集まろう!お悩み相談カフェ <レポート>
コーディネーター役に、じょに〜こと中村有美さんをお招きし、
”働く”や”仕事”にまつわるトークテーマについて話し合う本イベント。
3回目を迎える今回は、働き方だけでなく生き方までも問う、深い内容となりました。
じょに〜さんの進行のもと、CHASHITSU for workerのお茶をおともに、
テーブルを囲みながら話し合いが進んでいきます。
「この場は私が何かを教えるのではなく、
参加者同士、会話のなかから学びや気づきを得てほしいと思います。」
というじょに〜さんの言葉を皮切りに、まずは自己紹介からスタートしました。
最初のトークテーマは”仕事”について。
過去に経験した仕事を付箋に書き、お互いにテーブル上で見せ合いながら、
その仕事のプラス面・マイナス面について話し合ってもらいます。
教員、研究補助、運送ドライバー、青果市場の販売、公務員、NPO職員などなど。
参加者全員の経験談を合わせると、実に様々な”仕事”にまつわるエピソードが集まりました!
実際にその仕事を経験した本人が語るからこそ、
それぞれのエピソードにはリアルな実感が満載。
「え!そうなの?!」と聞き手のみなさんは驚きの連続でした。
例えば、医療機関関係の研究補助のお仕事では、人の血液やカルテの扱いはもちろん、
いざというときのために解剖(!)の研修を受けるんだとか。
最後に、この場でみんなに聞いてみたいことや話したいことを
付箋に書いて出し合ってみます。
ここで話題の中心になったのは、「本当の豊かさとは何か」というテーマ。
このテーマを出された方は、働き続ける中でずっと悩み続けているんだそうです。
これにはみんな深く頷き、共感した様子でした。
「豊かってなんだろう、満たされるってなんだろう。」
「食ってくために働くだけでなく、仕事にやりがいもほしい。」
「お金だけではなくて、人の役に立ちたいと思う。」
みな、それぞれの環境の中で、
お金だけでなく心も満たされた生き方をしたい、と思い悩んでいるようでした。
働き方や、生き方に、正解も模範解答もありませんが、
自分が納得いく方法を常に模索していくことが「豊か」になるコツなのではないでしょうか。
その時に、自分一人で悩むのではなく、
今回のような場で、さまざまな人と意見を交わすことが、
自分なりの生き方をみつけるための近道なのかもしれませんね。