求人情報

伊部株式会社

山椒のように小粒でもピリリと辛い、オンリーワン企業をつくる。

  • 2015/09/10 公開
  • 2016/01/05 更新
※ハローライフでの募集は終了してますが、
採用状況は各社に問合せください

2020年には創業100周年を迎える繊維業界の老舗、伊部株式会社。
イタリア生まれの高級マリンリゾートウェア「シナコバ」を中心に、
カジュアルブランドを展開している。
規模より中身を重視し、環境整備5S運動や人づくり勉強会を通じ、
社員一人ひとりが人間力アップに勤しんでいる。
今回は営業職、営業事務、販売職の3職種を募集する。

(社長も新人も関係なく一緒に準備運動中。)

(社長も新人も関係なく一緒に準備運動中。)


ここは伊部株式会社の大阪本社。午前9時の朝礼の様子だ。ズラリと社員が集まり、
東京本社とも音声でつながっている。
ハローライフ取材班の訪問に「いらっしゃいませ!」と社員みなさまから
元気なごあいさつをいただいた。

ざっと数えると男性13人、女性8人。準備運動のあとは、業務に関する気づいたことの報告や、
当日ご来店されるお客様の情報共有、あいさつ練習などが大きな声で行われる。
3代目社長の伊部源太郎さんも、新入社員と分け隔てなく同じようにされていた。
(社長の伊部源太郎さん。山椒のようにピリリと辛い、オンリーワン企業をつくりたいと語る。)

(社長の伊部源太郎さん。山椒のようにピリリと辛い、オンリーワン企業をつくりたいと語る。)


取材当日の報告では、前日に行われたイベントの感想などを話しておられた。
いったいどんなイベントだったのか、朝礼の後、別室で特別に聞かせていただくことができた。

前日行われたイベントは、企業の現場に生まれた感動のエピソードをわかちあう
「感動物語コンテスト2015」の関西予選だった。
5分の前説と10分の映像本編をもとに競われるイベントで、
そのスライドの中身を要約すれば現在の会社の方針がよくわかる。
(前日参加された「感動物語コンテスト2015」でのスライドを見せていただいた。)

(前日参加された「感動物語コンテスト2015」でのスライドを見せていただいた。)


3代目社長の伊部源太郎さんは、
35年前にイタリアでマリンリゾートウェア「シナコバ」に出会った。
順調にコレクションが増え、直営1号店となる神戸元町店がオープンし、
その後、全国に直営店を出店してきた。

順風満帆かに見えた会社経営だったが、
無理な直営店出店と百貨店売上げの急激な減少にともない、売上げが悪化。
社内の空気も悪くなり、社員のモチベーションも低下。
最悪の事態の中、納品した商品に針が混入しているというクレームまで浮上し、
このままではつぶれてしまうという危機に見舞われたという。
壁にぶつかる、挫折の日々。そんな時、伊部社長が貫いた仕事の方針がある。


会社はもっと楽しいものであるはず

「会社はもっと楽しいものであるはず」伊部社長の心に浮かんだ言葉だ。
「楽しくするためには何をすればいいんだろう。お金=幸せなのだろうか。
いや、自分を認めていただき、必要とされる存在になってこそ幸せだ。
今までは、会社の業績のために社員を使うことばかり考えていた。
自分が社員だったらそんな会社は嫌だ。働くなら会社から感謝されたい。
感謝していただけると元気になる。社員みんなの幸せのために会社を使おう。」

そう考えてから、伊部社長の挑戦がはじまった。お客様を第一に考える。
そしてお客様を喜ばせるのは社員。
その社員は生き生きと仕事をしているだろうか。
まず社員の気持ちを理解するところからはじめた。
(地域の清掃活動の様子。朝礼後に行われる。)

(地域の清掃活動の様子。朝礼後に行われる。)


まず、伊部社長は清掃活動から着手した。
「掃除で心が磨かれる。掃除はきっと社員のためになる」そう考え、
月に2回、グループにわかれて周辺道路と近隣公園の清掃をはじめた。

また、みんなでいっしょに成長したいと考えて顧客満足勉強会をはじめた。
仕事が立て込んで出席できない社員もいたため、会社を休みにして全員出席できるようにした。
後に、顧客のための勉強会ではなく、自分の人生のための勉強会「人づくり勉強会」と名称変更。
人間力を養うことを目的とし、現在も続いている。

最初はやらされ感いっぱいだった社員も、少しずつ変化してきた。
伊部社長は、この仕事に関する方針を、
10年間続けた末にようやく掴み取ったという。その変化の片鱗は、
結果として少しずつ目に見えるようになってきている。

「まずお客様への対応が変わりました。
社員が着実にお客様を想った行動を心がけるようになってきました」
(お客様だけでなく、会社に関わってくれる方々への想いも忘れない。)

(お客様だけでなく、会社に関わってくれる方々への想いも忘れない。)


感動事例を共有するハートフルカードや感謝を伝えるグラッチェカードなど、
さまざまな活動を続けているうちに、きらり企業セレクションに選定され、
さらに明るい職場にあたえられるAKS 0041も取得。
2014年度からは一旦見合わせていた新卒採用も再開することとなった。
部署の垣根を越えたプロジェクト活動で、
社員間のコミュニケーションも充実してきているという。

では実際にさまざまな部署と垣根なく活躍する、営業職の岡本さんに話を聞いてみよう。


学生時代にやりたかったことをすぐに実現できた。

新卒で入社した岡本圭介さんは、大学生の頃からアパレル店舗で販売のアルバイトをしていた。
その頃から商品をつくることに興味をもつようになり、この会社を選んだという。
(岡本圭介さん。教員資格も持っているそう。)

(岡本圭介さん。教員資格も持っているそう。)


「説明会の時から『変わった会社だな』と思っていました。集団面接で会社を訪れたときに、
社員の方が『今日なんかあるの?』と聞いてきたり、
面接のときも『掃除は好き?』と普段の生活のことを聞いてきたり。
社長面接でも初めてお会いしたはずなのに
『今日はえらいびしっとしたスーツを着てきたね』と言われたり。
もしかしてずっと見てました?」と思いましたね」

22歳で入社。次に若い先輩は30歳だったようで、年齢が大きく離れていることもあってか、
みんながかわいがってくれたという。入社してまもなくは、先輩社員について営業先を回った。
現在は関西のセレクトショップなどの専門店や、百貨店などへの営業を担当している。

「営業職なので商品を卸してしまうと売り上げがたつのですが、当社ではそれだけでなく、
しっかりと売れるようにお店側といっしょになって考えるようにしています。
例えば、アパレルの店舗では
iPadでカタログを見られるようにしているお店も多くなってきていますが、
あえてアナログのカタログを手づくりでつくって提案したりするなど、工夫をしています」
ge01_popup02 売ることだけを目的にするのではなく、お客様との信頼関係を築いていくことが、
伊部株式会社の営業方針だという。


チャレンジできる、失敗できる土壌がある。

会社からもエースとして紹介していただいた岡本さんだが、実は大きな挫折を味わっている。
入社してから2、3年後に、ものづくりの経験をさせてもらったらしい。

「入社する前に考えていた夢がいきなり実現しました。
シナコバがわりとターゲットの年齢層が高いブランドのために、
『低い年齢層向けの新ブランドを何人かでやってみたら?』と言われて
企画を担当させていただきました。
自分から興味があることを発信していけば、挑戦させてもらえる職場なんです。
でも結果はうまくいかなくて、在庫を増やしてしまう結果となりました」

そして現在の営業職に戻ったが、この失敗が今の仕事に活かされているという。
微に入り細に入り考える癖がついたのだとか。


受け継がれていく人間力がある。

岡本さんは最初、朝礼の様子が「突飛に見えていた」という。
しかしやがて当たり前になってきてからは、人間力が身についてきたと感じているそうだ。

ここで、営業事務として入社した新人の中内さんにもお話を聞いてみよう。
まだ20歳というが、話しはじめるとハキハキとしている。何より説明がうまい。
きっと、電話口の相手に伝わるような話し方を日々心がけているからだろう。
(中内章子さん。大学時代は寮の副寮長。)

(中内章子さん。大学時代は寮の副寮長。)


中内さんは大阪生まれ。東京で短大生だった頃は学内にある寮で生活をしていた。
100人ぐらいの学生が同じ寮で生活を送る中、
みんなをサポートする副寮長を担当していたという。
その頃から、誰かをサポートする仕事が自分に合っていると感じていたそう。
もともとアパレルにも興味があった。

「地元で就職したかったので、東京のハローワークで紹介してもらい、
エル・おおさかで開催されていた会社の合同説明会に参加しました。
そこで人事担当の高丸さんにお会いしたんです」

職場見学もさせてもらった。会社の明るさや社長のアットホームで
やわらかい雰囲気にグッときたそう。
実は人事の高丸さんの方も、明るい中内さんの雰囲気が会社に合っていると感じていたらしい。

入社後、実務が始まるまでのステップの中で、
直営店や商品を置いてもらっている倉庫会社の方を紹介していただき、
あいさつさせてもらえたことが、中内さんにとって一番の収穫だったという。
顔も知らない相手と電話するのと、知ってからするのとでは仕事のはかどり方が全く違うらしい。

研修期間は約10日間。同期入社の社員とともに、電話対応やお茶の入れ方などの研修を行い、
他社の方々と混合のグループワークなどを行った。

営業事務の仕事内容は、伝票づくりや事務所にいらしたお客様への対応など様々だが、
一番は電話対応だ。慣れるためにノートにわからなかったことをぎっしりと書き込んだ。
(咄嗟にページが開けられるよう、ジャンル毎にインデックスシールがたくさん貼られていた。)

(咄嗟にページが開けられるよう、ジャンル毎にインデックスシールがたくさん貼られていた。)


「最近は、ノートはひきだしに入れて必要なときに確認していますが、
最初の頃はノートを見ながら読み上げて電話対応していくだけでやっとでした」

短時間でお客様に好感をもっていただくためには、チームワークが大切だという。
例えば販売店舗にお客様がいて、
店頭にある商品のサイズ違いや色違いのリクエストがあった場面を想定しよう。

どれだけお客様を待たせずに、必要な情報を手に入れるかが直接売り上げにつながるのだ。
急いでいるお客様へは対応のスピードが試される。
ナンバーディスプレイを見た瞬間にどこからの電話か確認し、
問い合わせ内容を想定、あらゆるケースに対応できる用意をしておかなければならない。

短い言葉で伝わる表現などを、毎日少しずつものにしていることがやりがいだと中内さんは語る。人事担当の高丸さん曰く、「営業事務は実は営業職に代わる仕事なんです。
営業職の社員の次の仕事やステップにつながっていると思いますよ」と言葉をつけ加えた。
sa01_popup02 中内さんは入社してようやく4ヶ月が経ち、棚卸しを経験した。
秋に突入すれば今後は展示会がやってくる。1年の流れを覚えていくのが、
今後の大きな目標だと語ってくれた。


どの仕事も清掃活動からはじまる。

ここまでは営業職の岡本さん、営業事務の中内さんにお話をお伺いしたが、
募集は販売職を含めた3職種だ。販売職は店舗によって勤務時間帯が異なる。

例えば、シナコバなんばウォーク店は大阪なんば駅ターミナルの地下街である
「なんばウォーク」の営業時間(朝10時から夜9時)に合わせている。
(シナコバなんばウォーク店。船長さんのキャラクターが出迎えてくれる。)

(シナコバなんばウォーク店。船長さんのキャラクターが出迎えてくれる。)


販売職は大阪の店舗に配属され、関東など他の地域への異動はなし。
1日の始まりは、やはり清掃活動。ショップでのシナコバブランド製品の販売やディスプレー、
在庫管理などが主な仕事だ。キャリアを積むと、店長候補、店長、スーパーバイザー、
教育指導員へとステップアップしていく。


社員を大事にする企業風土。

(社内にはショールームがある。たくさんの製品がかけられていた。)

(社内にはショールームがある。たくさんの製品がかけられていた。)


ここからは、会社全体に関することを記していきたい。冒頭に紹介した通り、
大きな挫折を味わって社員を大切にする方向に舵取りした伊部株式会社。
今では社員とその家族の誕生日には社長からプレゼントが届いたり、
イタリア料理店での会食の場を設けるなど大家族のような企業形態になっている。

また、毎月1回土曜日に会社を休みにして、午前9時から午後3時まで人づくり勉強会を開催し、DVD教材を使ったり講師を招いたりして、「幸せとは何か」「仕事とは何か」を学んでいる。

「人間力を鍛えています。うちはモノを売る商売ですが、モノを売るなと言っています。
では何を売るかといえばライフスタイルですね。モノではなく、コトを売る。
自分の人間力を売ってきてほしいと言っています。きれいごとかもしれないけれど、
これは会社の心情です。
お客様も社員も幸せになってもらいたいですから」と人事担当の高丸さんは語る。

社員に幸せになってもらいたいという思いがベースにあり、
有給休暇をとりなさいとよく言うそうだ。
(人事担当の高丸さん。誠実でまっすぐな方という印象を受けた。)

(人事担当の高丸さん。誠実でまっすぐな方という印象を受けた。)


「弊社は基本、残業ゼロです。残業はダメと言っておりまして、
どうしても残業になりそうなときは上司や他の社員が『じゃあ、つきあうか』という感じで、
いっしょに仕事をして残業ゼロになるようにしています。
この10年ぐらいで助け合いの精神が会社に根づいてきていることに感動しています。
軸となるのはお互いさまの精神なんです。
誰かが休みをとるときは誰かがカバーするといったことは、自然に行うようになりました」

伊部株式会社の今後のこともお聞きしたい。

「業績は経常利益が5%から8%に上がっています。この追い風を利用して、
これからも成長していきたいと考えています。具体的には現在小売りが3割5分、
卸が6割5分という比率なのですが、これを小売り5割、卸が5割にもっていきたいんです。
ずっとシナコバにライセンス料を払って商品を販売していたのですが、
昨年からはマスターライセンサーに変わりました。このブランドで利益をあげていきたいです。
店舗で服を売るのではなく、ライフスタイルの提案をしていきたい。
また、東京と大阪の店舗に憩いの場をつくっていきたいという夢もあります」

直近では、9月18日にシナコバ羽田空港店がオープンする。5年後の東京オリンピックを目標に、ライフスタイルの提案ができる店舗を展開していきたいと話してくださった。
(社員はみんなシナコバの洋服を着ていた。ブランドロゴが誇らしげに見えた。)

(社員はみんなシナコバの洋服を着ていた。ブランドロゴが誇らしげに見えた。)


3人の社員の方にひとりずつお話を聞かせてもらったが、
3人ともほかの社員の方の仕事ぶりを誇らしく語っておられた。
それも職場の同僚のことを話すというよりも、
親戚や家族について話すような雰囲気に似ていると感じた。
岡本さんに職場のことをお聞きしたときも、
「んー、会社というより、もうひとつ家がある感じですかね」とおっしゃっていたのが
それを物語っていると思う。

このアットホームな雰囲気こそが、商品ブランドを高めている理由なのだろう。
この環境であれば新しい航路に向かう船出も楽しいに違いない。


※本求人記事は、NPO法人スマイルスタイルが大阪府より委託を受け、
「地域人づくり事業(雇用拡大プロセス)未就職卒業者等と
優良中小企業早期マッチング事業(事業期間2015年3月〜2015年12月)」の一環で
作成したものです。

この会社の求人情報を、
だれかに教えてあげてね

募集要項

企業名・団体名
伊部株式会社
募集期間
募集終了
募集業種
① 営業職
② 営業事務
③ 総合販売職
雇用形態
正社員(試用期間:3ヶ月)
応募資格
① 営業職
大学卒業

② 営業事務
大学/短大卒業

③ 総合販売職
販売経験がある方。
やる気や人間性を重視しますので、全くなくても大丈夫です。
勤務地
① 営業職
大阪本社・東京営業所

② 総合販売職
なんば店・日航店・西梅田店(各直営店)
勤務時間
① 営業職
9:00~18:00/9:00~15:00(土曜日出勤日※月2回)

② 総合販売職
11:00~20:00
給与
① 営業職
200,000円

② 総合販売職
174,000円
休日・休暇
① 営業職
日祝・指定土曜日・夏期・年末年始・有給休暇・慶弔
年間105日

② 総合販売職
週休2日制・祝祭日・年末年始・慶弔
待遇
① 営業職
地域・職務・通勤(応相談)
雇用保険・健康保険・厚生年金保険・労災保険

② 総合販売職
交通費支給・雇用保険・健康保険・厚生年金保険・労災保険
採用予定人数
① 営業職
1名

② 総合販売職
1~2名
選考プロセス
1)まずは履歴書・職務経歴書等の書類作成サポートや面接対策、キャリア相談等を実施致しますので、下部のエントリーフォームよりエントリーしてください。ハローライフよりご返答させていただきます。

2)書類選考

3)面接(役員・幹部・社長面接各1回)

4)内定
WEBサイト
http://www.sinacova.co.jp/corporate/

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