求人情報

株式会社箭木木工所

木工家具を一気通貫でつくる総合職の仕事。チームで手を取りつくりだす、ものづくりの楽しさ。

  • 2017/05/19 公開
  • 2017/06/19 更新
※ハローライフでの募集は終了してますが、
採用状況は各社に問合せください

JR住道駅からタクシーに乗車し移動すると、小さな工場がたくさん目にうつり、この近辺はものづくりのまちであることがわかります。運転手の方が「この道かな?」と迷いながらゆっくりと入った先に、グリーンを基調にした建物「箭木木工所(やぎもっこうしょ)」がありました。


今回紹介する箭木木工所は、ショップや百貨店の店内什器や個人宅のオーダー家具など、木工アイテムの受託製造販売を行っています。今から約60年前に、現在の社長である箭木剛之さんの祖父が個人事業として設立したのがそのはじまりです。

設計書に基づいて家具を製作する「ものづくりチーム」は60代が3人、70代が1人と年齢層が高く、一番長い人で50年以上、創業者家族とともに会社兼自宅として住み込みで仕事されてきたという人もいます。一方、製造管理を担う「総合職チーム」は箭木社長と入社4年目の劉岱(りゅうたい)さんの30代・20代のおふたり。クライアントと打ち合わせを行い、図面作成、請求書発行などの事務作業を行うのが主な業務です。

(木工所の2階で、数名のものづくりチームのスタッフさんが作業されていました)



今回は受託案件の増加に伴って、「ものづくりチーム」「総合職チーム」それぞれで働くスタッフを募集します。まずは、どんな木工家具をどんなプロセスでつくっているのかわからなければ何も手につかないので、入社してから半年はものづくりの製造補助から仕事を覚えていきます。

入社後はまずどんな仕事を? ものづくり現場の基本とは?

空間デザインを学んだ学生時代にインターンシップで箭木木工所に訪れて以来、仕事内容に魅力を感じて就職にいたったという劉さん。2008年に中国・北京から日本にやってきたそうですが、日本語が堪能で、遠方のご自宅から自転車と地下鉄を乗り継いで通勤しています。

(社長の右腕とも言える存在の劉さん。明るく、元気で、素直。インタビュー中もそんな人柄の良さがとても伝わってきました)



ニコニコしながらも「忙しすぎて人手がほしい!」と言うので、劉さんが普段担っている業務の中で、今すぐにでも任せたくて、入社後すぐでもできることをリストアップしてもらいました。

<劉さんが「今すぐにでも任せたい!」という総合職の業務リスト>
電話応対は基本。ご依頼内容をメモしたり、急ぎの対応が必要なものかどうかヒアリング。
見積もり作業。「覚えれば誰でもできる」と劉さん。
・社用車での配達。近い距離であれば配達も行うそう。
工場内の端材の整理。よく使用する資材は多めにストックしているとか。
webサイトの更新。インターネットからの受注も多いため。

劉さん自身は入社当初、社長から毎回「これをつくるには?」と家具を見せられて、どんな材料が必要かを考えるという宿題をやっていくうちに、見積もりができるようになったと言います。

その後のステップとしてはクライアントとの打ち合わせに同行し、簡単な材料の発注などから任せていきたいそうです。

ものづくりチームの仕事に関しては、製造補助に入り基礎を学んだあと、徐々に一人で家具づくりも担っていくようになります。扱う機械や道具、資材がたくさんあるので(ひとことで「木」と言っても驚くほどの種類があります)、最初の内は社内で話されている言葉の意味がわからなくてついていけないと感じることもあるそうです。めげずに、使ってみよう、覚えようとする前向きな姿勢が求められています。

(同じ「ベニヤ板」でも種類がたくさんあります。案件ごとにどの資材が適していて、今必要な資材はどれなのか…そんな知識や判断力を身につけていきます)



 

オーダーメイドの家具づくりに取り組めることがやりがい。



りゅうさんニコ
「当社では基本的にすべてオーダーメイドで一点ものを扱います。私は毎日同じ作業をしたいタイプではないので、いつもひとつひとつ違う依頼に取り組める環境にやりがいを感じています。CADの図面データを入れればそのとおりに繰り抜いてくれるNCルーターという機械があるのですが、その使い方も入社してから覚えました」

覚えることはたくさんあり、常に忙しいと語る劉さん。いったいどうやって多忙な毎日を乗り越えてこられたのでしょうか。


りゅうさんふつう
「ぜんぜん覚えていないですね、なんでだろう(笑)。忙しいときの辛さをすぐに忘れる性格なんです。いろんな協力会社さんに助けてもらいながらこなしていっていますね


協力関係にある同業の方も多いそうで、「ちょっと手伝ってもらえませんか?」と電話する仕草をしながら劉さんは言います。遅い時間まで働くこともあるけれど、その分給与に反映されているとか。



りゅうさんニコ
「忙しいとき、その月の売上を見たらいつもの3倍とかになっていたりします」


箭木木工所としての挑戦。ものづくりの基盤が揃うこの環境の中で、「やりがい」をどう見つけていくか。

箭木社長も、忙しい中でも新しいことに取り組めることが楽しさにつながっていると言います。

(箭木社長。威厳があるので、面接時に萎縮してしまうかもしれないが、ものづくりへの想いをしっかり伝えることができれば受け入れてもらえるはずです)





ヤギ社長ニコ
「大きく言えば、会社として環境に配慮したものづくりに取り込んでいます。環境省が定めるエコアクション21の認定事業者として、業務の落ち着いている時期に環境保全活動に参加するなど、できることからコツコツと、をモットーに取り組んでいます」
これまで、大阪府の事業の一環で、普段活用することのない木材で商品開発を行ったり、大学とコラボしたものづくりに挑戦したことも大きな成果だと言います。



(さまざまな色の木をつかって作られたトレイ。すべて自然の木の色。大阪府の事業「大阪商品計画」に参加し、商品開発を行いました。http://www.osaka-products.jp/products/vol3/6/



(大阪産業大学との産学連携プロジェクトで製作したブランド家具)





ヤギ社長ニコ
「普段会うことのない、違う感覚を持っている人と仕事ができて勉強になりました。自社発信のオリジナル商品をつくるという取り組みに着手しなければ、扱わないような資材を使用しました。そんなふうに自分たちでやりがいを見つけ、自分でやりがいを開拓していく必要があると思っています」


しかし、このような新しいことに挑戦するには、日頃の状況を改善しなければ推進することもできないという現実があります。現在は受注生産の業務が忙しく、自社製品のプロモーションに力を入れることができていないのが現状だと言います。

つまり課題は人手不足。インターンシップや見学などで箭木木工所を訪れる学生も多く、若い人で「家具をつくりたい!」という希望をもった人はたくさんいると言います。しかし、家具製作以外のこと、つまりクライアントと打ち合わせをしたり、図面を描くなどの仕事をしたいと思う人はこれまで少なかったと振り返ります。


箭木社長は、ご自身の葛藤を包み隠さず話してくれました。



やぎ社長ふつう
「とても大事に育てていたけれど、辞めた社員もいました。劉さんとふたりでどうするべきだったのかあれこれ考えましたね。辞めた彼はパソコンの作業が苦手だと言っていたのにパソコンで図面を描く作業などを任せたからだろうか、とか。適材適所を考えて、もう少しいろんな働き方ができるように体制を整えていきたいとも思います」

リアルな職場の中で、なにができるかは自分次第。一緒によりよい働き方を模索していける人求む。


取材をした印象として、以下のような人が向いていると思いました。

木工を扱う経験者で言えば、大量生産的に同じものをひたすら製作してきたような方は、木工家具を最初から最後までワンストップの一気通貫で製作できる環境は魅力的ではないでしょうか。料理人でもひたすら厨房で昼の定番ランチをつくり続けるよりも、オーダーや会計などの接客応対を経験したほうが、お客様の求める良い料理がつくれるようになると聞きます。

また、悩みがちな人よりも、劉さんのように、言いたいことを言うサバサバした性格の人が向いているのではと感じました。劉さんは箭木社長と何度も言い合い(!)をしながら仕事を進めていき、次の日になればケロッと忘れるそうです。そんな間柄の職場環境は極めて稀なので、面接前から事前にわかっておいたほうが良いかもしれません。


箭木木工所は古い体質も残っているため、幅広い年齢層のスタッフとのコミュニケーション環境に課題があったり、多忙ゆえ立ち止まって仕事や状況を整理することがなかなかできない状況でもあると、劉さんは語ってくれました。しかし一方で、「自由」だと言います。



りゅうさんニコ
「個人のお客様に提案するとき、自分の好きなものを提案できます。きっちりと納期を守っていれば、すべてのプロセスは自由にやらせてもらえます」


つまりある程度のスキルがあれば、裁量は大きく任されているということ。確かに国籍や性別などを問わず、スキルがあればどんどん任せている様子がわかりました。一緒にひとりひとりの働き方を良くしていけるように、意見や提案ができる人が向いているのではないかなと感じました。



ヤギ社長ニコ
「今回できれば採用人数は、2名以上を考えています。グループで学び、共有し、ともに取り組んでいけるような環境をつくれれば」


木工のものづくり現場で経験を積むこと、ものづくりの現場の裏にある総合職の仕事を経験すること、組織を少しづつよい方向へすすめていくこと…ひとりで全部は難しそうでも、同期や劉さん、社長とチームになれば、ものづくりの楽しさを最大限に吸収できるかもしれません。

6/29(木)開催イベント!
「ホンネで話せる夜の合説〜暮らしを彩るしごと編〜」にご登壇いただきます。
株式会社箭木木工所さんにご興味ある方、応募を検討されている方は、ぜひご参加ください!

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募集要項

企業名・団体名
株式会社箭木木工所
募集期間
2017/06/18 〆切
募集職種
■総合職(オーダー家具の見積もり・打合せ・配送・デザイン設計・現場施工管理他)
■技能職(オーダー家具の製造・配送・現場施工)
雇用形態
正社員(試用期間6ケ月)
応募資格
未経験可、経験者優遇
入社時に普通自動車免許(AT限定不可)⇒お持ちでない方は試用期間中に取得必須。
勤務地
本社(大阪府大東市三箇6丁目3−7)
勤務時間
8:00~16:55
給与
■高校卒=193,000円(基本=170,000円、職務手当=15,000円、皆勤手当=7,000円、道具手当=1,000円)
■専門学校・短大卒=198,000円(基本=170,000円、職務手当=20,000円、皆勤手当=7,000円、道具手当=1,000円)
■大学卒=213,000円(基本=180,000円、職務手当=25,000円、皆勤手当=7,000円、道具手当=1,000円)

※デザイン・建築等の関係学部でIllustratorやCADソフトが使用できれば尚良し。経験・スキル等を考慮し、面談の上決定します。
休日・休暇
日曜日・祝祭日・月2回土曜日・年末年始5日間・夏季休暇5日間・慶弔
待遇
・扶養家族手当・各種資格手当
・交通費(上限15,000円/月、自転車・バイク・自動車通勤可能)
・社会保険(雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険)
・賞与年2回(0.5~3ケ月分)
・給与改定(年1回)
採用予定人数
3名
選考プロセス
1)本サイトからエントリー後、履歴書・職務経歴書、個人作品(あれば)をメール・郵送いずれかの方法で弊社までお送りください。
■メール:yagimokosho@bfletsf.bforth.com
■郵送先:〒574-0077 大阪府大東市三箇6丁目3−7
※お送り頂いたものは返却しておりません。

2 ) 書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡(書類到着後3営業日以内)

3 ) 電話にて面談日時を相談の上、決定。

4 ) 一次面談を実施

5 ) 面談の結果を全ての方にお知らせし、採用が決定

6 ) 勤務開始
応募者への質問
1】将来どのようになりたいですか。(仕事での自分像)
2】趣味や仕事以外での目標はありますか。(プライベートでの自分像)
WEBサイト
http://www.yagi-project.jp/
メッセージ
覚えることが多岐にわたるため簡単な仕事ではありませんが、お客様との距離が近く、総合職・技能職共に非常にやりがいがあり、自らのスキルを高めることのできる仕事です。
自らに厳しく努力を惜しまない人、家具のことに興味がある人、元気に挨拶ができる人募集!!
未経験でも上昇志向のある方なら問題ありません。一緒に難しい業務にもチャレンジしていきましょう。前向きに頑張れる方のご応募お待ちしております。

他のおしごともチェック!