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就活に「ええかっこ」はいらない。 飾らないありのままの自分に向き合えた時、 新しい一歩が踏み出せる。

date:2017.03.20




 ハローライフのスクール(※)を通じて就職した人たちは、いま、どう働いているんだろう?そんな近況を聞きたくて、スクール卒業生2人の話を聞きに、株式会社メディプランが運営する老人ホーム「ソレイユもりぐち」を訪れました。ソレイユもりぐちはメディプランの介護付き有料老人ホームとして開業し、今年で13年目。施設長の田上さんが明るく現場を切り盛りする、活気あふれる施設です。

 自分に合った企業選びに悩んでいる方は、きっと何かヒントを得られるはずです。ぜひ読んでみてくださいね。

(※)スクールは約1ヶ月間にわたりハローライフに通い、仲間とともに就業をめざものです。



【話を聞いた人】

◆てらさん
スクール2期生。未就職で大学を卒業し、一人での就活に思い悩む中で、ハローライフの存在を知りスクールに参加することを決めました。働くことを肯定的にとらえるようになり、スクール卒業からまもなく株式会社メディプランに就職。現在は、新人への指導も任される2年目として活躍中!


◆はるちゃん
スクール5期生。大学を卒業後派遣社員として働きながら就職活動をするも、なかなか希望する就職を決めることができずにスクールへ参加しました。その後、持っている資格を活かしたキャリアプランが明確になり、2016年夏に株式会社メディプランに就職!


◆田上さん
2人の面接を担当され、現在もおふたりを温かく見守るソレイユ守口の施設長。



【インタビュアー】

◆ふじきち
メディプランと2人の出会いをサポートした、ハローライフのワークコーディネーター。縁就活参加者と企業のコーディネートを担当しています。




ふじきち

2人とも久しぶりだね!早速話をお伺いしたいと思います。まずは今2人が担当している仕事について教えてもらえますか。

はるちゃん

今は施設内で入居者の方々の毎日の暮らしをお手伝いをする仕事をしています。朝出社したらスタッフ内で入居者さんの情報を共有する申送りをして、入浴準備をして、各部屋を巡回をして、記録を入力して…そういった1日のはじまりに行う固定のお仕事はもちろん、入居者の方の状況に合わせて、トイレ介助やご飯の配膳をしたりしています。

最初は、何をやったらいいのか分からなくて、教えてもらうことばっかりだったんですけど、ちょっとずつ慣れてきて、おじいちゃんやおばあちゃんの言葉とか表情とか、可愛らしい雰囲気に癒やされてます。




ふじきち

なんだか頼もしいなあ。2人はそれぞれ別のタイミングで縁就活に参加してくれていたよね。そもそも、スクールのことを知ったきっかけはなんだったの?

はるちゃん

ハローワークに行った時に、パンフレットを発見して。これまでは一人で悩みながら、ハローワークに通って、ピリピリしながら就活をしていたし、みんながライバルみたいな感じが嫌だったんです。ハローライフのスクールだったら、仲間をつくりながら、企業の人やスクール生、スタッフ…と、人とふれあいながら、就活に取り組んでいけるんじゃないかと思いました。



てらさん

これまではうまくいかないことばかりで、自分にはできる仕事は何もないんじゃないか、と悪い方にばかりとらえていました。ネガティブなことばかり考えて、就活中は先が見えない不安に押しつぶされそうで。自分一人で1年以上ずっと就活していたけど、うまいこといかへん。自分の何があかんのか、自己分析だけではわからなくて。

実際に、履歴書を送って面接させていただいた会社も、「この会社は、本当に自分に合っているの?」という不安が拭えなくて。その頃は自分を飾りに飾って、本当の自分を隠したまま、うまいこと就職しようとしていたから、このまま就職したら自分を偽り続けないといけないのかな、と不安だったんだと思います。

ふじきち

一人で就職活動をしていると、ネガティブなことばかり考えてしまう…ということはあるよね。実際にスクールに参加してみて、一番変化したことは何だった?

てらさん

自分一人が就活で悩んでいるわけではない、と知ることができたことです。スクールで自分以外にも色々なことで就活や仕事に悩む人と出会って。そこで「自分ができることがあるから仕事に就く」のではなく、「その仕事に就いてからできることを増やしていく」という考え方もあることに気づけました。




てらさん

一人で就活していた頃は、履歴書に書く言葉も、選んで選んで自分で書いた言葉のはずなのに、誰かが書いた定例文のように感じていました。でもスクールで自分のことをさらけ出して誰かに伝えていくうちに、飾らずに自分自身のことを自分の言葉で伝えることができるようになったと思います。

はるちゃん

企業の取材にグループで行くプログラムが良かったです。私たちは福祉施設へ取材に行ったのですが、「ここで働く人はどういう人なんだろう?」というのを、自分たちで質問項目を決めて、インタビューに行って、記事にまとめました。これまで一つの会社をここまでしっかり見て、考えたことがなかったので、この経験がなかったら、企業のどこを見て判断したらいいのかわからなかったかも。






ふじきち

やりたいことや、できることが分からずに思い悩む人は多いけど、「やりながらできることを増やしていく」かあ。まさに逆転の発想だね。今働いている企業と出会ったきっかけはなんだった?

てらさん

スクールの中で参加した、色々な企業の人と話ができる、企業交流会です。メディプランの採用担当の日比野さんに話を聞いて「面白そう」と思ったのがきっかけでした。交流会がなかったら、メディプランという会社のことを知る機会はなかったと思うし、実際に働いている人、現場を知っている人の声を聞かなかったら、そこで働いてもいいかなと思えなかったと思います。




はるちゃん

メディプランのパンフレットをハローライフで見て、「ここで働いている人は、どういう人たちなんだろう?」と、話を聞いてみたいと思いました。それで、日比野さんから、介護の深いところまで、良い部分だけじゃなくて、悪い部分もひっくるめて話を聞かせてもらいました。

これまでも合同説明会や就職イベントに参加してたことはあったんですけど、介護の会社には全然興味がなくて。たぶんその頃はまだ「なんで働くんやろう?」ということが、自分の中でまとまっていなくて、どんな働き方をしたいのか想像できなかったんです。スクールでそれをまとめることができたから、日比野さんに話を聞こうと思えました。

ふじきち

なるほど。働く理由が腑に落ちて、話を聞ける準備ができたから、情報が入ってきたのかもしれないね。そんな中、どうして最終的にメディプランさんで働くことに決めたの?

はるちゃん

スクールに来る前は、医療福祉関連の事務や保険の営業の仕事に就くことを考えていました。自分がしたことで「ありがとう」と言ってもらえることが嬉しくて、人と接する仕事、おじいちゃんやおばあちゃんと接する仕事をしたいと思っていたけれど、どうせきついだろうと、老人ホームや高齢者施設の職場環境を良く思っていなくて、介護職には踏み込めないと思っていました。

でもスクールで自分のことを話したり人の話を聞いて、改めて私は人を認めることや人と接することが心地良いんだなと感じて。

メディプランのパンフレットに「わたしにも介護できますか?」というフレーズが書いてあって、未経験でも一歩を踏み出しやすいという雰囲気を感じたことと、私の祖母が薬を飲んだことを忘れて、また飲んでしまうのを、薬局に相談に行ったらすごく助かった経験が重なって、薬局や薬を扱っているメディプランという会社で介護をやってみようかなと思いました。




てらさん

メディプランの面接を受けた時、面接してくれた施設長の田上さんがぼくの履歴書を見て「これ、本当に君の言葉?」と言ったんです。ドキッとしました。自分の言葉ではあるけど、綺麗に飾りすぎている部分もあったから。「もう少し、君がどう考えているか胸の内を話して」と言われて、働くことに対しての価値観や、介護を本当にやりたいと思っているのか、本音の部分を改めて聞き出されました。そんな質問予想もしていなかったので、頭が真っ白になってしまって、何を話したのか覚えていないんですけど、自分をさらけ出せて、スッキリしました。これまでの面接では、自分の殻に閉じこもってしまうことばかりだったので、そんな面接初めてでした。そこまで自分をさらけ出しても採用してもらえたから、「僕でもここでなら働けるかな?」と思えたんです。

ふじきち

まさにこれまでの寺西くんの面接での悩みを打ち砕くような面接だったんだね。田上さんはなぜ寺西くんにそんな言葉をかけられたんですか?

田上さん

面接しながら「よく魅せないと」という気持ちが強いなと思ったんで、途中でちょっと意地悪をしたんですよ(笑)ええかっこはもういい、って。ほんとに頑張れる?って。
どんなことでも、とりあえずやってみたら先が見えるけど、自分でゴールを決めてしまったらできなくなるよって。介護の仕事は、対人間だから思うようにいかないこともあるよって。
でも、もう寺西くんは「頑張ります。頑張ります」の一点張りでしたね。「言ったよね?録音しとくで」って言いました。(笑)

ふじきち

それでも寺西くんを採用されることに決めたんですね。メディプランではどんな人を採用したいと思っているんですか?

田上さん

頑張る人、感情を表に出せる人かな。今までの失敗も糧になるなら自分の土台になるのであれば、失敗もありだと思うんです。でも、前の会社でもこうだったから自分はできません、自分はダメだと自分の限界を決めて自己否定してしまうと、心がねじ曲がってしまう。自分のゴールを決めつけずに、変わろうとする努力をするのであれば、人間は変わることができると思うんです。お茶も沸かせなかった寺西くんが、こんなにできるようになってるって、いいモデルです。(笑)

とはいえ、頑張るといっても、納得できないことがあっても自分の感情を押し殺して頑張り続けるのは違うと思っていて。我慢しないと、だと自分もまわりも苦しくなってしまいますから。自分が違うなら違うとはっきり声をあげるのも大切で、その上で自分が進んでいる方向を周りに聞きながら進むというのが成長できる正しい頑張り方なんだと思います。

ふじきち

お茶が湧かせなかったというエピソードがあったんですね(笑)

田上さん

はい(笑)彼が入社したばかりの頃「お茶沸かしてて」と言ったら「お茶を沸かすってなんですか?」と言われて…。(笑)彼女も最初の印象は、可愛い子やなあ、のんびり屋さんだなあ…と、2人とも、正直続かないんじゃないかな..と不安な気持ちもありました。

でも、2人は今も介護の仕事を頑張ってくれている。
はじめは、0から100まで教えないと伝わらないことに対して、先輩職員間で意識のギャップがあったんです。でも、2人からは変わりたい、頑張りたいという思いを感じて。何より2人に教えることによって、私たち自身も、これまでの仕事の進め方を変えないといけないことに気づけたんですよね。




ふじきち

最後にこれから2人がどうなっていきたいかを聞かせてください。

はるちゃん

覚えることがたくさんあって、つらいと思うこともあったんですけど、周りの人に教えてもらい、少しずつできるようになってきたと思います。まだまだ全然、できないことばかりですけど、1つずつやっていこうと思っています。

てらさん

何の知識もないまま介護の仕事についたんですが、先輩方に教えてもらって、働き始めて1年4ヶ月になりました。
今は、どうしたらもっと利用者さんとうまく関われるか、職員同士でも連携して仕事を進めることができるかを考えています。自分ひとりが頑張ればいいのではなくて、自分がどう動いたら、入居者さんや他の職員さんにとっていいのかを考えられるように、少しずつなってきたと思います。でもまだまだ先読みはできていないんですけどね。
僕よりも経験豊富な方は何人もいますが、1年以上働いてきて、新入職員の方に業務のことを教えていく立場にもなってきています。階ごとのまとめ役のフロアリーダー、副主任、主任、施設長と役職があるのですが、今はフロアリーダーの手前くらいですね。僕はまだ気が回らないところもがあるけれど、段階を踏んで、次はフロアリーダーになれたらと思っています。







思い悩みながらも、それぞれのペースで前に進んだ2人。
就職活動に一人で悩む人にこそスクールに参加して欲しい、と最後に話してくれました。

スクールは更なるパワーアップに向けて、現在リニューアル準備中です。
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