求人情報

株式会社 大彌リビング

家具のつくり手と売り手の間に立つ仕事

  • 2015/03/09 公開
  • 2015/05/12 更新
※ハローライフでの募集は終了してますが、
採用状況は各社に問合せください

ココがポイント

大阪・堀江のまちづくりの立役者とともに働く

社長の能口さんは、学生時代にいわゆる情報誌の先駆けとなる京都のフリーペーパー『カイトランド』を創刊して以降、80年代はインテリアデザインのみならず、様々な取り組みの「仕掛人」として京都や大阪で活躍されました。そんな能口社長の元ならば、まち活性化のアイデアをはじめ、ワクワクする仕掛けのさらなる実現に向けたチャンスがあるかもしれません。

ココがポイント

知識が豊富なベテランスタッフとも垣根のない職場

創立半世紀を超える『大彌リビング』には、勤続年数30年を超えるベテランスタッフもいます。家具メーカーの担当者さえ、たじろいでしまうくらいの知識量を持つ専門家が同じ職場にいるということで、とても心強い限り。そんな知識の宝庫のような先輩と、同じ空間の中でともに働くことができるので、家具のことを深く知りたい人には、とっておきの職場です。

1948年創業の家具卸メーカー

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1948年創業の同社は、現社長の父である能口和一さんと、叔父である能口彌一郎さんにより、
家具の専門事業からスタート。1950年には、『大彌商店』を設立します。
その背景には、映画館チェーンを運営していた親戚の存在があるそう。
館内の椅子を選びに飛騨まで買い付けに行っていたその方が、二人に「家具屋をやってみないか?」と勧めたという後押しがあったようです。

こうして、大彌商店は飛騨地区の家具の卸業からスタートします。
ところでこの「卸」とは、どんな仕事なのでしょうか。

能口社長
「メーカーがつくった商品を定価の数割で多く預かり、必要に応じて小売店へ販売します。
メーカーによって“掛け率”が異なりますし、小売店が独自で多くのメーカーと直接やりとりするのは大変です。そこで私たちが一括でそれを担当するんです」
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現在の『大彌リビング』の業務は、小売店への卸の他にも、百貨店での家具販売、
また設計事務所や施工会社が手がけるホテルやレストランへの家具提案、
ニーズにあった特注家具を具体化するコントラクト事業など。
営業所は大阪の他にも福岡と京都にあり、本社にはショールームを併設。
また、神戸大丸店には『Styling Lab』、堀江・立花通りには『scale』と、小売店もあります。

とりわけ同社の強みは、500社にものぼるメーカーの商品を扱っていること。
セレクションの幅が膨大なため、デザイナーはもちろん、
インテリアコーディネーターといった、インテリアのスタイリングを行う専門家からアドバイスをもらえる、非常に心強いパートナーなのです。

「設計外商」という仕事


今回求人募集を行う設計外商部には、現在9名のスタッフがおられます。
社員は大阪だけでも、30名程度。
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「設計外商」とはいえ、設計をするわけではありません。
たとえば、あるレストランを担当する設計者やインテリアコーディネーターなどから依頼を受け、
彼らに対してその内装にあった家具を提案する、ということも仕事のひとつ。
単に商品を売るというだけではなく、クリエイターへのアドバイスを行うこともあります。
大彌リビングでしか扱っていないメーカーの商品もあるので、名の知れたクリエイターへの提案もあります。

能口社長
「自分が関わらなかったら、“あの店舗はあの家具になっていなかった”と考えると、やりがいはあります。もちろん提案するだけでなく、売ってから家具が現場に取り付けられるところまでを見ていきます。進めてきたやりとりを一番知っているのが営業担当なので、最後までスムーズに取引を進めるためにも“現場立会い”は重要な仕事です。
組み立て、設置し、お客様に安心してもらってはじめて仕事が完了するわけです」

こうしたやりがいはあるものの、数百にものぼる取引メーカーを覚え、また各社の商品を選択、
提案することは想像よりずっと大変です。この仕事はどんな人に向いてるのでしょう?

能口社長
「希望は、インテリアが好きで、やる気のある人なら誰でもOKです。
うちの設計外商の営業には“職人的な人”が多いです。組み立てや修理ができたり、
構造をわかっていたり、あとは現場で何か起こっても対応できる人。
それから“この家具はここに向く”とか、“このレストランにはあわない”とか、
そういった家具に関する情報も重要なので、そういうところに興味を持てる人は向いているかな」
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メーカーの展示会や勉強会に行く、新たなデザイナーの作品をチェックするなど、
家具に対して積極的に学んでいこうという姿勢は重要です。
一方で、営業の仕方によっては「オリジナル家具をつくる」という仕事も実現可能。
デザインすることが得意、図面を描くことができるといったスキルもときには有利になるはず。
単に“商品を売る”以上の働きをしたいと思う人には、素晴らしい仕事だと感じます。

輸入家具も強い大彌リビングへ


そんな『大彌リビング』の現社長・能口仁宏さんとはどんな方なのでしょう。

能口社長が入社したのは1985年。当時は設計外商部に在籍していたといいますが、
そもそも社長はなぜインテリアの道に進まれたのかを聞いてみました。

能口社長
「もともと学部4回生の頃から京都で情報誌をつくっていたので、
インテリアの素敵なお店は好きでした。
学生起業したのですが、京都のとある設計事務所とコラボレーションすることになったんです。
一時はディスコになる予定だったスペースを、“学生企画で何かやってほしい”と依頼され、
ライブハウスにしたんです。この仕事以来、その設計事務所といろいろ一緒にやることになったんです」
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これをきっかけに80年代、京都の「まちの仕掛人」の一人として活躍、
1985年には家業の『大彌リビング』を継ぐため大阪に戻ってきました。
当時、日本メーカーとの取引が大多数でしたが、
能口社長は海外メーカーとの取引にも力を入れます。
1986年には輸入家具の販売、翌1987年にはインテリアショップIDEEの大阪店を任されます。

能口社長
「立花通りの一番端にあったうちの出張所の一階を改装して、IDEEの大阪店にしました。
“スタッフ2人つけたら大阪店は君に任せる”と言ってくれたIDEEの社長ですが、
場所について何か言うかなと思ったら、“青山の骨董通りも、昔は人通りが少なかったんだ”って。
開店して、お客さんを待ってても仕方ないから、当時スタッフ3人それぞれ100件営業に回ろうと、3人で手分けしてやりました。それが実って、すぐに神戸のオリエンタルホテルのロビーのソファを全て手がけることができたんです」

こうした事業展開によって、従来のいわば“王道の”家具卸から、輸入物も強い会社へ。
「うちは販売に強い会社。営業マンにかかっています。」と能口社長は語ります。
ただ、そうやって軌道に乗せたものの、いざドアを開けて通りを見てみると……
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能口社長
「立花通りに誰も歩いていないんですよ。自分たちの足元を見たときに
、改めてその事実をまざまざと見せつけられました。
そこで、“あ、これは客呼ぶよりも、まちを変えたほうが早いな”って思ったんです」

堀江立花通りの活性化

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能口社長
「うちは卸業だから、家具業界全体の売り上げが上がれば、うちの商売も上がってくる。
家具の小売店が多い立花通り界隈が活性化することが、自分たちの商売の活性化につながる、
という思いがもとからあったんですよね」

自身の商売の延長上に、地域を活性化する必要を感じた能口社長は、
どんな取り組みを行ったのでしょうか。

能口社長
「イギリスに、ポートベローやカムデンロックといった、アンティークマーケットで活性化したまちがあります。情報誌をやっていたときの関係者がフリーマーケット社のスタッフをやっていたんです。そこで、1990年代はじめごろ、彼らと組んで立花通りでフリーマーケットを立ち上げたんです」

現在では秋に「まちデコール」というインテリアイベントも行われ、
能口さんの取り組み以降、様々なイベントが堀江のまち中に生まれています。
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大彌リビングで働く、ということ


ここで、『大彌リビング』で働いて3年の最若手社員、出口新さんに仕事についてお話をうかがっていきます。
職業訓練校で知り合った知人づてに、インテリア系求人募集をしているサイトを知り、
同社と出会った出口さんは、家具にまつわる仕事をしたいという思いから応募されたそう。

出口さんはキャリアのスタートとして、営業職に就き、
設計外商部の一員として日々仕事をしています。
設計事務所のみならず、ハウスメーカー、そして役所や学校などなどを担当。
店舗、住宅、施設と多様な空間に導入する家具を提案しています。
現在までの仕事の中で最も印象的だったエピソードから、お話をうかがいました。
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出口
「やっぱり有名なクリエイターさんとの仕事は、考えていることや発する言葉、
仕事の仕方ひとつとっても、やはり刺激になりますね。
以前、『AQUOS』のデザインを手掛けられている工業デザイナーの喜多俊之さんとの
打ち合わせに同席させていただく機会があったんですけど、そういう素晴らしい方と一緒に仕事ができて、かつ自分が関わった提案を行えるのは、本当に印象に残っていますね」

忙しいときは、1ヶ月で10数件程の現場を担当するそう。
1日はどのようにはじまるのでしょうか。

出口
「始業は9時からなんですが、私は8時半に出社して、
始業前の30分で今日1日どこを回るかを決めておきますね。
それから外回りをして、オフィスに戻ってから、現場のニーズや新しい商品提案の準備をする、
みたいな感じですかね」

仕事内容は、設計外商部への営業以外にどんなことがあるのでしょうか。
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出口
「ときどき“ヘルプ”と言って、たとえば販売会で現場対応したりすることもあります。
お店の前に立って販売をする、みたいなことですね」

能口社長
「部の結束みたいなことはありますね。販売会も部をあげて販売に行ったりします。
搬入搬出もありますし。図面がかける人もいれば、出口くんのようにプレゼンが上手な人もいる。
まあ新人さんは、はじめから“できない”とか“やりたくない”じゃなくて、
選り好みせずに“まずはなんでもやってみる”という気持ちがないとダメですが」

出口
「梱包も大事ですね」

能口社長
「そうそう。あとは、家具屋なので重い物を担がないといけないことがあったりね」

出口
「たしかにパワーいりますね。ただ、力仕事と同時に知識も必要です。
ここを持ったら危ない、とか、どう組み立てるか、といったことも重要かなと思います」

本当のものに触れられる仕事


出口さんに仕事をはじめる前と後での「ギャップ」についてうかがうと、
「こんなに体力を使うとは思っていなかったですね。」との答えが返ってきました。
「でも、自由に営業させてもらえるとは思っていなかったので、
課される数字はもちろんありますが、そこはこの会社のいいところです」とのこと。

ここで出口さんご自身について少しおうかがいしました。

出口
「僕は、もともとインテリアや家具が好きなんですが、ここで働くようになって、
職業病というか、入ったお店の家具はさらにじっくりと見るようになりました。
それから、これまで“家具、はデザインさえよければいい”と思っていたのが、
機能性に対する視点が、どんどん強くなったところが一番の変化ですね」
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では、出口さんにとって、『大彌リビング』で働くことの良さはどんなところにあるのでしょう。

出口
「“本物“に触れられるところですね。一般の方が知らないメーカーと話ができること、
家具の産地に行って勉強ができること、また実際につくっている人たちと話をして、
実際に触れてワクワクすることができるというのが、本当に楽しいです。
それから、ものすごく家具に詳しい先輩もいるので勉強になりますし、
上下関係なく、フラットに話ができるという環境もいいですね」

一方でもちろん大変なこともあります。

出口
「大変なことは、メーカーと違って現場に行くことも多いので、
(頻繁ではないのですが)夜遅くでも動かなければならないときもあります。
家具は建築工事の中でも最後に来るものなので、店舗や施設のオープン直前、
シビアな状況の中で仕事をしなければならないこともあります」

自らの役割を広げていく


最後に、実際の販売現場も見てみましょう。
神戸元町駅から海側へ降り、南京町入り口が見えて来る旧居留地に位置するのが、大丸神戸店です。 この7階に、『大彌リビング』の直営店舗として店を構える『Styling Lab』があります。
2002年、大丸梅田店に1店舗目を開き、その2年後に、ここ神戸でもオープンしました。
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現在、アルバイトスタッフを募集中のこの店舗は、
同じフロアにある他店舗の中でもひときわ目立つビビッドカラーの雑貨や、
落ち着いた木製の北欧家具が並びます。平日の昼間にも関わらず、店を訪れる客足は途絶えません。
来客目線から見ても、接客から品出しまでソツなく動く店長の姿が印象的な店舗です。
大丸神戸店の特徴として、主婦の方が平日に買いに来られることが多いとのこと。

能口社長
「店舗に並べる商品の選定や店舗内での並べ方などは、現場に任せています。
現在店舗を担当しているマネージャーももともとアルバイトで入り、
うちの社員になって、現在はこの店舗の運営をしています。
今回募集するアルバイトも、あくまでも試用期間として考えているので、
よければ試用期間の後、条件があえばすぐに社員になってもらいたいですね」
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店舗を見ながら能口社長はそう話してくださいました。

つくり手としてのメーカーでも、売り手としての小売店でもない立場ゆえに、
「お客さん」の目線からは見えづらい大彌リビングの仕事。
しかしそれは、膨大な情報量と提案の力によって、家、商店、施設と、
多くの人たちが利用する空間を、よりよくする縁の下の力持ちでもあります。

「今は僕が社長をやっていますが、この職を引き継げる人材がいれば引き継ぎたい。
そして上から下までの意見までちゃんと取り入れていきたいと思っています。」と、能口社長。

今回の求人職は営業、店舗スタッフと、あらかじめ名前の付いた仕事ですが、
そこから自分の役割を自分の意思に合わせてどう広げていくのかは、
働くみなさん自身にかかっているのではないでしょうか。

(取材・文/榊原充大、撮影・コーディネーター/古市邦人)


この会社の求人情報を、
だれかに教えてあげてね

募集要項

企業名・団体名
株式会社大彌リビング(ダイヤリビング)
募集期間
2015年5月9日(土)〆切
募集業種
①【ショップ部門:Styling Lab】
雑貨及び家具の販売

②【設計外商部門】
家庭用家具・業務用家具の営業
雇用形態
①【ショップ部門:Styling Lab】
アルバイト(正社員登用あり)

②【設計外商部門】
正社員(試用期間3ヶ月)
応募資格
未経験可、経験者優遇
勤務地
①【ショップ部門】
神戸市中央区明石町40番地
大丸神戸店7F Styling Lab

②【設計外商部門】
大阪市浪速区敷津西1−12−1
株式会社大彌リビング 本社

京都市南区吉祥院池ノ内町28
大彌リビング京都営業所
勤務時間
9:00~18:00(うち、75分休憩あり)
給与
・アルバイト時給840円~
・社員145,000円~(年齢・経験によっても異なる)
休日・休暇
週に1日休み+月2回週休・祝祭日・年末年始
待遇
①【ショップ部門:Styling Lab】
交通費支給 (上限あり)

②【設計外商部門】
交通費支給 (上限あり)
皆勤手当有り、社会保険、雇用保険あり
採用予定人数
①【ショップ部門:Styling Lab】
1名

②【設計外商部門】
2名
選考プロセス
1)本サイトからエントリー後、
履歴書・職務経歴書、個人作品を本社までご郵送ください。
※エントリー時、希望部門を忘れずお書き下さい。
大阪市浪速区敷津西1−12−1株式会社大彌リビング宛

2 ) 書類審査後、通過者の皆様にのみご連絡

3 ) お電話にて面談日時を相談の上、決定。

4 ) 一次面談を実施

5 ) 面談の結果を全ての方にお知らせします。
※採用が決定した方は直接電話かメールにて連絡。
※不採用の方は郵送で履歴書を返却させて頂きます。

6 ) 勤務開始
応募者への質問
1】弊社を選んだ理由を教えて下さい。
2】将来の夢を教えてください。
WEBサイト
http://daiya.com
http://scale.jp
メッセージ
扱う商品が家具ですので、体力的に健康な方を募集しております。 インテリアやデザインに興味のある方を募集しております。 いちからしっかりと教育していきますので、未経験者でも大丈夫。 皆さんのご応募おまちしています!

他のおしごともチェック!