パパノセナカ〜男対談〜in大阪〈レポート〉
2015.04.08
NEWS
散り始めた夜桜の中、ダッフルコートやダウンに身を包み小走りに集まってきたパパさんたち。
ビール片手に 和気あいあいとお話をする光景。
ハローライフが居酒屋オープン?
いえいえ、実は、ハローライフでも定期的に開催している人気イベントの1つ
『パパノセナカ』第5弾。
普段、男性同士で真剣にお子さんや家庭のことを話し合える場ってなかなかありませんよね。
『パパノセナカ』は、子育て中のパパやもうすぐパパになるプレパパがオープンに語り合える「場」。
子ども、家庭、社会を軸に、回毎に異なるテーマに沿って男性同士気兼ねなくお話しをします。
初参加のパパさんもいれば3度目のパパさんも。
パパさん以外にも、結婚を控えている方や、純粋に興味があって来てみた!
という方など、参加者さんの動機は様々。
今回の第1テーマは、
『今の子育て環境、満足度は100点満点中何点?』
『その理由は?』
グループに分かれ話し合い、話題はいつしか「病児保育」へ。
病児保育とは、普通の保育所では断られてしまうケースが多い、
発熱、嘔吐など、体調に不安のある子どもを預かること。
保育士と看護師が一緒にいるため、子どもが突然熱をだしたとしても、
親御さんは仕事前に安心してお子さんを預けることができます。
「病児保育って何か知っている人〜?」
という小竹さん(NPO法人パパノセナカ代表)の問いかけにあがった手の数は多数!
みなさんの意識の高さに驚かされました!
グループチェンジをし、焦点を少し変えた第2のテーマへ。
『こどもにとって本当にいい環境ってなんだろう?』
『そのために自分ができることは?』
あるグループでは『いじめ』がトピックに。
さすがパパさん、着目したのは親。
「学校や社会よりも、親がいじめを受け入れられないケースが多い。
いじめの解決は、まず親がそれを受け入れるところから。
そこからが子どものためのサポートに繋がる。」
たしかに。
一般的にいじめをテーマにすると、ネット環境やいじめのタイプ、
学校の対応に注目が向きがちですが、まずはその子の家庭に目を向けないと。
改めて考えさせられることが多かった本イベントも終盤へ。
『答えのようなものをだす時間』
さっきまでの盛り上がりが一気に静まる。
子どもを想い自分の中で考えをまとめていく表情はまさに真剣。
「親が手本になる」
まさに「パパノセナカ」をみせること。
多くの参加者さんからあがった「答えのようなもの」。
時にはリアルを教え、親が自分の人生を楽しみ、自信をもつ。
地域の人とふれ合い、挨拶のできる環境をつくる。
子どもたちに愛情を注げる環境をつくるためにも、
仕事をどうするか、奥さんとの関係、保育士さんとの関係作りなど、
自分自身を見つめなおすきっかけになった。とパパさんたちは語っていました。
人生は答えのない問いだらけで、
正解はない。
今回も同じ答えはひとつもなかったのではないでしょうか。
それぞれが違うことを考えている、ということを認められる世界になれば。
そんな想いを感じながら『パパノセナカ 第5弾』は幕を閉じました。
自分自身を知る。
「自分自身のメンテナンス」を大切に。
最後に…
《参加者さんの声》
- 「幅広いお子さんの年代の意見を聞けて面白かった。ヒントを得れた。また参加したいと思った。」
- 「自分の中でモヤモヤしてたことが共有してことばにできてすっきり、何か動こうと思えた。」
- 「新しく子育て仲間ができて良かった。」
- 「参加にはちょっと勇気が必要だったけど、ネットではなくリアルに仲間ができて良かった。」
- 「言葉にできていないけど掘り下げられそうなことを発見した。」
多くの気づきがあった第5弾。
次回のパパノセナカは保育士さんも交えて開催?!
お楽しみに♫