を今後の「働く」に役立てていただく、というものです。
4月に、記念すべき第1回目「打ち合わせ」を終え、
5月21日(水)に約20名の方とともに第2回目を迎えました。
(第1回目のレポートはこちら→https://hellolife.jp/info/edison-1 )
< テ ー マ 発 表 >
今回取り組んだテーマは「自己紹介」。
「自己紹介は◯◯が大事!」
この◯◯に入る言葉とは?!
今回は仮説自体もみなさんで考えました。
前回とは異なる形式でスタートした第2回目の流れはこちら↓↓
1. オープニング
2. チェックインとアイスブレイク
3. 個人ワーク(◯◯に入ることをブレインストーム)
4. 自己紹介(◯◯を意識して)
5. チーム編成
6. 実験開始(考察)
7. 実験結果(プレゼンテーション)
8. まとめとチェックアウト
< チ ー ム 編 成 >
それぞれが30秒の自己紹介をした後、「◯◯」を発表!
「やる気」「自分を紹介しすぎない」「キーワード」「笑顔」「視線」
などなど、おもしろい「◯◯」が挙がりました!
それぞれが書いた「◯◯」に共感した人同士で集まり、4つのチームを編成!
A.心構え、気持ちの面を重要視したチーム
B.自己紹介の「そのあと」にフォーカスしたチーム
C.興味について話したり、使う言葉や詳細さなどの「内容」に注目したチーム
D.「普通がいいんじゃない?」に共感したチーム
< 考 察 >
チームに分かれ考察タイム!
今回はリサーチより、模造紙をうまく使ったディスカッションが多かったですね。
ただ、やはり自由回答だからか、なかなか「◯◯」の言葉がまとまらないチームたち…
しかし、それぞれが言っていることの共通点を見つけたり、
「なぜあなたがその言葉だと思ったのか」の原点を深めるうちに
スタッフも想定外だった素晴らしい「◯◯」がどんどんと登場!
< プ レ ゼ ン >
さぁ、いよいよプレゼンです!各チーム「◯◯」にはどんな言葉が埋まったのでしょう!
まずは、Aチーム!
自己紹介は「目的」が大事!
「あたたかさ」を伝えたい、「これからよろしくお願いします」という気持ちを伝えたい、
「元気」や「やる気」を伝えて印象に残ってもらいたい人などなど、
それぞれの「想い」が強かったチームですが、
まとめていくうちに、それぞれが持っていた気持ちは
「しっかり自分のなかで、どんな目的をもって話すのかを明確に」
ということだ!と気づいていました。
続いて、Bチーム!
自己紹介は「次のコミュニケーションにつなげる」が大事!
例えば、自分の不得意なことや困っていることをトピックスにあげて
「知ってる人はぜひ後ほど教えていただきたいです!」と締めくくったり、
敢えてすべてをさらけ出さずに
後から聞きに来てくれたり、次に自分から話しかけやすい環境を残していく…
つまりは自己紹介の「次」にフォーカスを当てていました。
また、「聞き手に“この人ならつついてもいいな!”という
安心感を与えることがポイント!」と強調していました。
そして、Cチーム!
自己紹介は「やってみる」が大事!
自分が好きなことを伝えたいという思いが共通していたCチーム、
3人がそれぞれに持っていた「◯◯」は、「興味/キーワード/詳細」。
これってよく見ると、自己紹介で話す内容の特徴を、違う視点から見た3つなんです。
なので、ひとつの言葉にするのが難しい…
「“興味”に関する“キーワード”をいくつか用意し、“詳細”を伝える」と、
ひとつの文章にはまとまったものの
「でも限られた自己紹介の時間の中で、どこまで詳細を伝えるべき?」と迷走。
しかし「正直やってみないとわからないよねー…」という呟きが解決の糸口に!
つまり最終的に落ち着いた「◯◯」は「やってみる」だったのです。
自己紹介というコミュニケーションを通し、聞き手の反応を見ながら、
興味に関するキーワードの詳細を、どの程度話すかを決める、というスタンス。
実際に、自己紹介で自分の興味を話していたところ
企業の方からスカウトがきたという参加者さんも。
そんなこともあるんですね!
最後に、Dチーム!
自己紹介は「重要視しすぎないこと」が大事!
結局、自己紹介を聞いても、
聞き手の記憶に残る部分はほんのわずかだったりしますよね。
さらに、意識しすぎて、相手に間違った情報や、過剰な印象を与えてしまうケースもなきにしもあらず…
それよりも、自己紹介のあとのコミュニケーションが大切だというDチームのみなさん!
自己紹介はあくまでもきっかけづくり!
リラックスして自分らしく行うことが大切なんですね。
< ま と め >
これまでの時間を通して感じたことや学んだことなど、
みなさんと共有したい実りを付箋に書いて貼っていく「ハーベスト」。
働くエジソンシリーズでは毎回このハーベストを全体で共有し、
世界にひとつの「実験記録帳」(参加者全員にもれなくプレゼント)をつくっています。
前回参加された方はちゃんと持ってきてくださいましたね^^
「弱みを隠さない人間臭さも好感のポイント!」
「ひとりでは考えられない意見がたくさんあり、帰ってから考えたい」
「全ての人にそれぞれの大事があってすごい!って思った。」
「考えこまないほうが話がまとまる」
「自分の意見ばかりでは学びはない」
今回もたくさんのハーベストに恵まれましたが、
みんな意見を出し合えば出し合うほど、
決まった答えがないため、どうまとめていけばいいのか、困りましたね。
それぞれ強い想いがあって、そこは伝えたいけど…と、悩みましたね。
しかし、かの有名なエジソンは言いました。
「困る、ということは、新しい世界の扉である。」
エジソンは答えを出すまでの過程で何度も困りました。
でもあきらめず「もしかしたら」と考えたからこそ
「これもあるぞ」「あんなのもあるぞ」と見解や視野を深めていき、革命的な発明が生まれました。
実は、困り、悩み、考えることが一番大事だったりするんですよね。
そんな働くエジソンfile2「自己紹介」は
「実験記録帳」に持ち帰りたいハーベストを記入し、幕を閉じました。
次回の働くエジソンでは、「記憶」について実験していきます☆
6月24日(水)に開催です!
詳細・お申し込みはこちら↓↓
https://hellolife.jp/events/edison3
一緒に悩み、考えましょう!^^