大阪西区にある民間による就労支援・ブックカフェ・イベントスペースなどの複合施設。
グッドデザイン賞受賞
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  • 街角企画 株式会社
    ※この求人募集は終了しました

    街角の、街角による、街角のための、まちづくり。

    一度目にしたら忘れない、
    ちょっとした歌心さえも感じてしまう会社名。
    しかも、
    それが単なることば遊びではなく、
    結構、ぴたりと仕事内容を言い表していることに驚いてしまう。

    大阪中心部を悠々と流れる大川、そのほとりにあるマンションの一室で、
    建設コンサルタント、一級建築士の看板を掲げながら、
    街角企画は、あらゆるタイプのまちづくりを次々と手がけている。

    今秋には川の対岸、大阪天満宮の近くへとオフィスを移す計画もあるそう。
    まさに伸びざかりな、
    街角スタイルのまちづくり、そして、その働き方について、
    まずは、代表取締役・山本一馬さんの話を聞いてみよう。
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    普通の暮らしに寄り添うこと

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    大阪市中央区の歴史や魅力を伝えるガイドブック「わがまちガイドナビ」、
    京都・深草商店街の空き店舗を使ったコミュニティカフェ「ふかふか家」、
    町工場、企業が大集合した子どもに人気の「西淀川区ものづくりまつり」、
    地域住民が災害時にそなえるための「京都市避難所運営マニュアル」、
    ……これらは街角企画が関わるなかで、生みだされた成果のごく一部だ。

    「平たく言いますと、うちの仕事の7~8割は行政のアウトソーシングです。
    行政からすると不得意な部分、つまり、住民やコミュニティの中に入っていって、
    第三者の立場から物事を組み立てていく。
    ひとつの小学校区だったり、商店街だったりという、
    目の届く範囲のサイズ、それほど大きくないコミュニティがベースになります。
    そこで住民といっしょに、
    ボトムアップでやっていくようなレベルのまちづくりが多いですね」
    _MG_9354
    まちづくり、都市計画と聞くと、
    国を主体とした、大規模であまり融通の利かないようなイメージがあるが、
    山本さんの話を聞いていると、必ずしもそうではないらしい。

    「今はつくる時代から、つかう時代、つくりかえる時代になってきたこともありますし、
    都市計画のマスタープランだけでは、どこも同じような街になってしまいますよね。
    そこで、住民の声を聞いて、まちづくりを進めていくことになるんですけど、
    住民の方でも、いきなり『街をいっしょにつくりましょう』と言われても
    『何もわかりまへんで』、となる。
    しかも、行政としては、コミュニティをベースにして計画を進めたいのに、
    そもそもコミュニティそのものがあらへんやないか、と。
    そこで、まずはコミュニティの部分をつくりなおす。当社でその仕組みづくりをして、それがある程度できてきたら、今度は地域での取り組みをサポートしていこうと。そういう流れですね」。

    なるほど。
    自治会や商店街のような小さな単位から積み上げていった先で行われる
    まちづくりもあるということか。
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    「この街からオリンピック選手を生みだそうとか、
    世界的なスーパーマンを街に呼んでこようって話じゃないんです。
    ごく普通に、機嫌よう暮らしていける街になればいい。
    うつむきかげんに、ため息をつきながら駅の階段を歩いている人いますよね。
    それを何とかしたい。
    だけど、今はいろんなことがグローバルに動いていますから、小さなコミュニティの手に負えないようなことも多い。
    そこで私たちが技術として持っている、都市計画や建築設計というツールも活用しながらサポートしていく。で、普通の考えが普通に通用するような社会の仕組みをつくっていくんです」

    そのひとつの理想形として教えてもらったのが、「サザエさん」的コミュニティ。
    たいした事件も起こらない、平凡な世界だと思うかもしれないが、
    まさに、その”街角”ならではの価値を信じて、
    まちづくりに携わっているのが、街角企画なのだ。

    「もちろん、コミュニティの問題に
    絶対に活性化するという間違いのない答えがあるわけじゃない。
    それでも、まずは向き合うこと、寄り添う姿勢が大事なんですね。
    目を背けてしまったら、そこで終わりですから」
    2012年2月12日子どもまちあるき/豊中市.JPG-2

    ひとつとして同じ仕事はない


    まちづくりコンサルタントを掲げる会社は少なくないが、
    その多くは、地方/産業/商業/モノづくりなど、なんらかの得意分野を持っている。

    それに対して、
    街角企画は、あらゆる分野のまちづくりを手がけており、
    必要であれば建築、設計・デザイン
    にまつわる技術、知識を使いながら、
    そこに固執することなく、柔軟に現場にあわせて対応している。

    ひとつ共通しているとすれば、
    コミュニティをベースに、わいわい一緒に組み立てていくというスタイルだ。
    2009年11月15日東住吉区タウンウォッチング1
    「クライアント(多くの場合は行政)から声がかかって、仕事がはじまるわけですが、
    まずは、その町に行って会話をしなくちゃいけない。
    その人たちが何を考えていて、どういう人たちなのかを知るために足を運ぶ。
    行政も手探りなんですね。
    実際に話を聞いてみてはじめて、向こうもこれだけのやる気があるんだから、もっと予算をつけて本気で取り組んだほうがいいんじゃないか、とわかったりして」

    地域活性化のようなお題目はあるとしても、
    じゃあ具体的に何をするかは、必ずしも事前に決まっているわけではない。
    現場で会話を重ねるなかで、やるべきこと、やれることが決まってくる。

    「面倒くさい仕事ですよね。単純に、人の話を聞き出すのも時間がかかりますから。
    だけど、そこを丁寧にやっていかないと、
    あいつは町を洗脳するためにやって来たと思われかねない。
    話をさせてもらうためにも、まずは自分が信用されること。
    そのためにもひとりひとりに会って話をしながら、信頼関係をつくっていきます」
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    たとえば、ひとつの案件につき、
    一体、どれくらいの時間をかけているのだろう。

    「豊中で焼失した長屋の再建に関わった時は、週3日、年間で150日くらい通って、
    こちらの髪の毛も真っ白になったというケースもありますし(笑)、
    三重県の漁村で火葬場を作るという案件では、月1回程度しか通えなかった。
    そこはどうしても予算の都合もありますし、
    それにコミュニティの問題って、芋づる式に出てくるんですよ。
    ひとつのことに関わると、あれもこれもって問題点が見えてくる。だけど、行政からお金をもらっている以上、限界もあります。
    もうひとつ言えば、
    いくらその内容がよくても、10年かかってもOKってことはなくて、
    毎回の会議なりで、少しずつでも前に進んでいかないと、人はついてこれない」

    なるほど、
    闇雲に時間をかければいいわけでもないし、かけられるわけでもない。
    かといって、一斉アンケート調査でお手軽に終わらせるわけにもいかない。
    ほどよい加減、ちょうどいい具合の見極めが難しそうだ。

    「基本的に我々の仕事はひとつひとつがオリジナルなので、
    こんなことやったことないんです…と言う人には務まらないですね。
    やったことないから、やってみましょう!というワクワク感を共有できないと」

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    飲むこともあれば、泣くこともある


    街角企画のスタッフは山本一馬さんを含めてぜんぶで6人。
    一級建築士の資格を持ち、イラストなども手がける山本和代さんは、街角企画の設立メンバーにして、一馬さんのパートナー。
    子育て中で勤務時間が短くなっているが、ときには「社員には迷惑なんですけど」と恐縮しながら、子どもを事務所に連れてくることもあるそう。

    さらに、
    その下で働く中堅&新人さんがこの2人だ。

    中堅といっても、小林仁美さんは勤務2年ほど。
    その前には、東京の大規模な設計事務所で5年ほど働いていた。
    河野恵佳さんは大学在学中の昨年11月からアルバイトをはじめて、
    卒業とともに正社員として迎えられた。
    まずはそれぞれの入社にいたるまでの経緯を。
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    小林:
    「前職は建築設計、都市計画、構造設計とひと通りやってる事務所だったのですが、
    もっと人と直接いろいろ関われて、ヒューマンスケールで物事を考えられるようなところで働きたいという思いが強くなってきたんですね」

    河野:
    「私はデザイン系の大学でランドスケープを学んでいました。
    就職活動は大阪でずっと探していたんですが、縁もあってこちらの事務所のことをwebで見て、ですね」

    東京駅周辺の再開発など、前職では大規模な案件の多かったという小林さん、
    働き方も随分と変わったという。
    今は週に1度、行政との定例報告会に出席。他にもいくつものプロジェクトを同時に動かしているため、その他の打ち合わせの合間に、資料、議事録、チラシやパンフレットをつくるなどのデスクワークを進めている。
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    小林:
    「なにより、柔軟に自分で動けるのが楽しいですね。
    この少人数なので、ミーティングを改めてやらなくても、普段の会話で『よしそれでいこう!』って進められることもありますし」。

    河野さんは小林さんのサポートをしながら、まだデスクワークが中心。
    慣れないグラフィックデザインも、実際にやりながら勉強中だ。
    一方で、地域に入ってワークショップを仕切るような機会もあるそう。

    河野:
    「いろんな業務があって大変なんですけど、それが逆に気分の切り替えにもなりますし、
    地域の方と直接お話をして、顔も覚えられてということはうれしいですね。
    充実してるとおもいます」
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    だけど、個性の強い地域の人を相手にして
    楽しい!だけではやれないはず。ぶっちゃけ、どうですか、泣いたりしてない?

    河野:
    「それはしょっちゅうです…。一度、地域の方につくったものを見せたときに、
    『こんなもんいらん! どうせお金使うんやろ』って言われたことがあって、
    それはもうすごく悔しかったですね」。

    小林:
    「デザインが悪いとかじゃなくて、
    そこまでの持っていき方、手順に問題があったんですけど」

    こんなもんいらん! …さすが、ストレートな物言い。
    それもまた街角的な価値観だ。

    小林:
    「ものづくり系の業務だと、工場のおっちゃんと飲みに行って話をすることも多くて。
    会議では言えないことがあっても、飲みの席ではコミュニケーションがとれたりする。
    大変でもあるけど、おもしろいですね」

    端から見れば「サザエさん」の世界でも、
    ひとつその内側に入れば
    波瀾万丈、いろんなドラマが待っているようだ。

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    オフィスだって街角らしく


    業務の幅が広い。少人数の会社。同時にいくつもの案件が進行中。
    となれば、当然、1人に求められる職能は多岐にわたる。

    具体的な仕事の流れに即していえば、
    人から話を聞き出して、それに対する提案、説得をして、ゴールまでの計画を練りあげて、わかりやすく伝えるために視覚化して、人が動かすためにどう伝えればいいかを考える。
    つまり、
    コミュニケーション/論理的思考/プランニング/デザイン/プレゼンテーションの
    各スキルが要求されることになる。
    ……って、そんなスーパーマンみたいな人、いますか?
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    山本:
    「まあ、無理ですよね。
    ですので、自分は何ができて、何ができないのかの自己分析がしっかりできていて、
    この分野に興味があるという気持ちの部分があればついてこれるかな。

    ただ、先に美しいアウトプットばかりをお見せしましたけど、
    行政に対しては、こういう分厚い報告書を提出して、仕事が完了するんです。
    その中に、会議運営、セミナー企画、工場見学にアンケート調査…といったことが含まれているんですね」

    たとえば、企業の社長20人が集まるイベントだとしても、
    その裏では、対象となる500社の企業に声をかけていたりするんだとか。
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    「行政の仕事は、何事にも公平性とその理由が必要になりますので。
    そこが、民間の広告代理業とも違うところですね」

    ここまで、
    簡単な仕事じゃないことを強調しすぎたかもしれない。
    最後は、
    偶然に見聞した、心温まる街角的エピソードを紹介しておこう。

    取材で訪ねた日、
    事務所には、拾ったばかりという子猫が2匹!
    「ミケ」「ケチャ」と名付けられた。
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    山本:
    「まだ子猫で放っておけないので、一緒に出勤してます。これまで20匹ぐらい拾ったかな。
    下町に足を運ぶことが多いから、猫の声がよく聞こえてくるということもありますけど。
    マジメな話でいえば、
    猫がうろうろしてる街と犬がうろうろしてる街を想いうかべると、動物がという意味では同じでも、イメージが全然違うでしょ。
    誰かがどこかで、餌をあげたりしていて、社会的な猫※(social cat)が暮らしていけるコミュニティは、理想的なところだと言われています」

    ちなみに、
    山本さん宅にはすでに飼い猫「ネロ」がいて、
    先ほどの河野さんも猫を飼っている。小林さんも検討中だとか。

    山本:
    「たとえば、御堂筋にオフィスを構えたいとは全然思っていなくて、
    ここだと、朝、出勤してくる時にボート部の人が練習しているのが見えたりする。
    我々は、ホテルの最上階のバーで飲もうよというよりは、
    商店街の焼き鳥屋でも行くほうが好きなタイプ。
    仕事は切羽詰ってくるとキビシイこともありますが、
    そういう雰囲気が理想ですね」

    街角が生み出す、
    さまざまな課題とドラマ。
    そして、その答えもきっと街角にあるに違いない。
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    ※「社会的な猫」:野良犬のイメージがスラムを想像させるのに対し、野良猫の場合は社会全体で飼っているイメージがコミュニティの繋がりを想像させることから、「社会的な猫」として野良犬と区別している。

    (取材:竹内厚 撮影:佐伯慎亮 コーディネーター:瀬光真莉子)

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  • 企業名・団体名街角企画 株式会社
    募集期間2014年3月11日(火)必着 ※それ以降の募集については、随時お知らせ致します。
    募集業種地域に笑顔があふれ、人々がその誇りのもと豊かに
暮らす社会のために─地域づくりをコーディネート!
    京阪神を中心に、地域を支える人々とともに、住宅地、中心市街地、商業地、産業集積地等での地域振興や課題解決を手がける。

    主なクライアントは地方自治体。

    地域や組織のコーディネート、調査、企画、設計(建築、環境等)、各種デザイン、事業コーディネート(商業施設、ビル、共同住宅、福祉施設、イベント等)等が業務フィールド。
    雇用形態正社員、もしくはアルバイト
    応募資格都市計画や地域振興、地域自治の専門知識等を備えた大学院出身者、
    または、関連業界での実務経験やデザインや設計のスキルのある方。
    ※意志と意欲があれば、学部卒、異分野、未経験者、新卒等でも歓迎します。
    勤務地大阪市北区天神橋1-1-1 中塚ビル4階
    勤務時間9:00~18:00
    給与月給20万円以上

    ※2年目以降は年俸制となります。
    
(270万円~500万円)
    ※経験・年齢を考慮し、相談の上、決定します。
    休日・休暇■週休2日制(土日祝)
    
※夜間の会合や週末のイベント等が多々あります。
    
※休日出勤をした際は代休を取得していただきます
。
    ■夏期休暇、年末年始休暇
    待遇交通費支給(月1万5,000円まで)
    社会保険完備(労災、雇用、健康、厚生年金)
    採用予定人数3名
    選考プロセス●このサイトからエントリー 

    ●書類選考
    選考後(1~2週間)こちらよりご連絡します。
    
質問があれば、事前にお尋ねください。 

    ●説明会・面接

    実際にお会いして面接試験を行います。
面接時には課題論文の他、過去の実績や技術についてアピール資料をご提示いただきます。
希望者には、事前に事業内容や勤務内容についてお伝えする説明会を実施します。
    
↓
    
●選考 

    
●合否通知

    面接、説明会の日時、入社日、待遇などはお気軽にご相談ください。
即戦力でなくても、素養や意欲があれば、待遇等相談させていただきます。
    応募者への質問志望動機や自己PRについて、「募集業種」に即してお答えください。
    その際WEBサイトにある「組織案内」を参考にしてください。
    ・豊中市みんなでつくる地域コミュニティ
    ・京都市避難所運営マニュアル
    ・京都市帰宅困難者対策
    ・大阪市中央区ガイドナビ
    ・有隣地区計画
    ・ふかふか家
    などのキーワードで検索すると行政のサイトから成果物を見ることができます。
    WEBサイトhttp://www.machikadokikaku.com
    メッセージまず、大切なのは、人との対話の中で答えを一緒に見つけるコミュニケーション力です。
    つぎに、それを表現する力。 文章化する、論理的思考力や、文章力、ポスターや冊子、ホームページなどにイメージを具体化できるデザイン力、空間にする、建築設計や環境設計のスキル。
    これらのいずれかの技術をお持ちの方、関心のある方、前向きに楽しく取り組むことのできる方、男女ともに歓迎します。
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