就活は孤独で辛いもの?方法や環境を変えれば、人生そのものがきっと好転する。

date:2017.03.09




「新卒時の就職活動で周囲との温度差を感じた」
「仕事でお金だけではなくやりがいが欲しくて転職を考えた」
「働くこと自体が嫌になってしまった」 
などさまざまな悩みを抱えて、ハローライフが実施するスクール(※)に参加してくださった6名の若者たち。ひとりで悩んでいたときから、ハローライフに訪れ、それぞれの進路を決めるまでの道のりを振り返りました。就活中の方、仕事に悩む方。ぜひヒントにしてください。

(※)スクールは約1ヶ月間にわたりハローライフに通い、仲間とともに就業をめざすものです。

座談会part2はこちら

SCENE1:スクール参加前のこと
Q1:スクールを知ったきっかけはなんだった?


TKB

僕はテレビ。就活の方法はハローワークに行くことしか知らなかったけど、ハローライフでは別の方法があるんだと知ったのがきっかけです。

むっちゃん

周囲がどんどん就職が決まっていく中、私は内定がないまま秋学期が始まって。このままだと周りと比較してしまって就活できない、自分で行動を起こさなきゃと思って、駆け込み寺のような感じで来ました。

きっちん

ここへはうちのオカンに言われて来て。ぶっちゃけて言うと、仕事を探しているという行動をしていたら、身内が安心するだろうという気持ちで通いだして。でもいざ通っていたら、みんなで楽しく仕事を探せた。

いっつみー

在職中に、仕事にやりがいを感じられない、自分のやりたいこととちょっと違うと感じ始めた時に転職を考えました。働く理由にはお金もあると思うんですけど、やりがいや楽しさとかがないと、働き続けるのはしんどいのではないかと。

まみたす

とりあえずナビサイトで就活しようと思ったんだけど、大手の人材会社だと迷惑メールがたくさん来るから嫌で(笑)違うところはないかなと思って探していたら、ハローライフを見つけて。カフェも併設されてるし、気軽に話だけでも聞いてみようかなと思って来ました。

エルビス

3年前にハローライフを利用していて、ある会社へ就職をしたんだけど、会社都合で辞めることになってしまって。ずっとそこで働こうと思っていたのに、とても困っていたんです。その時に古市さん(ハローライフスタッフ)に「スクールがあるから来てみない?」と誘われたのがきっかけ。1ヶ月くらい働いていない期間があると、人とのつながりもなくなって孤立して、次に就職するのが怖くなってしまって。自分自身でもこの状況はまずいと感じて、スクールで他の人と一緒に頑張ろうと思ったんです。


Q2:スクールに参加する前はどんな就職活動をしてた?

まみたす

もともとそんなにしゃべるのが得意じゃないんだけど、こう言うとみんなに「販売や接客に向いていそうなのに」と意外に思われる。「向いてるでしょ?」と勝手な評価を押し付けられて自分では向いていないと思う仕事の担当になったりが続いて、働くこと自体が嫌になってしまって。違う環境を探そうとネット就活してバイトや派遣から始めた仕事もあったんだけど、やっぱり同じようなことが起こってしまった。

むっちゃん

大学のキャリアセンターがしている面接対策や企業の情報収集などの就活講習に一応行ってました。でも私はそういう就活テクニック以前に、自分が何をしたいのかということをきちんと理解した上でしか行動に移せない人間なんです。でも自分が何をしたいのかという土台の部分は、キャリアセンターに相談しても応えてもらえなかった。そこにギャップを感じながら就活してたかな。

TKB

一般的な就活サービスを利用していました。大学に行って、みんな一斉に企業にエントリーシートを送りまくって…みたいな。そりゃ100社くらい送って1、2社反応があったら、気持ち的にそこの企業へいかざるを得ないですよね。でも、いざ入社したらブラック企業だった…と辞めてしまう友人が多かったので、就活のシステムそのものに戸惑っていました。就活するにはその方法しかないんかな、でもやりたくないなって。でも一般の就活以外となると、どうすれば良いのかわからない。

いっつみー

一般的な就活の仕方は特に嫌ではなかったけれども、いざ、内定決まって働き出したら違和感を感じるんだろうなと思ってた。企業に採用してもらえるように自分を“作って”就活するのが、面倒くさくて。
でもハローワークに行ったらまず「何の仕事がしたいんですか?」って聞かれて、まとまってなくて「じゃあ事務職で」って答えても、「”じゃあ”ってなんですか!?」って、怒られてしまったり。
だからハローライフのゆったりした雰囲気にほっとした。

TKB

確かに「こういうことに悩んでるんです」っていうのはハローワークでは言える雰囲気ですらなかった。パソコンでひたすら仕事検索しなさいという空気があって。でもハローライフは、スタッフがひたすら自分の考えを聞いてくれるところから始めてくれて。自分が求めていたのは、まず話を聞いてもらうことだったんだと、その時にわかりました。

まみたす

スクールに通って最終的に出した結論は、「働く」ということをもう一度考えるということ。他の支援機関だったら、とりあえずバイトを始めてたと思うんだけど、今までそれで焦って就職を決めて苦い経験をしてきたので、働くということ自体を考える時間をくれるのが良かったな。
これまで働く事自体をあまり楽しいと思えなくて、でもそれをスクールでみんなに話してみたら、「もうちょっと考えてみてもええんちゃう?」と周りの人が言ってくれて、嬉しかったんですよね。そういう行ったら誰かと会話ができる場所があることが、すごくありがたい。

いっつみー

確かに私は前職を退職する前に、少し休職をしていて。そのことに対して「休職している私ってなんてダメなんだろう…」と考えていたけれど、ここに来て、「私も!僕も!」と同じ辛い経験をしてきた仲間ができて救われました。

TKB

うん、ここに来てみんなと話して、自分が何に困っていたのかが鮮明になって、何がしたかったのかがわかった。

エルビス

仕事のブランクがあると人との関わりが全くなくなっていく恐怖があって、それが就活を進めていく上での弊害になっていたんですよね。孤立すると、無人島にいるみたいで、気力さえもなくなって。だから共感してくれる仲間が必要だったんだと思う。


SCENE2:スクールに参加して
Q1:スクールの中で一番印象に残っていることは?

TKB

チェックイン(※)かな。これまで人との出会い方を学んできた中で、自分の気持ちを人に話す機会はあまりなかったので。相手がどんな人かを理解した上で、付き合っていくことは大事だなと思いました。

あとは自分の人生を振り返り、ライフラインを作成するワークをしたうえで、人に自分の過去を話すことによって、他の人から自分の捉え方とは違う視点が得られたり。自分で悪く思っていた過去のできごとをいいなと思えたり、自分の考えが歪んでいることにも気づけました。

※スクールの各日のはじまりに行なう、一人ずつ期待や不安といった自分の今の率直な気持ちを話すワーク。ホテルにチェックインするように、スクールという場に入っていくために行っている。

むっちゃん

自分の奥底から湧いてくる「これがやりたい」という言葉を出すワークや、できた自分の人生の軸を人に話す、ストーリーテリング(※)が良かった。自分がこんなことをやりたいという軸は、一人だけじゃつくりきれなくて。完成したものをみんなと共有することで、短時間で軸が強いものになっていくのが良かったし、「あ、これだ私の働く軸は」というのを確信できた。

※伝えたい思いや考えを、体験談やエピソードなどの物語を引用しながら話すことで、聞き手に強く印象付ける手法のこと。

きっちん

他己紹介のワークかな。ランダムにパートナーを組んで、その人のことを知ることは、逆に自分のことを人に伝える能力が向上するなと思いました。

いっつみー

自分のことを書いてみる、出しきってみるワークは面白かった。自分で振り返っての気づきはもちろん、他人からの視点でも自分のことを振り返れたり。じゃあこんな自分がもう少し楽しく生きるには、どうしたらいいだろう、と考えられました。


Q2:スクールで得た、今でも大切にしていることは?

いっつみー

企業交流会で、企業の方と“就活生対面接官”としてではなく、“人対人”として話をしてみて、その中でなるほどな!と思った一言が「失敗しても死にはしないし、とりあえずやってみよう」でした。やらずに考えただけで終わるのはもったいないことだな、と思えるようになりました。

TKB

今までは面接や履歴書を嫌やなと思って書いてたけど、スクールを経て、就活のやり方を変えました。企業に電話したりするときも「ちょっと見学したいんですけど」とか「店長と話をさせていただいてから応募するか決めたいんですけど」と応募前にその企業のことをよく知るための行動をするようになったんです。自分の意志を曲げずに、自分に合わせて、仕事を探していくことができました。

まみたす

スクールで色々な人と話して、第一印象での軽はずみな判断をしなくなったかな。スクールで、最初は合わなさそうと思っていた人ともだんだん仲良くなって。そういえば就活も第一印象だけでこの会社いいなと思って入社して失敗してたなって。

エルビス

僕も大学時代は、就活情報サイトでしか仕事を探してなくて、第一印象で決めていたかも。でも今は自分の足で仕事を探して、会社の雰囲気を見るのを大切にしています。自分の意志を可視化して、自分で考えるための手順を教えてくれたのがこのスクールかも。

むっちゃん

「私は自分のできることしかできない」ということを受け入れられました。エントリーシートを20枚書ける人はいるけど、私はできない。それを受け入れて初めて、前に進めるようになりました。周りの人はすごいスピード感で就活していて、この間まで悩んでいた子がもう就職決まっていたりとか、その温度差がしんどかった。でも私は自分の考えがまとまったら前に進めるんだっていうのが分かって、自分のペースを壊してまで就活をするのはもうやめようと思いました。

TKB

自分の違和感を見逃さないようになった。今までは、世の中こんなもんやしな、とか、違和感があるけど、それをせなあかんねや、とか、自分で自分に命令をしていました。でもスクールに参加して、まずは自分の感じている違和感を大事にしようと考えるようになったと思います。違和感を無視すると振り出しに戻ってしまうから。

エルビス

縁就活は仲間が大事だった。就職支援をしてくれるスタッフではなく、フラットに話を聞いてくれる人ができたことが大きい。スクールが終わった後も仲良くしてくれる仲間の存在にエネルギーをもらえるし、人に話すことで頭の中が整理される。

まみたす

確かに就活って、周りが敵に見えますよね。でもスクールに参加する子は、みんな違うからこそフラットでいられて、お互いの間に利害関係がない。ここに通ってからは、就活しなきゃという義務感がなくて。ゆっくり頑張ればいいと言ってくれる友人ができたことが大きいのかな。


SCENE3:あなたにとってスクールとは?

いっつみー

「自分らしく働くための手助けを一緒になってして貰える場所。」
もらえると書いたけど、語尾、ミスってます(笑)あくまで主体は自分。




エルビス

「自分の気持ちに正直になれて、自分らしく就職ができる場所。」




TKB

「世の中の問題点が明確に分かり、これから生きるために必要なことを知れる場所。」
縁就活に悩んで来る人たちは、親世代が考えていなかった価値観のしわ寄せがきている人が多い気がする。その価値観を全部正しいと思って受け入れないで、これからの時代に合わせて生きていくには、どうしたらいいかを考えていける場所だと思う。




まみたす

「生き方まで考えられる場所。」
就活するために入ったのに、4ヶ月就活しなかったのも、スクールならでは、のことだなと。「とりあえず生活費稼ぐため」「働いていないと親に言われるから」ということではなくて、自分が幸せに暮らすためにどうしたらいいのかな、という人生のことを考えられるのが縁就活スクールなんだと思う。




きっちん

「パーティのような場所。」
ゲームのドラクエでは仲間のことを“パーティ”って言いますよね。初めは一人ですけど、同じ志を持った人が集まって、仲間がどんどん増えていく。スクールはそんなイメージです。





座談会に参加いただいたみなさま、ありがとうございました!



【座談会参加者】自分に似てる!という先輩はいましたか?


◆TKB
スクール2期生。販売接客業で働いていましたが、会社の経営が悪化し会社都合で退職。就職活動をするタイミングでハローライフのスクールの存在を知り、参加。スクール中の企業担当者との出会いをきっかけに児童福祉の指導スタッフとして就職!。卒業後もスクールに積極的に関わってくれる、良き先輩!


◆エルビス
スクール3期生。営業職で働いていましたが、会社の経営が悪化し会社都合で退職。自分の向き不向きと仕事の間で悩むも、スクールを通して一社ずつ実際に見に行く・直接話をすることで見極めることができるということに気づき、物流スタッフとして就職しました。


◆きっちん
スクール5期生。大学卒業後、娯楽施設にてアルバイトを続けるも、将来への不安などから就職活動を始めようと、参加してくれました。スクールに通う中で、知人からの紹介の仕事を経験しつつ、自分の納得ができる仕事を見つけたいと、次のステップに向けて奮闘中!


◆まみたす
スクール6期生。秋田出身、東京の美術系短期大学を未就職のまま卒業。その後、アルバイトや派遣でさまざまな仕事を経験後、大阪へ。雑貨店でのアルバイトを辞めたことををきっかけにスクールに参加してくれました。ハローライフでの人との出会いをきっかけに、IT業界に興味を持ち勉強と並行して就職活動をはじめ、システムエンジニアとして就職!


◆むっちゃん
スクール6期生。北海道出身、関西の私立大学在学中の4回生。同じゼミ生は就職活動を終えていく中、行き詰まってしまいスクールへ参加してくれました周囲のペースに振り回されることがなくなり、自分が納得して受けることができる企業に絞って選考を進めるようになりました。ハウスメーカーの営業職の内定を獲得!


◆いっつみー
スクール7期生。新卒で就職した福祉系の企業を退職したのを機に、自分を見つめ直そうとスクールに参加してくれました。退職理由や今後のキャリアと向き合う中で、中間的な支援や地域との関わりに興味を持ち、現在は、福祉業界の採用・中間支援を行う企業の選考を受けています。