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経営層と若手スタッフが一体となった採用活動。「やっぱりこの組織が好きだ」とスタッフに言ってもらえた。

date:2017.10.13



大阪・豊中のまちで障害者の自立をサポートしているNPO法人サポネ。介護ヘルパー派遣をはじめ、地域の人々を巻き込んだイベント企画の実施などを通して、“地域の人が障害者を支える”というビジョンに向け邁進されています。今回は事務局次長の古田さんと、昨年12月に入社された義岡さんにお話を伺いました。

採用の考え方や手法は、若手社員から教わった。ハローライフの活用には、スタッフ教育の観点も。


(採用担当の古田さん)



ーハローライフを知ったきっかけはなんでしたか?

若手スタッフが教えてくれたんです。それまで地元の情報誌やweb媒体へ求人掲載していましたが、だんだん反応が減ってきていたころで、どうしようかと悩んでいました。そんな時にハローライフのサイトを見て、とても誠実さを感じたんです。実際に掲載されていた求人記事からは、会社それぞれの”温度”が感じられて、今の若い人が求めているものがここにはあるのではないかなと感じました。

ー“温度”が伝わったこと、とてもうれしいです。求人記事を掲載させていただきましたが、利用してみていかがでしたか?

まず、自分たちの仕事内容やその意義について取材をしていただける経験は貴重でした。8年前に新卒採用をはじめてから、サポネの強みはたくさんの個性的な若手スタッフが活躍していることだと思っていたんですね。ですが、それを外部にアピールできていないと感じていました。取材の際は私だけでなく何人かの若手スタッフにも話を聞いていただき、彼らの頑張りや仕事に対する思いを記事に反映していただけたのもありがたかったですね。

(入社2年目の山津さん。求人記事のインタビューに答えてくださいました。)



これからの時代、働いているスタッフ一人ひとりをフィーチャーしていく仕組みが必要で、会社の一部となって働くというのは、若い人にとってはやや物足りないんじゃないかなと思っています。一人ひとりが自分にしかできないことを発揮できる環境づくりをしていくことが私の役目だと思っていますし、取材を通してそのきっかけを得ることができたと感じています。

ー一人ひとりに向き合っていく姿勢は、私たちも大切だと感じています。実際にハローライフのイベントにも積極的に参加してくださっていますね。

最近だと、企業交流イベントへ誰に参加してもらうか会議の場で話をしたんです。その時、入社2年目の八木さんが「私いきたいです」と手をあげてくれました。



すごく意外だったんですよ。イベント当日には積極的な姿を見てもらったと思うのですが、事務所では妖精と呼ばれているくらいシャイなイメージがあったんです。だから、自分から手をあげて人前で会社紹介をやりたいなんて言うとは思ってもみなかったんです。実際、彼女の活躍の結果、このイベントを通して一人採用することもできました。この件でもう一つ嬉しかったことが、イベント後に届いた彼女からのメールでした。

「みなさんの前で法人のことについて話をしてみて、サポネが好きだということを再確認しました」という連絡をくれたことは、ほんとうに嬉しかったですね。

「この人はこの仕事がいいかな」「明るい人だから、人前に出る役割をしてもらおう…」などと決めつけすぎると、ひとりひとりの可能性を狭めてしまう。わたし自身も、改めて八木さんやハローライフから教えてもらいましたね。



ーそうだったんですね。そばで見ていたわたしも、嬉しくなる出来事です。
しかし、若手に採用活動の一部を任せることについて、不安や葛藤はありませんでしたか?


最初は、団体を立ち上げた自分たちがやらないといけない、それが責任や役割だと思っていました。しかし、一番最初の新卒採用者が30歳に差し掛かるなかで、まだまだ若手だと思っていた人がすごく頼もしくなっていることに気づきました。新しい提案をしてくれたり、自分で採用媒体を探してきて、積極的に動き出すようになっていました。私が教えてもらうような場面も多く感じるようになってきて、これは若手にやってもらったほうがいいなと思うようになっていったんです。



それから、いま仕事を探している人たちは、経営者の話ではなく「実際に働いている人がどんな人」で「どんな思いをもって働いているのか」をすごく見ていると思います。うちの特長は若手が多く活躍していることなので、それをしっかりアピールする必要があります。そのためにも若手自身が前に出て、たどたどしくても元気いっぱいの姿を見せたり、自分の仕事を人に話すことで、採用の効果も高いと最近思うようになりました。彼ら自身の経験にもなりますしね。

ー若手社員が活躍している姿を見て、新しいスタッフが興味を持つ…。すごく、良い循環が生まれているように思います。

まさにそうなんです。今働いているスタッフがよりしあわせに働くためにも、まず自信を持つことが大事だと思うんですね。若いときは自信がないのが当然だと思いますし、特に介護の仕事は正解がないので、成長が他の仕事よりも少し実感しにくいかもしれません。そのために自社でも研修を行っているのですが、ハローライフや外部で会社や仕事について話すことも自信につながる一つの機会だと思っています。


ーそんな古田さんが、最近の若者について感じることはありますか?

今の社会は、表向きの経済状況をみると表面的にはうまくいっているように見える一方で、一人ひとりは、疑問を持ちながら日々働いているように感じます。ハローライフを通して3人の方を採用しましたが、3人とも「働くことを今一度しっかり考えたい」という思いを持っていたなど、根底は似たような部分があったと思うんです。

それは、いいとか悪いとかではなくて、仕事や働くことについて改めて考えたいと感じている若者がいることは確かなことだと思います。入社した3名が今後活躍していくためにできることを考えるのは私の宿題でありますし、ちょっとでも入社してよかったと思ってもらうことが使命だと感じています。

求人記事にあるのは、「法人の温度」。これしかない!という仕事をみつけることができた。




続いて、昨年12月に入社された義岡さんにお話を伺いたいと思います。

ー現在の仕事内容について教えてください。

身体介護を中心に訪問介護と、週1〜2回で外出の際のガイドヘルパーをしています。



ー日常生活のサポートをメインでされているのですね。ちなみにハローライフを知ったきっかけは何でしたか?

ハローライフの近所に住んでいた前職の先輩の紹介ですね。前職はカバン屋さんで販売の仕事をしていました。転職を考えていた時、自分に合う求人になかなか出会えていないことを先輩に話したところ「義岡さんに合いそうな求人サイトがあるよ」とハローライフを教えてもらったんです。

ー前職は販売職だとお伺いしましたが、異業種の福祉業界に飛び込んだ理由は何でしたか?

東北ボランティアで障害を持った方々の避難の難しさを目の当たりにしたことが、理由の1つですね。
地方の田舎では特に、障害について地域の方々の理解がないと避難時や震災後の暮らしに多くの困難が生じることを知りました。その時、日常から地域の中で障害に対する理解を持ち、つながりを作っておくことが大事じゃないかと感じて。転職活動の際も無意識に地域とつながりのある法人を探していたように思います。



ーだからこそ、豊中の地域に根ざして活動しているサポネさんにご応募されたのですね。ちなみにサポネさんの求人記事を読んだ時に感じた印象はどのようなものか覚えていらっしゃいますか?

写真とインタビューが分かり易く、法人の”温度”が伝わってきました。自分の思いに合っている記事内容だったので読んだ時点で「ほぼここしかない!」という確信がありましたね。あと、地域に開けた宅幼老所「サポネの家」のように、気軽に職場を見れる場があったのは大きかったです。記事はもちろんのこと、やはり足を運んで、実際に話を聞いて、事前に職場の空気を感じておきたいと思っていました。納得のいく仕事探しをする上でそれが大切だと私は思っています。

(サポネの家には、気軽に誰でも利用できるカフェが併設されています。)



ー「見て、聞いて、感じて」義岡さん流の納得のいく仕事選びの法則ですね。では入社して約7ヶ月がたった今、実際に感じる法人の魅力と働く上での難しさを教えてください。

サポネってほんとうに距離が近いんです。昔から付き合いのある利用者さんも多く、スタッフの忘年会に来てくれる方もいますね。みんな自然体でそれぞれの個性を出し合えています。

難しいのは、意思疎通の部分ですね。利用者の方の意図をうまく汲み取れないと生活や行動のリズムを崩してしまうことにつながります。間違って解釈をしてしまった場合は、素直に謝るのですが、分かり合うまでには回数を重ねていく必要がありますし、どんな人ともわかり合うのは難しいと思うけれども、障害がある場合は、より時間をかけて、互いに歩み寄る関係作りが必要だなと感じています。そう思っていてもやっぱり難しくて、でも同じ気持ちを共有できたときは、とびきり嬉しいです。



ー最後に今後チャレンジしていきたいことをぜひ教えてください。

現実離れしているかもしれませんが… 障害者と地域の人との交流の拠点でもあるサポネの家にある塀を壊して(笑)、外部からも入りやすい開けた空間を作り、縁側をもっとアピールしていきたいですね。今ある居心地の良さを残しつつ、地域の方々が少しでも障害者の人たちと同じ空気を感じてもらうきっかけの場にもっとしていきたいですね。



義岡さんの話をずっと見守るように聞いてくださっていた古田さん。最後にこう語ってくださいました。
「義岡さんは自分の気持ちを全部諦めて、仕事だからといって職を探すのではなく、自分の気持ちを大事にしながら、それを捨てずに仕事を探しつづけたと思うんです。今就活をしている方々も諦めずに、自分の気持ちをそのまま大事できるような会社を見つけて欲しいと思いますね。」

【会社紹介】
NPO法人障害者の自立を支えるサポートネットワーク(NPO法人サポネ)
事業内容:障害者福祉(サポーター派遣、サポネ・カレッジ、サポネの家、イベント、生活コーディネート、ネットワーク)
社員数:80名(スタッフ39名、登録サポーター約40名)※2016年時点
webサイト:http://sapone.la.coocan.jp/index.html


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